定型発達者もつらい…かな?

花風社・浅見淳子のブログ

名誉毀損は高くつく

2009-10-17 00:02:01 | 日記
「想像力の障害」は、きちんと早めに解決しないと、高くつくことがあります。

裏づけも取らずに想像で他人の名誉を毀損すると
200万円くらい取られたりします。
たとえ控訴しても
とりあえず仮執行できる権利も裁判所によって与えられたりします。

完全勝利でした。

ニキさんと浅見が同一人物だということは、裁判所に真っ向から否定されました。
「原告浅見淳子がニキ・リンコと同一人物であるとはとうてい言えない」
(判決文より引用)

執拗にそう主張することは明らかな不法行為であると、裁判所は認定しました。
「違法性を欠く旨の被告の主張は採用の余地がない」
「以上の認定判断を前提とすると、被告は、原告らの名誉を毀損したものとして、不法行為に基づき、本件各書き込みによって原告らに生じた損害を賠償をする義務を負うものと認められる」(判決文より引用)

ただし被告の展開していたブログについては
「被告の意見等が書きつづられたものにすぎないという本件ブログの性格などからすると、その影響力にも限りがあるといわざるをえない」
「もっとも、本件各証拠によっても、本件各書き込みにより、花風社や原告浅見淳子の営業活動、原告浅見昇吾の研究活動や職場における待遇等に具体的な不利益ないし支障が生じたことまではうかがわれない」
と「たいした影響はないのではないか」という判断でした。

被告の主張はことごとく退けられました。
「被告が本件各書き込みにおいて摘示している事実や意見の基礎となる事実が、およそ根拠のないものであることもすでに認定したとおりである」(判決文より)

被告の主張の悪質性も断定されました。
「また、本件各書き込みは、平成18年9月から平成21年3月にわたり、インターネット上において、約80回にわたって書き足されたものであり、同内容の書き込みを何度も繰り返すこともあったのが認められるのであって、公開された範囲の広範さ、期間の長さ及び書き込みの回数や態様といった点からみても悪質なものといわざるを得ない。
 さらに証拠(甲7)及び弁論の全主旨によれば、原告らは、従前被告と面識がなく、被告から一方的に本件各書き込みによる批判等を受けるに至ったものと認められる」(判決文より)

何よりも大事なこと。
私は「ペンネームで活動したい」という著者たちのプライバシーを守り通すことができました。
一日4〜50回の電話を会社にかけてくる横暴な被告の行為から会社を守り通すことができました。
大切な家族を守り通すことができました。

このブログは後日、消すかもしれません。
詳しいご報告はまた、後日。

明日から北海道。
また新たな才能を見つけに行くのです。
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