category: 植草一秀氏
DATE : 2009/07/03 (Fri)
DATE : 2009/07/03 (Fri)
アンチの皆さん、書きたいことがあったらまとめて書いてもらえません?
とりあえず、コメントが多くなりすぎてるので、新しいエントリーを。
アンチのみなさん、もしまだ書きたいことがあればこちらへどうぞ。
書きたくなければ無理に書かないでください。アンチコメントは無いほうが有難いので。
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★どう考えても、証拠から、植草氏は無罪とされるべき
NAME: 熊八
>被害者が犯人を特定しようと手の位置を確認した上で振り向くと、植草先生が立っており、
犯人の左手が見えたそうで、これで、真後ろにいる人が触っているなと「特定」はできたそうですね。
そして、被害者は右回りに振り返った。
そこで、犯人が先ほどいたと思われる場所に植草氏がいたというなら、植草氏が犯人だと言えるでしょう。しかし、このとき植草氏がどこに立っていたかということを、被害者は明確には述べていないようです。
cf.『判決のごまかし 被害者の供述について』
ttp://livealot.exblog.jp/8415340/
これでは、被害者が植草氏を犯人だと決める根拠がありません。単にそうだと思い込んだ可能性が、充分にあります。
>ヤバイという表情をした上で、手を顔の前にあげて失礼という感じで謝っているようなそぶりをした。
それは、被害者にそう見えたというだけであり、実際に謝ったかどうかはわかりません。驚いて思わず吊り革から手を離した動作かもしれません。
酔って半眠りのところ、近くでいきなり「やめてください」と声がしたら、びっくりしてもおかしくないのではないでしょうか。
いずれにせよ、これで植草氏を犯人だと決める根拠にはなりません。
>その後の被害者の抗議に対し、一切の否定行動をとらずに黙ってうなだれていた。
目をつぶり、顔をそらせて、無関係の格好をしていたようですね。
泥酔中であり、まわらない頭でいろんなことを考えていたので、被害者の抗議も聞こえていなかったのかもしれません。仮に何か聞こえていても、自分に向けられているものと思っていなかった(思いたくなかった)、ということもあると思います。
いずれにせよ、これで植草氏を犯人だとする根拠には、まったくなりません。
>(逮捕者が事情を聞いたうえで、植草先生に警察に突き出すけどいいか、
>と聞いた際には、逮捕者に聞こえないような小声で、やってないと否定されたそうですが)
電車の中は相当にうるさいですからね。逮捕者に聞こえなかったとしても、おかしくはないと思います。
小声だったことについては、
1181.植草被告人 私は人から非常によく知られている身で、また前に事件に巻き込まれたということもありましたので、この場では絶対に騒ぎにしたくないと思って、大きな声を出しませんでした。
という事情だったみたいですね。
>痴漢行為から拘束されるまでを至近距離で目撃していた証人がいる。
ところがこのT証人というのが、犯人の顔を注視していたというのに、犯人が眼鏡を掛けていたかどうかを憶えていないと言うなど、非常にあやふやな証言に終始しています。
(車内で植草氏だとわかっていたわけではなく、事件翌日に容疑者が植草一秀だと聞いても、まだピンと来ていないぐらいです。)
T氏による、被害者の抗議の様子の描写も、逮捕者K氏が言うのとは著しく違う。
また、逮捕者が被害者に近づいた後のシーンが、いきなりネクタイをつかんだところ(実際は蒲田到着直前)まで飛んでいます。
これらから、犯人が後退したあと、植草氏が蒲田で降ろされるあたりまで、T氏の観察が断絶していた可能性が考えられます。
背広姿の男性が被害者の真後ろにいて、どうやら背広姿の男性が降ろされたようなので、同じ人物が逮捕されたのだと疑わなかった、と考えられます。
(ただ、眼鏡に関しては、犯人は掛けていなかったのに、降ろされた人は掛けていたので、これはまずいポイントだとT氏は考えて(警察・検察に示唆されて)、眼鏡の有無はわからないと答えた、ということだろうと思います。)
>これでは、普通に考えて無罪のわけがありませんよね?
