■夜の神田(東京)
「マンホールの写真集って出てるんですか?」と営業の人に聞かれたので
「う〜ん、もうなんでもあるからなー」と思っていちおうAmazonで調べたら
写真集じゃないけどこんなのがありました。
こんなの。
なんでもありますね、世の中。
ビスケットのオレオみたい。
知らない街は暗く感じる
右も左もよくわからないような生まれて初めて訪れた街は
どことなく暗く感じる気がします。
田舎で、街灯も人も少なければ、そりゃあ暗く感じるのは当たり前かもしれないけど
たとえば同じ都内で、同じ程度の賑わいの街であったとしても
知ってる街と知らない街では、知らない街のほうが暗い。
たぶん心理的なものだと思うんだけど、
同時に、物理的にも瞳孔が閉じ気味で、暗く感じちゃってたり
という作用も働いているんでしょうか。
昼の神田・高架下▼
夜の神田・高架下▼
会社が神田に引っ越してきたばかりの頃は、夜、よく道に迷った。
小さな祠、廃墟チックなビル、五差路、トタンにおおわれた建物、
わざとへんなところを歩いて行こうとするからだけど。
あのとき暗く感じだ神田の街も、いまは、いくぶん明るめ。
あまり迷わなくもなり、すこしつまらなくなってしまった。
取材で遠くへ行ったときの、あの闇が暗くて、寂しい感じの街の夜が懐かしい。
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