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大丈夫か…赤松農相、岡田外相親族“批判”

 「強いものがバンと現金持って何でも現地で買えばいいというのは消費者にとっていいことなのか」。赤松広隆農相は17日早朝、視察のために訪れた名古屋市中央卸売市場北部市場(愛知県豊山町)などで、農産物の流通について大手スーパーのイオンなどを例にして産地直送販売に批判的な考えを示した。

 赤松農相は、スーパーによる産直が進んで、中央卸売市場の地位が低下することに懸念を示したが、イオンは岡田克也外相の父が名誉会長で、兄が社長。同じ閣内にいるだけに、発言が話題となりそうだ。

 農相はイオンの産直事業について「うまくいっていない。広がりも出ていない」と指摘。

 農相は「産直もあってもいいけど中央卸売市場法で位置付けられた市場の役割について、もう一度しっかり考えるいい機会だ」と付け加えた。

 同行した河村たかし名古屋市長も「(市場を通さなければ)安いすしは食えるけど、それでは漁師もトラック運転手も大変。商売人あってこその世の中だ」も過度な価格競争を懸念した。

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