いえいえ。大いに合理的疑問があり、無罪とされるべきだと思います。
>まさに地動説ですね。
ええ。無罪説が、常識的な「地動説」だと思います。
>そうそう、擁護さん達は、些細な証言の食い違いを持って目撃証言を否定しようとしていますが、
>目の前で起きた痴漢の証言を否定するのは無理ですよ。
いえいえ、ですから、上で見た以外にもT証言には明らかな矛盾点・不審点・疑問点が山のようにあるのです。
こちらをご参照ください。
ttp://livealot.exblog.jp/7967713/
>位置だの距離だの、三ヶ月も前の数分間のできごとを正確に証言できますか?
警察で、T証人の証言に基き、犯人が2歩ほど後退した様子を再現し撮影したのは、事件から2日後の9月15日のことです。
また、逮捕者K氏は公判で、被害者の第一声から約1秒後に見たとき、被害者の右後ろ至近距離のところに植草氏がいて、その後その位置関係は変わっていないと、はっきり明確に述べています。そしてこれは、事件直後に取られた供述調書に沿った供述であると考えられます。
(だからこそ、事件後最初のほうの報道では、「右後ろに密着して」触ったという容疑内容になっていたのでしょう。)
犯人と植草氏の位置に関するT氏とK氏の供述は確固としたものであり、かつ、明確に異なっているのです。
>無実の目撃者なる人が出てきましたが、裁判長から証言内容が被告が認めた事実とすら食い違っており、
>同じ電車に乗っていたことすら疑わしい、と証言を却下されてましたね。
これはきわめて不当な判断でした。
この弁護側証人の証言を否定する具体的根拠が4つ挙げられていましたが、いずれも説明可能なもので、まったく否定根拠になっていません。
それどころか、判決が一番の根拠としている、「騒ぎ」の時点が違うという問題では、具体的に何が起こったことを「騒ぎ」と定義しているのかを明確にしないまま、「騒ぎ」の時点が違うなどと、言語道断の印象操作をやってしまっています。
各自ご確認ください。
ttp://livealot.exblog.jp/6461265/
結局、弁護側証人の証言を否定する具体的根拠が無い以上、この方が証言した植草氏の「アリバイ」が成立し、植草氏は当然に無罪です。
>植草氏は自己を正当化するためにいくらでも嘘をつく強い動機がある。それに対して証人の方には嘘をつく動機はない。むしろ偽証罪に問われるリスクを考えれば、真実を語る動機がある。
その論理で行くならば、弁護側証人が最も真実を語っているということになりませんか? 偽証罪で検察に起訴されるリスクが一番高いのですから。
検察はその優秀な捜査能力で、この方について徹底的に調べ上げたと思いますが、それでも、植草氏とのつながりなどは見つけられませんでした。
判決もまともな否定理由を挙げられませんでした。ですから、この方は真実を述べているということになり、植草氏は無罪とされるべきだったのです。
犯人の左手が見えたそうで、これで、真後ろにいる人が触っているなと「特定」はできたそうですね。
そして、被害者は右回りに振り返った。
そこで、犯人が先ほどいたと思われる場所に植草氏がいたというなら、植草氏が犯人だと言えるでしょう。しかし、このとき植草氏がどこに立っていたかということを、被害者は明確には述べていないようです。
cf.『判決のごまかし 被害者の供述について』
ttp://livealot.exblog.jp/8415340/
これでは、被害者が植草氏を犯人だと決める根拠がありません。単にそうだと思い込んだ可能性が、充分にあります。
