棚橋(左)の挑発をかわす中邑=両国国技館
「新日本、蝶野正洋25周年特別興行」(12日、両国国技館)
IWGPヘビー級王者・中邑真輔(29)と次期挑戦者に名乗りを上げた棚橋弘至(32)との新日本11・8両国大会でのV2激突が決定的になった。
アントニオ猪木氏の持つ初代IWGPベルト奪回を掲げる同級王者・中邑がゼロワン・大谷晋二郎を完全KOで返り討ちにし、初防衛に成功した。試合後、棚橋がリングに乱入し「俺は認めねえ!挑戦を受けろ、暫定王者!」と挑発。17日から次期シリーズでの戦列復帰を宣言した。中邑は「狙いはアントニオ猪木ただ1人。俺が望むのは1対1。あの人の言葉を待つ」と、対猪木にこだわりつつ、宿敵の挑戦表明には「(故障が治って)リングに立てるんだったら」と受諾。11・8決戦で火花を散らす。
(2009年10月12日)