岡山放送局

2009年10月15日 19時1分更新

新型ワクチン優先者は81万人


岡山県の石井知事は新型インフルエンザのワクチンについて10月19日に医療従事者から優先的にワクチンの接種を開始し一般の人への接種は来年になるとの見通しを明らかにしました。

石井知事は15日の記者会見で岡山県内で新型インフルエンザのワクチンの接種を優先的に受けられるのはおよそ81万人になるとの見通しを明らかにしました。

このうち最初に接種を受けるのは医療従事者、およそ1万5千人で今月19日から接種が始まり来月中旬からは感染すると重症になりやすい妊婦や心臓病、腎臓病などの人たちにも行われます。

続いて12月中旬には1歳から就学前の幼児と小学校低学年の児童、来年1月上旬からは1歳未満の乳児の保護者などの順となっていて一般の人への接種は来年になるのが確実だということです。

また、ワクチンの接種は県内のおよそ800か所の医療機関で受けられるようになっているということです。
石井知事は「医師会の協力などでワクチンを身近な病院で受けられるようにした。優先順位はあるが国と調整をしながら十分な量のワクチンを確保したい」と話していました。