>ヤバイという表情をした上で、手を顔の前にあげて失礼という感じで謝っているようなそぶりをした。
それは、被害者にそう見えたというだけであり、実際に謝ったかどうかはわかりません。驚いて思わず吊り革から手を離した動作かもしれません。
酔って半眠りのところ、近くでいきなり「やめてください」と声がしたら、びっくりしてもおかしくないのではないでしょうか。
いずれにせよ、これで植草氏を犯人だと決める根拠にはなりません。
>その後の被害者の抗議に対し、一切の否定行動をとらずに黙ってうなだれていた。
目をつぶり、顔をそらせて、無関係の格好をしていたようですね。
泥酔中であり、まわらない頭でいろんなことを考えていたので、被害者の抗議も聞こえていなかったのかもしれません。仮に何か聞こえていても、自分に向けられているものと思っていなかった(思いたくなかった)、ということもあると思います。
いずれにせよ、これで植草氏を犯人だとする根拠には、まったくなりません。
>(逮捕者が事情を聞いたうえで、植草先生に警察に突き出すけどいいか、
>と聞いた際には、逮捕者に聞こえないような小声で、やってないと否定されたそうですが)
電車の中は相当にうるさいですからね。逮捕者に聞こえなかったとしても、おかしくはないと思います。
小声だったことについては、
1181.植草被告人 私は人から非常によく知られている身で、また前に事件に巻き込まれたということもありましたので、この場では絶対に騒ぎにしたくないと思って、大きな声を出しませんでした。
という事情だったみたいですね。
>痴漢行為から拘束されるまでを至近距離で目撃していた証人がいる。
ところがこのT証人というのが、犯人の顔を注視していたというのに、犯人が眼鏡を掛けていたかどうかを憶えていないと言うなど、非常にあやふやな証言に終始しています。
(車内で植草氏だとわかっていたわけではなく、事件翌日に容疑者が植草一秀だと聞いても、まだピンと来ていないぐらいです。)
T氏による、被害者の抗議の様子の描写も、逮捕者K氏が言うのとは著しく違う。
また、逮捕者が被害者に近づいた後のシーンが、いきなりネクタイをつかんだところ(実際は蒲田到着直前)まで飛んでいます。
これらから、犯人が後退したあと、植草氏が蒲田で降ろされるあたりまで、T氏の観察が断絶していた可能性が考えられます。
背広姿の男性が被害者の真後ろにいて、どうやら背広姿の男性が降ろされたようなので、同じ人物が逮捕されたのだと疑わなかった、と考えられます。
(ただ、眼鏡に関しては、犯人は掛けていなかったのに、降ろされた人は掛けていたので、これはまずいポイントだとT氏は考えて(警察・検察に示唆されて)、眼鏡の有無はわからないと答えた、ということだろうと思います。)
>これでは、普通に考えて無罪のわけがありませんよね?
いえいえ。大いに合理的疑問があり、無罪とされるべきだと思います。
>まさに地動説ですね。
ええ。無罪説が、常識的な「地動説」だと思います。
>そうそう、擁護さん達は、些細な証言の食い違いを持って目撃証言を否定しようとしていますが、
>目の前で起きた痴漢の証言を否定するのは無理ですよ。
いえいえ、ですから、上で見た以外にもT証言には明らかな矛盾点・不審点・疑問点が山のようにあるのです。
こちらをご参照ください。
ttp://livealot.exblog.jp/7967713/
>位置だの距離だの、三ヶ月も前の数分間のできごとを正確に証言できますか?
