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弁護側、全面否認/米原の殺人事件

2009年10月14日

【公判前手続き開始】

 今年6月、米原市伊吹の汚水槽から長浜市の女性会社員(当時28)の遺体が見つかった事件で、殺人罪に問われた同僚の会社員森田繁成被告(40)=米原市坂口=の第1回公判前整理手続きが13日、大津地裁(坪井祐子裁判長)であった。取材に応じた弁護側は「起訴内容を全面否認した」と述べた。

 弁護側によると、検察側の立証方法は間接的な証拠を積み重ねるもので、今後の公判前整理手続きで証拠を一つずつ検討していくという。このため裁判員裁判で審理される公判は来年4月以降に持ち越されそうだという。

 公判前整理手続きは非公開。地裁によると、この日は森田被告のほか、裁判官3人、検察官2人、弁護人2人が出席した。検察側が犯行の経緯などをまとめた書面やその証明に必要な証拠を出し、公判で扱う争点や証拠を絞り込む手続きが始まった。

 次回の手続きは12月11日にある。

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