厚労省が子宮頸がん予防ワクチンを正式承認
厚生労働省は10月16日、グラクソ・スミスクライン(GSK)の子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」を正式承認した。GSKは年内の発売を予定している。
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子宮頸がん発症の主要原因である、発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)の16型と18型の感染を予防するワクチンで、接種対象者は10歳以上の女性。通常3回、上腕の三角筋部に筋肉内接種する。
■関係3学会などが11―14歳の無料化を要望
HPVワクチンの承認を受け、関係3学会や啓発推進4団体が相次いで11―14歳の女性への優先的接種と無料化(公的負担)を求める声明を出した。3学会は、11―14歳で接種を受けることができなかった15―45歳の女性に対しても、何らかの公的支援が望まれるとした。また3学会、4団体共に、子宮頸がん検診の受診率向上を目指す啓発活動の必要性などを訴えた。
3学会は日本産科婦人科学会、日本小児科学会、日本婦人科腫瘍学会。4団体は子宮頸がん征圧をめざす専門家会議、子宮頸がんを考える市民の会、ティール&ホワイトリボンプロジェクト、日本対がん協会。
更新:2009/10/16 22:55 キャリアブレイン
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