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鶴岡市長選 榎本氏が初当選
任期満了に伴う山形県鶴岡市長選は11日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元市議の林業榎本政規氏(60)=民主・自民・公明推薦=が、ともに無所属新人の元市議、環境NGO代表の草島進一氏(44)=新党日本推薦=と、NPO相談役の芳賀誠氏(67)を破り、初当選した。
榎本氏は、引退する富塚陽一市長(78)の後継者として、旧鶴岡市を含めて市議5期の経験と知名度を生かした組織選挙を展開。保守票を手堅くまとめた上、無党派層にも浸透した。
補助金支出の不透明さなどを指摘し、市政の変革を訴えた草島氏は、新党日本の田中康夫党首の応援も得て善戦。だが、民主、自民の二大政党の支援を受けた榎本氏陣営の分厚い態勢を最後まで突き崩せなかった。芳賀氏は批判票も取り込めず、広がりに欠けた。 投票率は73.85%。当日の有権者数は11万3575人。
◇鶴岡市長選開票結果(選管最終) 当41,515 榎本政規 無新(1) 26,828 草島進一 無新 13,710 芳賀誠 無新
<榎本政規(えのもと・まさき)>60 林業(市議(5)、会社役員)鶴岡市、中大=(民)(自)(公)
2009年10月12日月曜日
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