福井県の総合ニュースサイト 福井新聞オンライン

サイトマップ


全国の速報

写真ニュース

定置網に世界最大種「オサガメ」 小浜、推定150キロ (10月16日午前8時04分)

写真 生きたまま定置網にかかったオサガメ=15日、小浜市宇久

 絶滅が危惧(きぐ)されている世界最大種のカメ「オサガメ」が15日、福井県小浜市宇久沖の定置網にかかった。生きたまま発見されるのは珍しく、大きさを測定後、放流された。

 オサガメは硬い甲羅がないのが特徴で、甲羅は細かい骨が集まり、滑らかな革のような皮膚で覆われている。主にクラゲを食べ、最大で甲長(甲羅の長さ)2・5メートル、体重1トン近くに成長する。最近では今年6月、若狭町世久見沖の定置網にかかったが、発見時にはすでに死んでいた。

 今回見つかったのは甲長120センチ、甲幅(こうふく)65・7センチ、体重は推定150キロ以上でまだ若い個体らしい。

 同日午前5時半ごろ、宇久沖約2キロほどに仕掛けた定置網に、大型クラゲ(エチゼンクラゲ)と一緒にかかっているのを、浦谷俊晴さん(40)が発見した。漁船内の水槽へ移した後、県立大に連絡。同大に今年できた「ふくい・うみがめサークル」の田畑絵理部長(21)や県海浜自然センターの児玉晃治さん(33)が駆けつけ、陸上で甲羅のほかヒレや頭の長さなどを測った。測定後、日本ウミガメ協議会のタグを前後のヒレに付け、放流した。

 浦谷さんは「ウミガメはこれまでに数回かかったことがあるが、神聖な生き物として酒を飲ませて放流していた」と話した。児玉さんは「県内で生きたオサガメを測定しタグを付け放流したのは初めて。サークルの発足で地域との連携ができ、貴重なデータが取れた」と話し、田畑さんは「オサガメの力はとても強かった。カメの体力が消耗するので、今後は迅速な調査ができるようにしたい」と話していた。

☆ハッピーニュースはコチラ☆


ニュースランキング

ぷりん

福井新聞文化センター 風の森倶楽部


〒910-8552 福井県福井市大和田町56

TEL:0776-57-5111

本ページに掲載の記事・写真などの一切の無断掲載を禁じます。