滋賀県米原市の汚水タンクで小川典子さん(28)を殺害したとして、殺人罪に問われた会社員、森田繁成被告(40)の第1回公判前整理手続きが13日、大津地裁(坪井祐子裁判長)で開かれた。
検察側が公判で証明しようとする事実や証拠内容を確認。弁護人は終了後、「犯人性を争う方針は変わらない。(起訴内容は)間接証拠の積み重ねなので、今後、証拠を持ち帰って検討し、反論していきたい」と話し、無罪主張の方針を示した。
起訴状によると、森田被告は6月10日夜から11日未明の間、米原市で小川さんの頭などを鈍器のようなもので殴り、汚水タンクに落として窒息死させたとされる。