警察で、T証人の証言に基き、犯人が2歩ほど後退した様子を再現し撮影したのは、事件から2日後の9月15日のことです。
また、逮捕者K氏は公判で、被害者の第一声から約1秒後に見たとき、被害者の右後ろ至近距離のところに植草氏がいて、その後その位置関係は変わっていないと、はっきり明確に述べています。そしてこれは、事件直後に取られた供述調書に沿った供述であると考えられます。
(だからこそ、事件後最初のほうの報道では、「右後ろに密着して」触ったという容疑内容になっていたのでしょう。)
犯人と植草氏の位置に関するT氏とK氏の供述は確固としたものであり、かつ、明確に異なっているのです。
>無実の目撃者なる人が出てきましたが、裁判長から証言内容が被告が認めた事実とすら食い違っており、
>同じ電車に乗っていたことすら疑わしい、と証言を却下されてましたね。
これはきわめて不当な判断でした。
この弁護側証人の証言を否定する具体的根拠が4つ挙げられていましたが、いずれも説明可能なもので、まったく否定根拠になっていません。
それどころか、判決が一番の根拠としている、「騒ぎ」の時点が違うという問題では、具体的に何が起こったことを「騒ぎ」と定義しているのかを明確にしないまま、「騒ぎ」の時点が違うなどと、言語道断の印象操作をやってしまっています。
各自ご確認ください。
ttp://livealot.exblog.jp/6461265/
結局、弁護側証人の証言を否定する具体的根拠が無い以上、この方が証言した植草氏の「アリバイ」が成立し、植草氏は当然に無罪です。
>植草氏は自己を正当化するためにいくらでも嘘をつく強い動機がある。それに対して証人の方には嘘をつく動機はない。むしろ偽証罪に問われるリスクを考えれば、真実を語る動機がある。
その論理で行くならば、弁護側証人が最も真実を語っているということになりませんか? 偽証罪で検察に起訴されるリスクが一番高いのですから。
検察はその優秀な捜査能力で、この方について徹底的に調べ上げたと思いますが、それでも、植草氏とのつながりなどは見つけられませんでした。
判決もまともな否定理由を挙げられませんでした。ですから、この方は真実を述べているということになり、植草氏は無罪とされるべきだったのです。
★無題
NAME: 法律家
mojoさん、
植草氏の著書における主張が、検察側の証人の証言よりもより正確な記憶に基づくとのご意見についてですが、そんな馬鹿げた主張は、どんな裁判所も受け付けませんよ。
植草氏は自己を正当化するためにいくらでも嘘をつく強い動機がある。それに対して証人の方には嘘をつく動機はない。むしろ偽証罪に問われるリスクを考えれば、真実を語る動機がある。
そんなの子供でも分かる道理です。
あなたは、植草氏は無実だという前提から出発していろんなことを議論するから、いつも結論も「だから植草氏は無実だ」となるのです。でも、それは論理ではないですよね。前提が間違っているかも知れないと一瞬でも考えてみたらどうですか?
植草氏の著書における主張が、検察側の証人の証言よりもより正確な記憶に基づくとのご意見についてですが、そんな馬鹿げた主張は、どんな裁判所も受け付けませんよ。
植草氏は自己を正当化するためにいくらでも嘘をつく強い動機がある。それに対して証人の方には嘘をつく動機はない。むしろ偽証罪に問われるリスクを考えれば、真実を語る動機がある。
そんなの子供でも分かる道理です。
あなたは、植草氏は無実だという前提から出発していろんなことを議論するから、いつも結論も「だから植草氏は無実だ」となるのです。でも、それは論理ではないですよね。前提が間違っているかも知れないと一瞬でも考えてみたらどうですか?
★事実はこうです
NAME: 真実
1998年より三度の痴漢を繰り返し、三度も逮捕された植草教授!
今回の痴漢事件は、以下の根拠で有罪となっています。
被害者が犯人を特定しようと手の位置を確認した上で振り向くと、植草先生が立っており、
ヤバイという表情をした上で、手を顔の前にあげて失礼という感じで謝っているようなそぶりをした。
その後の被害者の抗議に対し、一切の否定行動をとらずに黙ってうなだれていた。
(逮捕者が事情を聞いたうえで、植草先生に警察に突き出すけどいいか、
と聞いた際には、逮捕者に聞こえないような小声で、やってないと否定されたそうですが)
痴漢行為から拘束されるまでを至近距離で目撃していた証人がいる。
これでは、普通に考えて無罪のわけがありませんよね?
