2009/10/13 16:52
●霜月さん自らサウンドプロデュース。新たな作家陣とのコラボレーションも
――サウンド的にも前作の雰囲気を引き継いだ感じになっているんですか?
霜月さん:『ティンダーリア』の世界観を引き継いだ部分はあるけど、アルバムとしては独立した作品にしたかったので、今回は前作と違い自分でサウンドプロデュースすることにしました。歌い手として新しいこともしたくて、いろいろなバリエーションを出そうと。なるけみちこさんや弘田佳孝さんの曲はリスナーとして聴いていて、この人の曲を歌ってみたいという欲求もありました。岩垂さんやMANYOさんとは長い付き合いなので安心感もあって。その中でも新たな挑戦もさせていただいて、新境地が開けた1枚になりました。
――特に印象的な曲を挙げていただけますか?
霜月さん:2曲目の「消えない欠片」かな。作詞・作曲・編曲を全部自分でやったので。あまり編曲までやる機会はないんですが、折角のアルバムなのでチャレンジしたくて。苦労したけど完成した時には達成感がありましたね。
――レコーディングは順調に進みましたか?
日山さん:ARIA語のコーラスが多くてスタジオに籠もる時間が長かったね。
霜月さん:曲を作っている時から多いなと認識はしていましたが、アレンジが上がった後や現場で増やしたりして。昼から録って気が付くと終電みたいなのを毎日繰り返してました(笑)。その分、聴き応えはあると思います。
●11月23日には2枚のファンタジーボーカルアルバムのコンサートを開催
――11月23日には『ティンダーリア』や『グリオット』の世界を生で再現するファンタジーコンサートがあります。
霜月さん:こういうライブをいつかやりたいと思っていました。ステージ演出なども含めて、これまで愛聴してくださった方も、初めて触れる方にも作品の世界を感じていただきつつ、イメージがより膨らむコンサートにしたいです。
――『グリオット』の今後の展開や野望は? 『ティンダーリア』がドラマCD化された時、霜月さんはアリア役で出演されましたが……。
霜月さん:あのCDでは脚本を書いた日山さんが「これは君がやるべきでしょ! セリフも書いたから」って(笑)。またハマる役があれば……。
日山さん:もしドラマCDやゲームになったら……乞うご期待です(笑)。
霜月さん:『ティンダーリア』のようにいろいろな展開ができたらいいなと思っています。応援して下さる方が多ければ企画も広がっていくので、まずはこのCDを聴いて、『グリオット』の世界を楽しんでください!
『グリオットの眠り姫』
10月14日発売
特装版(ファーストブック同梱)3,990円(税込)
通常版3,150円(税込)
発売:ティームエンタテインメント
●CD発売記念トーク&ミニライブイベント
10月17日(日)アニメイト横浜店
14:00開場 14:30開演
10月24日(土)アニメイト名古屋店
14:00開場 14:30開演
10月25日(日)ゲーマーズなんば店
15:00開場 15:30開演
『Haruka Shimotsuki Original Fantasy Concert 2009-FEL ARY ARIA-』
11月23日(月・祝)東京・日本青年館
17:00開場 17:30開演
全席指定 5,775円(税込)
キョードー東京、チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、イープラスにて好評発売中
問い合わせ:キョードー東京03-3498-9999(10~18時)
>>『グリオットの眠り姫』特設サイト
>>霜月はるか公式サイト
集計期間 : 09/10/06~09/10/12