最終更新: 2009/10/17 01:32

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中川元財務・金融担当相のお別れ会 約4,000人の弔問客が最後のお別れに集まる

10月4日に、自宅で亡くなっているのが見つかった自民党の中川昭一元財務・金融担当相のお別れ会が、16日、地元の北海道・帯広市で開かれ、多くの弔問客が、中川氏との最後のお別れに集まった。
大勢の参列者が訪れた中川氏のお別れ会。
祭壇の脇には、参列者の1人ひとりとあいさつを交わす妻・郁子さんの姿があった。
中川氏の遺影は、白い菊の花に囲まれていた。
16日午前、北海道・帯広市内のホテルでお別れの会が行われ、およそ4,000人の弔問客が中川氏との最後のお別れに集まった。
麻生前首相は、盟友・中川氏の遺影の前で弔辞を読んだ。
麻生前首相は、「昭ちゃん、まさか、あなたの弔辞を13歳も年上のわたしが読むことになろうとは、まったく思ってもいませんでした」、「世界同時不況に財務大臣と金融担当大臣という要職を兼務していただいたこと、また今回の総選挙で、自民党は政権与党の座を失ったこと、それらが、今回の悲劇を生んだ一端などではないかと、大変心苦しく、誠に申し訳なく思っております」と述べた。
56歳という余りにも早すぎる中川氏の逝去。
参列者の中からは、すすり泣く声も聞かれた。
郁子さんは「突然旅立ってしまいましたけれども、本当にきょう、こうやって皆さま方にお別れをすることを本人もまったく考えていなかったのではないかと思っております」と話した。
参列者は、白いカーネーションをささげ、参列者は中川氏の遺影に最後のお別れをした。
中川昭一さんとの最後の別れを待つ人は、会場にあふれているばかりか、外にも延々と行列となっていた。
中川氏の父・一郎氏の時代から昭一氏を知る鈴木宗男氏は「やっぱり、1回、ゆっくりいろんなことを話したかったなということをつぶやいて失礼しました」と語った。

(10/16 18:05 北海道文化放送)


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