岡山放送局

2009年10月17日 19時44分更新

大地震想定 県の防災訓練


大地震を想定した岡山県の防災訓練が17日岡山市で行われ、多くの負傷者が出た場合の対応が確認されました。

訓練は岡山市南区の岡南飛行場で行われ、県や警察、自衛隊などおよそ200人が参加しました。

訓練は県内で震度6弱の地震が発生し家屋の倒壊などで多くの負傷者が出たという想定で行われました。

このうち負傷者を、治療の優先順位に応じて区別する「トリアージ」を行って多くの負傷者を効率的にみていく訓練では、参加した人たちが真剣な表情で取り組んでいました。

この災害時に多くの負傷者を搬送できる自衛隊の大型の救急車は寝た状態の4人の患者を一度に運べるものです。

10月26日から本格的に運行が始まる県の消防防災ヘリコプター、「きび」は上空で止まった状態で隊員がロープで現場に降りて負傷者を救助することができるのが特徴で参加した人たちは熱心に見ていました。