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ド真ん中じゃ…西武不用意な1球で逆転負け

 【西武4―5ヤクルト】西武が不用意な1球でまたも後味の悪い逆転負けを喫した。3点リードの8回2死三塁。左対左で起用した4番手の三井が青木に四球を与えるとベンチは守護神・小野寺をマウンドに送った。と同時に捕手も銀仁朗から上本に代えた。

 その初球。「デントナをベンチから見ていて、(それまでの打席で)直球を空振りしていたので、外の直球を選択した」と上本。外角を狙った151キロの直球はど真ん中に入って痛恨の同点3ランを被弾した。

 セ・リーグの球場は、パ・リーグのヤフードームや札幌ドームなどと比べて狭いため、本塁打となる確率は高い。しかもデータが少ない交流戦。直前の打者が四球。積極的に打ちに出てくることが多い外国人打者。いくつもの条件を考えれば、初球は変化球やボール球から入る余裕が必要だった。上本が「もう少し初球に配慮すれば良かった」と話せば、小野寺も「もう少し外を狙って投げたけど甘くなった。不用意だったかもしれない」。結果的に延長の末にサヨナラ負け。勝ちパターンで落とした1敗のダメージは計り知れないほど大きい。

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