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伊勢の赤十字 術後に死亡3300万和解「抗生剤怠る」遺族提訴胃がんの手術後、感染症にかかって死亡した三重県伊勢市の女性(当時46歳)の遺族が、死亡は医師の過失によるとして、同市の山田赤十字病院を相手取り、約7900万円の損害賠償を求めた訴訟の和解が、計3300万円を支払うことで成立したことが14日わかった。裁判は津地裁で争われていたが、病院側が法廷外での和解を提案し、遺族も応じたという。 訴えによると、女性は2003年8月に同病院に入院。男性医師が女性の胃の部分切除手術などを行う際、女性は薬剤アレルギーでショック症状を引き起こす可能性があったため、抗生剤の使用を見送った。その後、女性は感染症にかかり、容体が悪化したことから再手術をして残った胃をすべて摘出。さらに翌日には抗生剤の使用に踏み切ったが、女性は同年10月に感染症による多臓器不全で死亡した。 女性の長女ら遺族3人は、死亡は治療上の過失が原因として提訴。裁判で遺族側は「薬剤アレルギーの既往歴があったとしても、感染症を防ぐため、使用可能な抗生剤を検討すべきだったのに、それを怠った」と主張していた。病院側は「死亡と治療行為に因果関係はない。当初、抗生剤の使用は難しいとした判断に誤りはなかった」などとして争っていた。 同病院は「何も回答できない」としている。 (2009年10月15日 読売新聞)
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