2009/10/17(土) 08:37:53 [民主党]

もしも「不起訴」なら検察の 

20091017007   
鳩山首相元公設秘書を聴取=経緯説明など求める−偽装献金問題・東京地検
 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金問題で、東京地検特捜部が16日までに、会計事務を担当していた元公設第1秘書を任意で事情聴取していたことが、関係者の話で分かった。鳩山氏側から任意提出を受けた会計帳簿の記載内容や、偽装献金の経緯などについて、詳しい説明を求めたとみられる。時事通信Web)10月16日付記事より参照のため抜粋引用/写真は産経新聞記事(切り抜き)10月17日朝刊(1面)より参照のため引用

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客観的検証による「虚偽献金」解明を

 何らかの「政治的なかけ引き」は無いのか、と。一部では、「結局、鳩山氏不起訴」で終わるのではないか、との憶測もあるようだ。これまでに露呈している分だけでも、偽装、不実記載がこれほどの件数、金額に上りながら、もしも、仮そめにも「不起訴」という運びになれば、むしろ、検察の恥になるのではないか。こう思えてならない。もしも、「不起訴」という事態にでもなれば、何度も記して恐縮だが、われわれ国民はガム1個、キャラメル1個を盗んでも逮捕・起訴される。鳩山氏も同じく議員バッチを外せば国民の1人であるはずだ。だが、鳩山氏なら特別なのか。何をしても許されるのか。罪に問わないのか(要旨)、との意識ある国民の不審と疑問はそこで炸裂するかもしれない。

 さて、表題には、「東京地検特捜部が16日までに、会計事務を担当していた元公設第1秘書を任意で事情聴取していたことが、関係者の話で分かった」とある。「元公設第1秘書」といえば、偽装発覚後に鳩山氏から解雇され、行方が判らなくなっていた「あの人」か、と思い浮かぶ読者もおられることと思う。その「あの人」が、事情聴取でどう語ったのか。この点もまた興味深い。やはり、鳩山氏の“釈明”の筋書き通りに、「私が勝手やった」と語ったのか。あるいは、鳩山氏からの何らかの指示のもとで虚偽記載を重ねた様子を語ったのか。また、偽装の目的は何であり、また、原資の実体は何か。果たして、鳩山氏の“釈明”にあったような、原資が“元公設秘書に預けていた個人資産”であり、“個人献金が少ないのを隠すため”に不実記載を重ねたのか、否か。

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時事通信Web)10月16日付記事
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 その真偽を、客観的な実態と事跡の検証をもとに解明されることを、パン1個を盗んでも逮捕・起訴される「国民」の1人として願わずにおれない。くれぐれも、「起訴」か、「不起訴」かの判断には、間違っても、政治的な「かけ引き」や「配慮」が入り込んではならない。こう望む1人である。
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「言論の自由」の終焉近いメディア

 闇法案、事案の「法制化」への動きを露わにし、一方的な独裁体制を敷こうとしているかに映る新政権に対して、一部のメディアでは、選前の「政権交代」大誘導のスタンスから、やや興醒めの新政権に対する批判報道へとスタンスを移しつつあるようだ。ようやくお気づきのように、この先は、メディアにとっても冬の時代に入ることは間違いない。このままで行けば、いずれは、何を書いても、それが民主党政権の意向にそぐわないものであれば、「言いがかりだ」「偏向だ」、と闇法案で合法化する言論統制のもとに潰される。書いた記者や評論家も、今度は自らが「個の圧殺」に遭う。そのような時代を招きかねないのである。

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週刊文春記事(切り抜き)10月22日号(P24−25)より
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 麻生前総理の時代には、「言葉狩り」「個の圧殺」の大報道さえも統制を受けることなく、たとえば、テレビ番組の中で、今や故人となった中川昭一氏に対して、「自殺すればいい」とさえ言い放った言論人であっても誣告(ぶこく)の罪さえ問われなかったのである。そうした状況もまた「状況」として、問われるべき倫理と品位こそあれ、しかし、メディアがようやく気にし始めた「自由」は確かに在った、と謂える傍証に違いない。「麻生さんの時代は何を書いても、統制の対象にならなかった」と。以前の時代をこう“懐かしむ”時代が到来しかねないのである。天に唾したがごときのメディアが、自業自得で、今度は自らが「圧殺」の苦渋を存分に堪能するのも1つかもしれない。

 だが、言論統制の時代の到来を忌避するならば、わずかながらも生息しておられるであろう心ある記者、論者には「今」しかない。ここで奮起いただき、新政権の愚の実態の事実を広く日本国民に周知していただきたい。こう願う1人である。
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■ 主な関連記事:

鳩山氏「増える虚偽記載」の巻 2009/10/08 
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【筆者記】

 読者のみなさまから数々のお励ましのメールをいただき、いつもながら、力をいただく思いがいたし、
感謝は尽きない。いただくメールに関しては、寄せていただく情報を有意義と判断した場合に、情報の内容をエントリーに紹介することはあるが、読者を守る。この筆者の信条の上から、メール自体を披歴することはない。良識のみなさまとともに日本を守る。このことを願いつつ、今日も日々新たにありたい。以上、記事を参照し、雑感ながら小考を報告する。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝します。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有り難く思います。「国思う人は国士であり、若き国士は国の未来の財(たから)である」。少年時代に、国思う議員殿からいただいたこの言葉を、特に、この夏、日の丸を掲げ、日本を守るために毅然と立ち上がった若いみなさまと共有させていただきたい。そして、急逝した国士の志を国思うみなさまとともに毅然と引き継いでまいりたい。一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可 欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝します。


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