岡山放送局

2009年10月17日 19時44分更新

倉敷・新見市民が植樹で交流


水を作り出す森の大切さを考えてもらおうと高梁川でつながっている倉敷市と新見市の市民が新見市の大佐山にモミジやブナを植樹して交流を深めました。

「絆の森づくり」と銘打ったこの催しは倉敷市が、市民に水を作り出す森の大切さを考えてもらおうと行ったものです。

倉敷市の水を支える高梁川の上流にある新見市の大佐山には倉敷市と新見市の市民あわせて140人が集まりました。

はじめに倉敷市の杉山一弘農林水産部長が「倉敷市は上流の森林から安定的な水の流れで支えられています」と挨拶しました。

植樹にはモミジやブナそれにコナラなどの広葉樹の苗木およそ700本が用意され、参加した人たちは山の斜面にスコップで穴を掘っては1本1本丁寧に植えていました。

参加した人たちは「大きな立派な木に育ってほしいですね」などと話しながら心地よい汗をかいていました。