【大紀元日本8月15日】中国当局の官製メディア中央テレビ(CCTV)の新しいビルの近くで8月15日早朝、チベットの自由を訴える外国人数人が抗議活動を行った。
同日午前5時45分ごろ、CCTVの新しいビルの側で、カナダの5人の学生が「フリーチベット」と書いている幕を巨大の五輪広告看板の上に被せた。
豪州ABCテレビ局が当時の状況を報じた。抗議者らは幕を吊るし上げてから、英語で「FREE TIBET」(フリー チベット)と大声で叫んだ。数分間後、警察が到着、現場を包囲して、立ち入り禁止を命じた。ABCの撮影も阻止され、記者が現場を離れた直後、警察が幕を下ろす作業を始めた。現場には一部の市民が集った。
複数の海外メディアが現場で報道を行った。中国当局の警察も終始撮影していたという。
30分後、5人は警察に連行された。その際、抵抗はなかったという。
この10日間、「自由チベット学生運動」は北京で計5回の抗議を行った。同団体のスポークスマンは8月13日、五輪メーン・スタジアムの前で抗議する8人のチベット支援者が全員国外強制退去され、その8人は米国人7人と日本人1人であると公表した。
(記者・費珊珊、翻訳・編集/叶子)
(08/08/15 21:12)
|