まさに地動説ですね。
そうそう、擁護さん達は、些細な証言の食い違いを持って目撃証言を否定しようとしていますが、
目の前で起きた痴漢の証言を否定するのは無理ですよ。
位置だの距離だの、三ヶ月も前の数分間のできごとを正確に証言できますか?
無実の目撃者なる人が出てきましたが、裁判長から証言内容が被告が認めた事実とすら食い違っており、
同じ電車に乗っていたことすら疑わしい、と証言を却下されてましたね。
国を憂えると支持者達が讃える植草先生ですが、最近は、ご自身のブログの人気ランキングに
ご執心です。何を根拠かわかりませんが、自分のブログはランキングで一位になるはずだったそうです。
(何かお金で手をまわしたんですかね?)
それが、一位になるどころかランキングが下がっているのは陰謀だと、自分のブログで
主張してしまいました!
なんか・・・末期状態のカルト宗教の教祖様みたいですね(笑)
今回の痴漢事件は、以下の根拠で有罪となっています。
被害者が犯人を特定しようと手の位置を確認した上で振り向くと、植草先生が立っており、
ヤバイという表情をした上で、手を顔の前にあげて失礼という感じで謝っているようなそぶりをした。
その後の被害者の抗議に対し、一切の否定行動をとらずに黙ってうなだれていた。
(逮捕者が事情を聞いたうえで、植草先生に警察に突き出すけどいいか、
と聞いた際には、逮捕者に聞こえないような小声で、やってないと否定されたそうですが)
痴漢行為から拘束されるまでを至近距離で目撃していた証人がいる。
これでは、普通に考えて無罪のわけがありませんよね?
まさに地動説ですね。
そうそう、擁護さん達は、些細な証言の食い違いを持って目撃証言を否定しようとしていますが、
目の前で起きた痴漢の証言を否定するのは無理ですよ。
位置だの距離だの、三ヶ月も前の数分間のできごとを正確に証言できますか?
無実の目撃者なる人が出てきましたが、裁判長から証言内容が被告が認めた事実とすら食い違っており、
同じ電車に乗っていたことすら疑わしい、と証言を却下されてましたね。
国を憂えると支持者達が讃える植草先生ですが、最近は、ご自身のブログの人気ランキングに
ご執心です。何を根拠かわかりませんが、自分のブログはランキングで一位になるはずだったそうです。
(何かお金で手をまわしたんですかね?)
それが、一位になるどころかランキングが下がっているのは陰謀だと、自分のブログで
主張してしまいました!
なんか・・・末期状態のカルト宗教の教祖様みたいですね(笑)
★全ては、後ろに行った犯人を、右に近づける、検察の努力
NAME: 熊八
mojoさん、こんにちは。
まず細かいことですが、「拘留」(これは刑罰)ではなく「勾留」が正しい。「拘置」と慣用的に書かれることもあります。
>それで言えば、植草さんが拘置所に入っていた時の記憶のほうが、より『正確』だということになります。
植草氏は事件当時、泥酔していたので、必ずしもそうだとは言えません。
>この「植草さんの位置」を否定できる要素は無く、
というよりも、実は逮捕者K氏の供述により、植草氏の主張する植草氏の位置は、裏づけられているんですね。mojoさんも後のほうでお書きのように。
>単に「被害者とT氏の言う犯人」というのが『真後ろ』ということ。さらに、本来ならその人物と植草さんが「同一人物」だと立証できてはじめて「被告が犯人である」と言えるのですが、その立証に検察は失敗しています。
正確に言えば、犯人は植草氏だとできる唯一の証拠であるT氏の証言が、矛盾点・不審点・疑問点だらけなので信用できず、検察は立証に失敗している。ということですね。
>「真後ろの犯人を見た」とする、被害者の証言も
そんな証言がありましたか?
