文書番号: 942995 - 最終更新日: 2009年5月14日 - リビジョン: 2.0 2007 Office Service Pack または 2007 Office 更新プログラムのインストール後、コンピュータの再起動を求めるメッセージが予期せず表示される目次現象2007 Microsoft Office Service Pack または 2007 Office 更新プログラムをインストールした後、コンピュータの再起動を求めるメッセージが予期せず表示されます。 注 : 2007 Office スイート Service Pack 2 のインストール後は、コンピュータを再起動し、新しいファイルが確実に使用できるようにすることを推奨します。 原因この問題は、Service Pack または更新プログラムによって、現在使用されているファイルが変更される必要がある場合に発生することがあります。 そのファイルは、Service Pack または更新プログラムのインストール時に、実行中のプログラムによって使用されています。 Office プログラム以外のプログラムによってファイルが使用されている場合もあります。 これにはオペレーティング システムも含まれます。 この問題は、以下のいずれかまたは複数の状況に該当する場合に発生することがあります。
解決方法Service Pack または更新プログラムをインストールする前に、Service Pack または更新プログラムのインストールの妨げになる可能性がある、実行中のプログラムまたはサービスをすべて終了します。 ここでは、この問題が発生する原因となる可能性のある、いくつかのプログラムおよびサービスを終了する方法について説明します。 ActiveSync を終了する方法ActiveSync を終了するには、Wcescomm.exe プロセスを終了する必要があります。 Wcescomm.exe の終了方法については、この資料の「バックグラウンドで実行されているプログラムのプロセスを終了する方法」を参照してください。注 : ユーザーまたはデバイスが ActiveSync サービスに接続されている場合は、プロセスを終了すると、そのユーザーまたはデバイスの接続は切断されます。 Office プログラムを終了する方法Office プログラムを終了するには、[ファイル] メニューの [終了] をクリックします。 Office プログラムが画面に表示されていない場合は、Alt + Tab キーを押して Office プログラムに切り替えます。 または、タスク バー上の Office プログラムのボタンをクリックします。注 : 何らかの問題で Office プログラムが異常終了した場合、Office プログラムのプロセスがバックグラウンドで実行され続けていることがあります。 Office プログラムのプロセスがバックグラウンドで実行されていると考えられる場合は、プロセスを終了します。 この方法については、この資料の「バックグラウンドで実行されているプログラムのプロセスを終了する方法」を参照してください。 Communicator 2005 または Communicator 2007 を終了する方法Communicator 2005 または Communicator 2007 を終了するには、次の手順を実行して、Communicator からサインアウトし、プログラムを閉じた後、プログラムを終了します。
バックグラウンドで実行されているプログラムのプロセスを終了する方法重要 : プロセスを終了すると、 システムが不安定になる、データが失われるなど、望ましくない結果が発生する可能性があります。 プロセスを終了する場合、プロセスの終了前に状態やその他のデータは保存されません。バックグラウンドで実行されているプログラムのプロセスを終了するには、以下のいずれかの方法を使用します。 方法 1 : タスク マネージャを使用する
方法 2 : Taskkill コマンドを使用する
2007 Office Service Pack または 2007 Office 更新プログラムの展開時にコンピュータが予期せず再起動されないようにする方法Office Service Pack または Office 更新プログラムを展開する管理者は、スクリプトを使用して、Service Pack または更新プログラムのインストールの妨げになる可能性があるプログラムやサービスを終了することができます。マイクロソフトは、この情報をプログラミング言語の使用方法の一例として提供するだけであり、 市場性および特定目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。 この資料は、例示されているプログラミング言語やプロシージャの作成およびデバッグに使用するツールについて理解されているユーザーを対象としています。 Microsoft Support 担当者は、特定のプロシージャの機能についての問い合わせにはお答えできますが、 ユーザー固有の目的に合わせた機能の追加、プロシージャの作成などの内容変更は行っておりません。 スクリプトを使用してプログラムまたはサービスを終了するには、次のようなスクリプトを作成します。
詳細多くの場合、2007 Office Service Pack または 2007 Office 更新プログラムのインストール時にコンピュータを再起動する必要はありません。 ただし、コンピュータの再起動が必要な状況がいくつかあります。
Office Service Pack または Office 更新プログラムをインストールした後、コンピュータを再起動する必要がある場合、再起動に関する情報は、Office Service Pack または Office 更新プログラムと共に提供されるドキュメントに記載されています。 再起動が要求された原因を特定するには、インストール ログ ファイルの内容を確認します。 このファイルは、デフォルトでは作成されません。 インストール ログ ファイルを作成し、この問題の原因となっているプロセスを見つけるには、以下の手順を実行します。
MSI (s) (5C:3C) [16:06:34:629]: Product: Microsoft Office Enterprise 2007. The file C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\OFFICE12\MSO.DLL is being held in use by the following process Name: GROOVE , Id 388. /log コマンド ライン スイッチは、ソフトウェア インストール パッケージ、更新プログラム パッケージ、または修正プログラム パッケージでサポートされています。 これらのパッケージは、Microsoft Self-Extractor を使用して作成される必要があります。 /log スイッチを指定すると、インストール ログ ファイルへの詳細ログ出力が有効になります。Microsoft Self-Extractor でサポートされているコマンド ライン スイッチの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。 912203
(http://support.microsoft.com/kb/912203/
)
Microsoft Self-Extractor を使用して作成されたソフトウェア インストール パッケージ、更新プログラム パッケージ、修正プログラム パッケージでサポートされているコマンド ライン スイッチについて
Outlook 2007 のこの問題の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。 943590
(http://support.microsoft.com/kb/943590/
)
2007 Office スイート Service Pack 1 のインストール後、Outlook 2007 を起動すると、エラー メッセージ "ファイル Outlook.ost は使用中なのでアクセスできません" が表示される
この資料は以下の製品について記述したものです。
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