大正15年・1926年宮島村役場新築・
1986年昭和61年この建物を移築復元しました。
「再生可能・自然エネルギー」がテーマです。
先人の知恵や文化を伝承し「創る」ことと「残す」ことを同時に捉え
「再生活用」を常に考えています。
建物自体生きているように感じます。
木造瓦葺下見板張り二階建で、丸くこもった二層の
寄棟屋根と正面の扇形ペディメントが特徴的です。
全体に外装も内装も当時の西洋建築の様式的モチーフと
日本の伝統様式を融合した和洋折衷スタイルをとっています。
今年で移築復元23年を迎えました
83年の歴史ですが使い込むほどに味がでます。
この建物で昔ながらの自宅神前結婚式、
自宅出産と貴重な体験をさせていただきました。
もうすこしで銀婚式を迎えます。
現在は「再生可能・自然エネルギー専科」として
自然エネルギー導入自給率100%を楽しみながら目指しています。
風力&太陽光発電による環境防災ハイブリッド独立電源システムや
太陽光熱温水ハイブリッド給湯システム。
木質バイオマス燃料のペレットストーブ岩盤浴蓄熱システム
などを家庭内にシステム構築導入しています。
生かせて頂いてありがとうございます。
大自然の恵みに感謝します。
環境や自然エネルギーも人々の心に意識の種をまく作業が大切です。
歴史的遺産を大切なものとして保存するだけでなく、
現代の生活に役立つものとして再利用、
再活用することが建造物のためにもまた
地域のためにもより良いあり方であると信じます。
この歴史的建築物は1990年、『とやま建築百選』 となりました。
2001年、国指定第16-0062号 『登録有形文化財』 となりました。