被害者は真後ろにいた時の犯人の姿を見ておらず、犯人の左手を見たと言っているだけだと思いますが。
振り返ったときに中年男性(植草氏)がどこに立っていたかについて、被害者の供述では曖昧にされていたと思います。
cf.『判決のごまかし 被害者の供述について』
ttp://livealot.exblog.jp/8415340/
>むしろ検察が「植草さんの主張」に、すり寄っているというのが実情です。
被害者の真後ろから後退した犯人を、被害者の右横にいた植草氏に近づけるために、検察はT氏の供述を苦心したのですね。後退したのが少しであったとか、抗議の際に被害者・犯人が移動をしただとか。(しかし逮捕者K氏の供述と矛盾)
>確か、T氏は「犯人は2・3歩後退した」のところで、十分なスペースがあり、さらに「反対のドアを向いた」と証言しています。
「1~2歩」だったと思います。
ttp://uekusajiken.ganriki.net/sokki/122006_01.html の 1238.から。
もっとも、T氏は具体的な歩数は言っておらず、弁護人のほうから「1~2歩」と言っています。
「2~3歩」というのは、被害者の供述のようです。弁護人の最終弁論の中に、「被害者は、被告人が2~3歩ないし1~2歩下がって右を向いたという供述をしていますが」とあります。
ttp://uekusajiken.ganriki.net/sokki/082107.html
>ところが、逮捕したK氏は「そんなに身動きできるほど、すいていなかった」と言っています。
これについては、自分は誤認逮捕したのではないと強調したいがために言っている、あるいは、それこそ、「犯人の後退」を弱点と考える検察が、そんなに後退できるような状況ではなかったと言うために、K氏に言わせている、ということも考えられます。
>この「混み具合」も、どちらかというと「T氏の証言」には、疑問があります。・・・だって、2・3歩下がったうえに、さらに空間があったと言うのですから。
上に述べたように、T氏の公判供述は「1~2歩」です。
下がって「さらに空間があった」というのは、どの供述でしょうか? T氏は、犯人が後退する前の状況として、
222.検察官 そのおじさんの後ろ、後方はどんな感じでしたか。
223.T証人 1人、2人、立てるぐらいのスペースはあいていました。
とは言っていますが。
結局のところ、事件当時の現場の混み具合については、誰の描写が正しいのかはわかりません。あくまで主観的なものであり、それぞれの事情で述べていると考えられるからです。
>犯人の移動を「真後ろ」→「右後方に、少しだけ」と変えています。
上でも述べたように、後ろに下がった犯人を、右横の植草氏に近づける必要が検察にはあった。それで、抗議の際の被害者・犯人の移動なんて話を作ったのですが、それでも不安と見て、公判後に、犯人の後退そのものを小さくしたのですね。
>つり革の“失言”
前にも言いましたが、これは失言ではなかったと思います。
丁寧な質問に対して繰り返し述べていますし、予定外の発言なら検察が聞き直すはずです。
そのつり革を持っていたと言う新証人が現れないとも限らないので、つり革については真の証言をしていたと思います。
つり革は正しく、「T氏の立っていた位置」がおかしいのだと思います。
>つまり、検察が「目撃者」として女性の後ろに犯人が立っていたというのが事実だとしたら、結果的に逮捕された植草さんのいた場所を「意識する」必要は無いハズです。・・・植草さんが触っていたのでしょう?
ですから、T氏の言う「犯人の位置」とは矛盾する「植草氏の立ち位置」を知っているK氏という爆弾を、検察は常に抱えていたのです。
なので、真後ろに行った人を、できるだけ右に近づける必要があったのです。
>それなら、植草さんがウソを言っているということになり、むしろ「犯人とは向きが違う」という主張を否定できないというのは、どういうことでしょう?
