2009年10月14日 21時40分更新
飲酒運転が社会的な問題となる中、岡山市に本店がある中国銀行の社員が酒を飲んで車を運転したうえ信号待ちをしていたトラックに追突する事故を起こし、逮捕されていたことが分かりました。
中国銀行ではこの社員への処分を行うとともに「社員教育を徹底していく」としています。
逮捕されたのは中国銀行本店の営業支援部の45歳の社員です。
この社員は10月9日の午後10時半ごろ岡山市北区で乗用車を運転していて信号待ちをしていたトラックに追突しました。
社員は足もとがふらついてろれつも回らない状態だったため現場に駆けつけた警察官が、飲酒の検査をしたところ基準を超えるアルコールが検出されたことから酒酔い運転の疑いでその場で逮捕されました。
トラックを運転していた男性にケガはありませんでした。
警察によりますとこの社員は同僚と酒を飲んだあとに車を運転したということです。
飲酒運転による事故があとを絶たず社会的な問題となっている中、社員が飲酒運転で逮捕されたことについて中国銀行総合企画部では「行員がこのような飲酒事故を引き起こしたことはまことに遺憾に思います。銀行内での社員教育を徹底し、再発防止を図っていきたいと考えています」とコメントしています。