相撲協会 文科省からまたも“指導”
相撲協会がまたも監督官庁から“指導”を受けた。理事会で承認を受けていない08年度事業の監査報告書を文科省に提出した問題で、武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)と報告書を作成した吉野準監事(元警視総監)は13日、文科省から改善通知を受けた。
3枚つづりだった監査報告書は今年2月に承認されたが、その後、武蔵川理事長の要請を受けた吉野監事が「要約版」(1枚)を作成。承認を得ないまま文科省に提出していた。しかも「要約版」では随意契約中心の実態や監事の提言などが省かれており、文科省からは「監事の独立性に疑念を生じさせかねず、誠に遺憾」と指摘された。
通知書に記された「改善点」は(1)報告書を簡略化した理由と経緯を説明せよ(2)監事の増員、常勤監事の設置など監査体制を充実を図れ(3)随意契約が大半を占める契約方法の改善、その対応を報告せよ――の3点。各項目に関し20日までに文書で説明、報告することを求めている。
文科省の担当者は「今回の通知は行政指導の一環だが、口頭だけでなく文書でも通達した」と説明。通知を受けた武蔵川理事長は「報告書は期日までに提出する。(監事の増員を)前向きに検討します。(契約の改善は)でき次第報告する」とコメントし、通知に従う姿勢を示した。
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