検察とすれば、植草がウソを言っている、で否定できたと思っているのでしょう。
判決でもそういう扱いです。
>逮捕したK氏の証言も、植草さんの位置を裏付けているからこそ、検察が目撃者に「右後方」と変えさせざるを得なくなったのです。
その通りですね。
しかし、この変更は、相手方の反対尋問も経ない勝手な変更なので、採用できません。裁判所も採用していませんね。
まず細かいことですが、「拘留」(これは刑罰)ではなく「勾留」が正しい。「拘置」と慣用的に書かれることもあります。
>それで言えば、植草さんが拘置所に入っていた時の記憶のほうが、より『正確』だということになります。
植草氏は事件当時、泥酔していたので、必ずしもそうだとは言えません。
>この「植草さんの位置」を否定できる要素は無く、
というよりも、実は逮捕者K氏の供述により、植草氏の主張する植草氏の位置は、裏づけられているんですね。mojoさんも後のほうでお書きのように。
>単に「被害者とT氏の言う犯人」というのが『真後ろ』ということ。さらに、本来ならその人物と植草さんが「同一人物」だと立証できてはじめて「被告が犯人である」と言えるのですが、その立証に検察は失敗しています。
正確に言えば、犯人は植草氏だとできる唯一の証拠であるT氏の証言が、矛盾点・不審点・疑問点だらけなので信用できず、検察は立証に失敗している。ということですね。
>「真後ろの犯人を見た」とする、被害者の証言も
そんな証言がありましたか?
被害者は真後ろにいた時の犯人の姿を見ておらず、犯人の左手を見たと言っているだけだと思いますが。
振り返ったときに中年男性(植草氏)がどこに立っていたかについて、被害者の供述では曖昧にされていたと思います。
cf.『判決のごまかし 被害者の供述について』
ttp://livealot.exblog.jp/8415340/
>むしろ検察が「植草さんの主張」に、すり寄っているというのが実情です。
被害者の真後ろから後退した犯人を、被害者の右横にいた植草氏に近づけるために、検察はT氏の供述を苦心したのですね。後退したのが少しであったとか、抗議の際に被害者・犯人が移動をしただとか。(しかし逮捕者K氏の供述と矛盾)
>確か、T氏は「犯人は2・3歩後退した」のところで、十分なスペースがあり、さらに「反対のドアを向いた」と証言しています。
「1~2歩」だったと思います。
ttp://uekusajiken.ganriki.net/sokki/122006_01.html の 1238.から。
もっとも、T氏は具体的な歩数は言っておらず、弁護人のほうから「1~2歩」と言っています。
「2~3歩」というのは、被害者の供述のようです。弁護人の最終弁論の中に、「被害者は、被告人が2~3歩ないし1~2歩下がって右を向いたという供述をしていますが」とあります。
ttp://uekusajiken.ganriki.net/sokki/082107.html
>ところが、逮捕したK氏は「そんなに身動きできるほど、すいていなかった」と言っています。
これについては、自分は誤認逮捕したのではないと強調したいがために言っている、あるいは、それこそ、「犯人の後退」を弱点と考える検察が、そんなに後退できるような状況ではなかったと言うために、K氏に言わせている、ということも考えられます。
>この「混み具合」も、どちらかというと「T氏の証言」には、疑問があります。・・・だって、2・3歩下がったうえに、さらに空間があったと言うのですから。
上に述べたように、T氏の公判供述は「1~2歩」です。
下がって「さらに空間があった」というのは、どの供述でしょうか? T氏は、犯人が後退する前の状況として、
222.検察官 そのおじさんの後ろ、後方はどんな感じでしたか。
223.T証人 1人、2人、立てるぐらいのスペースはあいていました。
とは言っていますが。
結局のところ、事件当時の現場の混み具合については、誰の描写が正しいのかはわかりません。あくまで主観的なものであり、それぞれの事情で述べていると考えられるからです。
>犯人の移動を「真後ろ」→「右後方に、少しだけ」と変えています。
上でも述べたように、後ろに下がった犯人を、右横の植草氏に近づける必要が検察にはあった。それで、抗議の際の被害者・犯人の移動なんて話を作ったのですが、それでも不安と見て、公判後に、犯人の後退そのものを小さくしたのですね。
>つり革の“失言”
前にも言いましたが、これは失言ではなかったと思います。
丁寧な質問に対して繰り返し述べていますし、予定外の発言なら検察が聞き直すはずです。
そのつり革を持っていたと言う新証人が現れないとも限らないので、つり革については真の証言をしていたと思います。
つり革は正しく、「T氏の立っていた位置」がおかしいのだと思います。
>つまり、検察が「目撃者」として女性の後ろに犯人が立っていたというのが事実だとしたら、結果的に逮捕された植草さんのいた場所を「意識する」必要は無いハズです。・・・植草さんが触っていたのでしょう?
