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2009年10月13日(火) 20:00 |
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千足古墳の装飾はく落で専門家が調査
装飾が剥がれ落ちるなどの痛みが見つかった岡山市の千足古墳の石室に保存科学の専門家が調査に入りました。 装飾だけでなく石室全体の劣化も指摘し、今後の保存について考えていく必要があると語りました。
長年、水に浸かっていた千足古墳の石室。 今月5日、調査のため22年ぶりに水抜きをしたところ装飾が剥がれ落ちているのが見つかりました。 剥落の原因を探るため奈良文化財研究所から保存修復科学の専門家が石室内の調査を行いました。 剥落の原因は、長年浸かっていた「水」にある可能性が高いということです。 また、装飾の剥落以外にも石室全体のところどころにひび割れや劣化が見られると指摘します。 このため石室の大掛かりな保存作業が必要と話します。 岡山市では、これから専門家の意見をもとに石室全体の保存についても考えていきたいと話しています。
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