動物園からサル脱走、“想定外”の身体能力
名古屋市の東山動物園から13日午前11時ごろ、メスのニホンザル1匹(メス、体長50センチ)が逃げ出した。通用門を抜けて園外の裏山や市街地に出たとみられ、職員ら約50人が捜している。
同動物園では間近で自然な姿のサルを観察できる新しい飼育舎を17日から公開予定。これを前に、10匹を移している最中、高さ約6メートルの登り木から約4メートル離れたコンクリート塀(高さ約4メートル)に飛び移り、逃げた。
夕方には園外の林で発見。至近距離から麻酔銃を撃とうと試みたが、タイミングは訪れずに午後6時、ワナを仕掛けて捕獲をいったん中断した。
サルは野生で知られる大阪・箕面出まれ。推定年齢15歳。人間なら60歳ほどという。関係者によると「水平で4メートルの距離があれば越えられない」とのデータがあったというが、逃げられた。
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