岡山放送局

2009年10月13日 19時14分更新

横溝正史ゆかりの地を歩く


倉敷市の旧真備町に太平洋戦争中、疎開していた推理小説作家、横溝正史の小説の題材となった場所などを歩いて巡るイベントが開かれています。

これは「本陣殺人事件」や「八墓村」などの推理小説で知られる横溝正史ゆかりの地を、多くの人に訪れてもらおうと倉敷市などが企画しました。

イベントでは、小説のモデルとなった場所などを巡るおよそ7キロのコースを、クイズに答えながら歩いてまわります。

このうち、「本陣殺人事件」の舞台となった旧山陽道川辺本陣にはいまは跡地を示す石碑が建てられています。

また、横溝が疎開していた住宅では、60年前のたたずまいがそのまま保存されています。

このほか、真備町ふるさと歴史館では、最近発見された「本陣殺人事件」の草稿が初めて公開されています。
このイベントは来月30日まで開かれ、来月22日には、小説に登場する名探偵、金田一耕助に扮してコースを歩く催しも行われます。