初戦で敗退したクルム伊達公子=大阪市靱テニスセンター
「HPジャパン女子オープン第2日」(13日、大阪市靱)
クルム伊達公子(39)=エステティックTBC=は1回戦でクレーバス(米国)と対戦し、フルセットの末に敗れた。第1セット途中に左足股(こ)関節痛を発症、テーピングを巻きながら第2セットを奪ったが、最終セットで力尽きた。森田あゆみ(19)=キヤノン=は、世界ランク6位のウォズニアッキ(デンマーク)にストレートで完敗。地元大阪出身の奈良くるみ(17)=大産大付高=が、WTAツアー初勝利を挙げ2回戦に進んだ。
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過酷な5週連続大会出場の最終戦で、伊達が力尽きた。「勝ちにいく姿勢でプレーしたかったけど、体がついていかなかった」と、疲労があったことを隠さなかった。第1セットで左足股(こ)関節に痛みを発症。足を引きずりながらプレーし2-6で落とした。第2セットは意地で奪い返したが、限界だった。14日のダブルス出場は当日に判断を下す。
(2009年10月14日)