人間の脈を利用して充電? 少女のアイデアをもとに米有名大学が研究へ。
2009年10月17日17時15分 / 提供:ナリナリドットコム
いまや生活必需品の1つになった携帯電話。連絡ツールとしてはもちろん、インターネットにテレビ、ゲーム、カメラなど、機能は多様化の一途をたどり、電話の枠を超えた便利アイテムとなっている。それと共に携帯電話を利用する時間は必然的に増えているが、その分、バッテリーの持ちに物足りなさを感じているユーザーは多い。各メーカーも次世代のバッテリー開発や、省電力で動く仕組みの開発に取り組んでいるが、そうした中、米スタンフォード大学は15歳のインド人少女が発案した、“人間の脈”を電源にした充電システムの研究・開発を始めるという。
インド紙エコノミック・タイムズによると、ニューデリーのセント・マークス上級中学校に通う、9年生のサロジニ・マハジャンさん(15歳)は昨年、“人間の脈”で動く腕時計ができないか、とのアイデアを思いついた。クラスでバカにされるのを恐れ、このアイデアはマハジャンさんの心の中にしまわれていたが、あるコンテストの開催で再び思い出したそうだ。
インドでは、インド・イノベーション財団が学生を対象に、毎年新たな発明やアイデアを募る「IGNITE」という大会を開催している。今年は4月15日から9月15日までの間に1,300件を超える応募が寄せられたそうだが、マハジャンさんは今年のこのコンテストに、先生に相談した上でエントリーすることを決めた。
腕時計ではアイデアのインパクトが弱いと判断したのか、マハジャンさんと先生は4か月にわたって構想を広げ、「“人間の脈”を利用して携帯電話を充電する」というアイデアを「IGNITE」に応募。インド紙インディアンエクスプレスの説明では、充電器は手首に巻くバンドタイプで、脈と体熱を電気に変えて充電する仕組みだという。マハジャンさんは「私は、脈を使って携帯電話が充電できるのかなんてわからないけど……」と控えめだが、自由な発想から生まれたアイデアはコンテストに送られた。
そして、10月15日に受賞者の発表が行われ、マハジャンさんのアイデアは見事に敢闘賞を獲得。残念ながら大賞を獲得するには至らなかったが、このアイデアは発展途上国で役立つかもしれないと、思わぬところから注目された。米スタンフォード大学で技術分野の責任者を務めるポール・キム氏が「製品化したい」とインド・イノベーション財団に接触し、10月15日に会談を行ったという。財団側も試作品の開発資金として1,000ドル(約9万円)拠出し、協力を約束した。
この知らせは先生を通じてマハジャンさんにも届き、「私のクレイジーな考えが選ばれた。もし本当なら、ちょっと話が良すぎ」と話しているそう。また、一連の出来事は同級生らに希望を与えているようで、学校関係者は「学校に活気がみなぎっている」と話しているという。
クラスでも成績上位のマハジャンさん。将来は技術者か医者になる夢を持っているそうだが、今回の受賞でさらに視野が広がったようだ。今後のスタンフォード大学による研究・開発とマハジャンさんの将来に期待したい。
インド紙エコノミック・タイムズによると、ニューデリーのセント・マークス上級中学校に通う、9年生のサロジニ・マハジャンさん(15歳)は昨年、“人間の脈”で動く腕時計ができないか、とのアイデアを思いついた。クラスでバカにされるのを恐れ、このアイデアはマハジャンさんの心の中にしまわれていたが、あるコンテストの開催で再び思い出したそうだ。
インドでは、インド・イノベーション財団が学生を対象に、毎年新たな発明やアイデアを募る「IGNITE」という大会を開催している。今年は4月15日から9月15日までの間に1,300件を超える応募が寄せられたそうだが、マハジャンさんは今年のこのコンテストに、先生に相談した上でエントリーすることを決めた。
腕時計ではアイデアのインパクトが弱いと判断したのか、マハジャンさんと先生は4か月にわたって構想を広げ、「“人間の脈”を利用して携帯電話を充電する」というアイデアを「IGNITE」に応募。インド紙インディアンエクスプレスの説明では、充電器は手首に巻くバンドタイプで、脈と体熱を電気に変えて充電する仕組みだという。マハジャンさんは「私は、脈を使って携帯電話が充電できるのかなんてわからないけど……」と控えめだが、自由な発想から生まれたアイデアはコンテストに送られた。
そして、10月15日に受賞者の発表が行われ、マハジャンさんのアイデアは見事に敢闘賞を獲得。残念ながら大賞を獲得するには至らなかったが、このアイデアは発展途上国で役立つかもしれないと、思わぬところから注目された。米スタンフォード大学で技術分野の責任者を務めるポール・キム氏が「製品化したい」とインド・イノベーション財団に接触し、10月15日に会談を行ったという。財団側も試作品の開発資金として1,000ドル(約9万円)拠出し、協力を約束した。
この知らせは先生を通じてマハジャンさんにも届き、「私のクレイジーな考えが選ばれた。もし本当なら、ちょっと話が良すぎ」と話しているそう。また、一連の出来事は同級生らに希望を与えているようで、学校関係者は「学校に活気がみなぎっている」と話しているという。
クラスでも成績上位のマハジャンさん。将来は技術者か医者になる夢を持っているそうだが、今回の受賞でさらに視野が広がったようだ。今後のスタンフォード大学による研究・開発とマハジャンさんの将来に期待したい。
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