2009年08月21日(金)

ウォーターエネルギーシステム (Water Energy System)

テーマ:エコ&エネルギー
Ghost Riponの屋形(やかた)

[これはすごい]

* 水から電流を取り出すことを可能にした新しい発電システム 「ウォーターエネルギーシステム」を
  見に行ってきました - GIGAZINE
* “WES”の発電の仕組み - 株式会社ジェネパックス

トンデモなさが。


見て引っかかる人がいるかと思いきや、我が妻も見事にひっかかりそうだったのでちょっち解説。

「“WES”の発電の仕組み - 株式会社ジェネパックス」のアニメにもう一度注目。


左側であっさりH2Oが[2H+] + [O2-]に別れているけど、実はこの部分、

逆燃料電池 = 電気分解 になっている。

早い話、エネルギーを加えないとこうはならない
で、右側が(なんちゃって)燃料電池(Fuel Cell)になっているのだけど、そもそも燃料電池というのは、
その名の通り燃料(Fuel)=水素(Hydrogen)を「燃やして」エネルギーを得ている。
その結果出来るのが、水(H2O)。別の言い方をすれば、水というのは「灰」なのだ。

もしこれが可能なら、燃え切ったはずの灰を燃やして火力発電することだって可能ということになる。

どう見ても、WESは永久機関(perpetual motion)ですありがとうございました。
いや、永久電池(perpetual cell)というべきか。

転載元:404 Blog Not Found
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51064746.html


関連記事
GENEPAXのホームページ
http://www.genepax.co.jp/
できない、困って→問題解決
http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/2008/06/post_6a8a.html
ジェネパックス  - 似非?発電システム
http://yoisho63.seesaa.net/article/100732019.html





2006年5月に不動産および企業投資を目的とする株式会社フィナンシア・CIを設立し、
代表取締役社長に就任。

社長の経歴みてもわかる通り、資金集めのようですね。
http://www.assetinvestors.co.jp/ir/data/06051603.pdf

技術的には、水を触媒反応で水素と酸素に分解するというが、他にエネルギーは必要としないという。
それだと、触媒反応でもないし・・・ (光なり熱を加えるから触媒反応)
本当に水と電極だけで発電できるなら、発電所が必要なくなります。
エネルギー問題解決です。

資金あつめて最後は、「開発に失敗しました。ごめんなさい。」で、一丁上がりなのでしょう。
水関係は、このような話も非常に多いので騙されないように、見極めたいものですね。
燃える水は、常識が邪魔をするだけで、信憑性は高いと思いますよ。

メモ代わりに載せておきます。

Ghost Riponの屋形(やかた)


そうそう、ここに登場する自動車ですが、もともと電気自動車として販売されている製品で、
ウォーターエネルギーシステムが無くても動きます(笑)



参考資料
Ghost Riponの屋形(やかた)
電気自動車REVA
http://www.takeoka-m.co.jp/reva/reve.html

車名 REVA-CLASSIC
車種 軽自動車
寸法 (長さ)2.63m (幅)1.32m (高さ)1.53m
車両重量  740kg(665kg=バッテリー水を除く)
車両総重量 960kg
乗車定員 4人
性能 
最高速度 80km/h
1充電走行距離 85km(市街地走行Fモードにて)
60km定地走行110km
(タウンカーとして十分満足していただける数値です。)
最小回転半径 3.8m
登坂能力(tan)0.36(20度)
充電電圧はAC100v,200v兼用
満充電時間  100V~8時間  200V~5時間
一次側 15A
REVA CLASSIC:車両本体価格\1,980,000-
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