北朝鮮のミサイル発射報道については、情報収集中でありコメント控える=平野官房長官

2009年 10月 13日 12:22 JST
 
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 [東京 13日 ロイター] 平野博文官房長官は13日朝の記者会見で、北朝鮮のミサイル発射に関する報道について「現時点で情報収集している。分析、解析を今おこなっているので、内容についてのコメントは差し控えたい」としたうえで「国民の生命と安全と財産を守るという観点には全力で努めて行く決意だ」と述べた。

 韓国聯合ニュースは13日、政府筋の話として、北朝鮮がさらに短距離ミサイルを発射する準備を進めている可能性があると伝えた。北朝鮮は12日、5発の短距離ミサイルを発射したとされている。

 海上自衛隊によるインド洋での給油活動の継続法案を、臨時国会で提出する予定はないとの岡田克也外相の発言について官房長官は「現時点で関係閣僚と最終の詰めをしていないので言及は避けたいが、総理並びに外相の発言等々については重いものがあるので、そのことを十分踏まえて最終判断したい」と述べた。

 さらに「農業の再興、さらに民生への支援、そのことが、やはり一番、テロの根幹になっているところの根本的解決につながるのではないかというのが私どもの判断」と付け加えた。

 
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見えない政治的意図

米国や韓国とも歩み寄りの姿勢をにじませていただけに、北朝鮮によるミサイル試射のタイミングに専門家は首をひねっている。  記事の全文 | 特集ページ 

 

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