(cache) アフガンは給油に強い思い持たず 首相が認識示す - 47NEWS(よんななニュース)
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  • アフガンは給油に強い思い持たず 首相が認識示す

     鳩山由紀夫首相は13日、岡田克也外相のアフガニスタン電撃訪問に関連してインド洋での海上自衛隊給油活動に触れ「アフガンが給油支援に強い思いを持っていないことが確認された」との認識を記者団に示した。

     政府はインド洋での海上自衛隊給油活動からは来年1月の期限切れでいったん撤退する見通し。今後の課題は関係国の説得となる。米国にとっては歓迎できない事態で11月中旬のオバマ大統領初訪日の際、重要議題になるのは確実。「現地の声」を踏まえ、米国とアフガン、周辺各国いずれもが納得できる支援策を打ち出せるのか、残された時間は少ない。

     岡田氏はアフガニスタンのカルザイ大統領に対して、職業訓練など民生分野を軸とした協力強化を表明した。会談後、岡田氏は「アフガン要人の口から給油の話はまったく出なかった」と説明。撤退了承と受け止めた。

     給油を受けているパキスタンの立場は違う。ギラニ首相は単刀直入に給油活動延長を要請。岡田氏はクレシ外相に(1)民主党はこれまで国会で給油に反対(2)継続には立法措置が必要(3)連立与党の社民党が強く反対―と、継続の難しさをこんこんと説明。クレシ氏は黙って聞くだけだった。

      【共同通信】