| 大マスコミは民主党政権について「政府と与党の二重権力構造」などと批評しているが、見当外れもいいところ。確かに政権を奪取してから、小沢幹事長は周囲の雑音など気にもしないで突っ走っている。党人事も国会人事も自分の側近で要所を固めてしまった。相手にされない民主党議員や、連立を組む社民党は不満を漏らし、そのたび大新聞は小沢一郎の独裁ぶりを書き立てる。しかし、「小沢独裁」は本当に間違っているのか。国民にとってもマイナスなのか。民主党がやろうとしていることは明治以来100年つづく官僚支配をぶち壊すための「革命」みたいなものだ。それを成功させるには、権力を一身に集中させた圧倒的指導者=小沢剛腕が必要である。 |