2009年10月16日 14時35分更新
児童や生徒が教師の指導に従わず授業が成り立たなくなる、いわゆる「学級崩壊」の状態のクラスがある小中学校は、県内であわせて26校にのぼることがわかりました。
これは岡山県教育委員会が、今月、県内の公立の小中学校を対象に行った調査で明らかになったものです。
それによりますと、公立中学校164校のうち6校で、生徒が教師の指導に従わず勝手な行動をすることで授業が成立しなくなる、いわゆる「学級崩壊」のクラスが報告されたということです。
また公立小学校では427校のうち20校で学級崩壊が報告され、生徒や児童が学習できない状態のクラスが数多くある実態が明らかになりました。
県教育委員会では、「様々な研修を通じて教員の指導力の向上を図りたい。また学級崩壊の兆候を早い段階で発見し、学校や保護者と連携して落ち着いて学習ができる学校づくりを進めていきたい」としています。