2009年10月14日 21時40分更新
切り絵画家で岡山県の観光特使も務めている久保修さんの作品展が14日から岡山市で開かれています。
「紙のジャポニズム」展と題したこの作品展には、切り絵画家で岡山県の観光特使も務める久保さんがことし完成させた、日本の四季や自然などを切り絵で表現したおよそ30点の作品が展示されています。
このうち、「町屋の四季」と題した作品は、ふすま1枚分に相当する和紙の大きな作品で伝統的な町屋に桜や風鈴、いちょう、それに雪を重ね合わせ、日本の四季が色鮮やかに浮かび上がっています。
また、「曼珠沙華」は、久保さんが毎年好んで題材に選んでいるもので、赤と黒の2色を用いて花の鮮やかさとその影の部分のコントラストが際だっています。
会場にはこのほか、瀬戸内海の初秋の風景など岡山をイメージさせる作品もあって訪れた人たちの目を引いていました。
この作品展は岡山市北区の岡山高島屋で今月20日まで開かれています。