スエリーの青空

2009-10-14

フカヅメ派

爪を切り過ぎたようだ。走ってるときに気が付いた。

走るとき、足の爪は長いと違和感があるが、短いと今度は爪先の肉が爪に食い込んで痛い。手の爪も同様。うっとおしさや違和感なく、食い込みもせず、それくらいに爪を切れるのはまれだ。

まるで人付き合いみたいだと走りながら思う。長いままでは放っておけないが短いのは痛い。丁度良くにはなかなかできない。

爪切りが苦手。といって誰かに任せもできない。代わりにやってくれようとする人もたまにいる(いるのだ。びっくりするけど、たまにだけど、いる)が、やってもらったって結局私はそのあと自分でやらなきゃ気が済まないだろう。たとえ深爪になろうが自分でやったんだからしょうがない。

まあ、じきに慣れるが。そしてじきに爪は伸び、また切りたくなる、切らなきゃいけなくなる、また切り過ぎる。

2009-10-13

終わる休日

FOSSA MAGNA、かっこいいなぁ。色気むんむん。たまらん。こんな男に会いたい、こんな女になりたい。

ほんとさ、かっこいい女になりたいって気持ちはいつまでも収まらない、なくならない。過食はしなくなったけど、私は私のまんまだ。私はださくてきもくてだらしなくて、かっこよくて気のいい凛々しい人の理想像を捨てられない。


今日は朝のジョギングはなし。

フェリシモからの荷物を受け取り、

風呂に入っていると楽天ショップからワイン詰め合わせが届き

慌ててバスローブ着て受け取り

検品して、再び風呂に入り、

再び布団に寝転がり寝て、起きて、

化粧して着替えて自転車なんばパークスへ。

クヒオ大佐』を見る。よかったぁ。予告で想像していた以上。たまに、はあ?みたいな展開もちゃんと納めてくれるから楽しめた。

始まる前までの時間潰しに屋上で

スペシャルズのシングルベストを聴きながら、

チャールズ・ブコウスキーの『死をポケットに入れて』を読む。ページは後半に差し掛かり、ますます言葉が冴え渡っていく。

帰り道、阪急ストアで食料買い込んで、帰宅して、調理して、

飲むのはもちろんワイン。赤も白も。


MSNメッセンジャーで元彼くんに話しかけられ話したけれども、結局聞いてみたいことや話したいことは何一つ話せず終わる。結局その程度の議題、またはそんな関係なのだと思う。

元彼くん、自分の言葉の通じる相手は今や彼くらいなのだろう…と思うのに、実際話してみるとそうではない、そうではないというか、自分の言葉はほとんど話さずじまい。まあ自己主張ばかりするよりよっぽどそれでいいんだけど。私の友達って、お母さんだけだなぁ。それだけでも恵まれているんだと思うけど。だから、最近また無性に帰りたくなる。今ある幸運を大事にしなきゃって。


で、行き場のない言葉たちがここに形を変えて投稿されているというわけだ。

つまり、行き場をなくすのもそんなに悪いことじゃない、出て行きたいならどうやってか出口を探すのさ。

明日は走ろう。かっこいい女、なりたいなりたい、だけじゃなく、なろうぜ。

2009-09-22

すいとっと? ―すいとっと。博多っこ的な。

そういや今日このドイツワインをケース買いした。なんでドイツワイン。甘い。自分だったら絶対買わないけど。理由:営業さんに捕まったから。うちら二人(母親と私)はノリいいから。外面いいから。顔イイのに弱いから。おかんはサンドイッチマンの片方に似てると言ってたけど。私はテレビないから何となくしかわからん。なんか大人の芸人さんだとしか。つーかスーツに弱いのかな。いやぁ、水都大阪2009、楽しかったよ。立ち寄るだけのつもりがまったり撮ったり飲みまくったり。HAHAHAHAHA------みたいな感じに声上げて笑ってた。笑えてた。楽しかった。ほんとに。おかあさん来てくれてありがとう。

f:id:suely:20090922123543j:image

2009-09-11

じこしょーかい

朝は極力走る。

時間がなければ筋トレだけでも行う。

普段の主食を極力玄米にする。

三食きっちり食べる。

本を読む。音楽を聴く。映画を見る。ただ気の向くままに、できれば今よりもうちょい深みにハマれたら。


いい人間になりたい。今よりマシな人間になりたい。まっとうさと面白さとをバランスよく併せ持った健やかな人間になりたい。

いつも。ずっとずっと昔から。

なのにどうして今の私はこんなんなんすか。

変わったはずだけど、変わってない。

変わったこともあるけど、やっぱりどうしようもない。


ウォークマンと部屋の鍵を一緒にして首からさげている。歩くたびに揺れてチャリチャリと鳴る。

スニーカーの靴底がすり減って穴が空くまではき続ける。毎回買ってしまうのは服と合う合わないを考えるのがあほらしくなるよな原色(今は赤)。

他人と目を合わせるのが苦手。目が合ってしまうと不自然にそらしてしまう。

だから他人の顔を覚えられない。

思いきらないと自分から挨拶もできない。

自己嫌悪は人一倍。でも三歩歩いたり立ち漕ぎしたり風を感じたら忘れる。


どうしようもねえな。こどもっぽいやつ。

でもこんな自分が好きなのね。ほんと、どうしようもないなあ。

と、空を仰いで笑っている。


夜の公園

川上弘美の『夜の公園』を読み終えた。これまでになく現実的な作品。でもやっぱり寄る辺なくて、けれど生命力に溢れてる。

川上弘美の作品が大好きだ。離れたくない。離れられない。離れる必要もない。

作者が私から遠い人でよかった。もし近かったなら私は駆け引きを始めてしまうだろう。この駆け引きというのは実際相手に対してなされるものというより、自分の頭の中で善きことと悪しきことなどが行ったり来たりして徐々にその関係に倦んでしまうようなこと。

勝手に好きになって勝手に倦む。それで相手と自分の尊厳みたいなものを踏みにじってしまう。

好きな人は遠くにいてほしい。私の手や爪や毒牙が届かないところにいて、楽しそうにニコニコキラキラ輝いていてほしい。

私はそれを遠くから阿呆のように口を空けて見てる。それでいい、それがいい。