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【鳩山ぶら下がり】(1)二次補正「なかなか難しい」(7日夜) (2/3ページ)
【臨時国会の提出法案】
−−国会について今日、平野博文官房長官らと協議していたが、方針は固まったか。亀井静香郵政改革・金融相は、借り入れの返済の猶予や、郵政株式の売却凍結といった法案を出したいという意向だが
「はい。臨時国会に関しては、今、官房長官を中心にどのような形にするのかと。そこに、どのような法案というものが必要なのかということも含めて、今日も検討いたしました。ご案内の通り、参議院の研修会が昨日、今日ございましてですね、党の役員体制も整ったわけでございまして、今度は、党と政府との間で、協力をし合いながら、いかにこの次の臨時国会を開いて、うまく運営していくかということを、決めて参りたいと思っております。したがって、党の役員が決まりましたので、これからできるだけ早い時期に、党との間で、しっかりと議論を進めて、また政府の中ではかなり、議論して参りましたから、すりあわせて結論を出して参りたいと。そんな遠くない時期に、結論を出して参りたいと思っていますが、これは今、官房長官が必死にやっていただいているところであります」
−−亀井さんの…
「亀井さんの、亀井金融担当大臣が私のところに来られまして、例のモラトリアムという言い方をすること自体が、いかがなものかという思いはありましたけれども、ご案内の通り、中小企業は大変厳しいという現実のなかで、雇用も、いったん下げ止まりしたかに見えるけれども、さらに悪化する可能性があると。悪くなる可能性があると。したがって、今のうちに、しっかりとした中小企業の対策を打つべきだと。そこに関しては金融庁と、それから経済産業省との間で、今、しっかりとすり合わせをしていると。私なりに十分なものができるのではないか、という担当大臣からの話がありましたから、しっかりお願いしますと、申し上げた程度でございます」
【インド洋の給油問題】
−−インド洋の給油問題について、政府のなかでもさまざまな異なった意見があるようだ。延長という選択肢もあるか。首相は先に「単純延長はない」と言ったが、どういったことを指すのか
「言葉通りに受け取っていただきたいと思っていまして、単純にこの給油活動を延長するということは、考えないということであります。私どもはやはり、この給油をしない代わりに、アフガニスタンで、こういうことをやってあげますよというような考え方で行動したくはないと。そうではなくて、すべてアフガニスタンのために日本がどういう役割を果たすべきか。あるいは、国際社会にもっと、日本がしっかりやってるなと認めてもらえるような、あるいは、ふさわしい活動は何かということを、いろいろと調査をしているところでありまして、そのなかで、最終的に答えを出したいと。したがって、今、単純に時期が来たから延長しますよというような給油の延長は考えていない。こういうことであります」