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メ テレニュース
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更新時間: 2009年10月13日20:03:27
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10%減税は継続審議に 「福祉は?」不安の声も
名古屋市の河村市長が実現を目指す10%減税問題ですが、9月議会でも結論が出ず、先送りとなりました。「金持ち減税だ」と議会は反発。一方「福祉は大丈夫か?」と不安の声も上がるなど、壁はまだ高そうです。
河村市長、11日になぜか愛知県稲沢市のイベントに顔を出した。自らの顔のサンドアート=砂の像に対面するためだった。減税など自らの政策が議会の壁にはばまれ、思わず愚痴が口をついて出た。そして13日、市議会の財政福祉委員会で減税が審議された。議会には市民サービスが低下するのではとの懸念は根強い。減税は高所得者、つまり金持ち優遇で、低所得の庶民は恩恵に預からないなどとの批判が相次ぎ、減税基本条例案はまたも継続審議となった。議会の先送りに、河村市長は「議会は誰を向いてやっているのか」と怒りをあらわにした。減税の実施で医療や福祉が削られるのではないか…。そんな不安は難病患者にも募っている。近藤重郎さんは若い時に結核を患った影響で肺機能の障害を抱え、この20年間、酸素の補給が欠かせない。奥さんと2人で年金暮らし。障害者認定で医療費は現在無料だが、減税で市が助成金を削減すれば、大きな負担として跳ね返ってくる。難病患者の団体は、減税で障害者への医療費助成などが削減されないように陳情書を提出した。近藤さんは減税には賛成だが、あくまで無駄を省くことでやってほしいと話す。サンドアートのイベントを訪れた河村市長。用意された大好きな焼酎のとっくりに「減税」と書いた。庶民の納得がいく減税は果たして出来るのか。11月議会が正念場となる。
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