ですから、T氏の言う「犯人の位置」とは矛盾する「植草氏の立ち位置」を知っているK氏という爆弾を、検察は常に抱えていたのです。
なので、真後ろに行った人を、できるだけ右に近づける必要があったのです。
>それなら、植草さんがウソを言っているということになり、むしろ「犯人とは向きが違う」という主張を否定できないというのは、どういうことでしょう?
検察とすれば、植草がウソを言っている、で否定できたと思っているのでしょう。
判決でもそういう扱いです。
>逮捕したK氏の証言も、植草さんの位置を裏付けているからこそ、検察が目撃者に「右後方」と変えさせざるを得なくなったのです。
その通りですね。
しかし、この変更は、相手方の反対尋問も経ない勝手な変更なので、採用できません。裁判所も採用していませんね。
★検察の敗北
NAME: mojo
確か「知られざる真実」の原稿は、今回の蒲田事件で拘留中に執筆していたと聞きました。すると、植草さんは「検察側の言い分」も、「外部の情報」も(手紙のやり取りの範囲を越えては)得られない状態で『記憶をたよりに』書いていたということになります。
(本当は、供述は事件直後なのに)よくアンチが「T氏は三ヶ月後の記憶だから、矛盾が出てもおかしくない」と言います。
それで言えば、植草さんが拘置所に入っていた時の記憶のほうが、より『正確』だということになります。
では、植草さんが「当時の状況」を、どのように記しているかをご紹介します。
ーーーーーー
電車が発車する時、私は進行方向に対して左側のドアの方向を向いていた。その光景をはっきり覚えている。女性の声を聞いて目を開けた時の光景も覚えている。私が立っていた位置は変わらず、その間移動していない。裁判記録によると犯人は高校生の真後ろに立って密着していたとのことだが、私の立っていた向きは犯人とは90度違うし、私は他人と密着していなかった。私が犯人とされる人物と別人であることは間違いない。
(11月下旬に検察官開示記録が届けられた際「被害者とされる人が本当のことを言っているなら、絶対に人違いであるから、その可能性を徹底的に調べて欲しい」と言い続けたようです。←ここは、要約)
私は、進行方向左側のドアの方向に正対して立ち、女性は私の前方50センチほど離れた所に立っていたと思う。ドアに向かって私の左側には、非常に多くの人が立っていた。取調べの段階では被害者が、犯人の体の向きをどのように供述しているかについてはまったく知らされていなかった。
ーーーーーー
あくまで「位置関係」を中心にご紹介していますが、この中で「人違いの可能性を調べてほしい」とか、検察官は無視していたということなのでしょう。
・進行方向に対して左側のドアの方向を向いていた
・(検察の言う犯人の話を聞いて)私の立っていた向きは犯人とは90度違う
・女性は私の前方50センチほど離れた所に立っていた
・ドアに向かって私の左側には、非常に多くの人が立っていた
今回、裁判が一応最高裁まで終わってみて、この「植草さんの位置」を否定できる要素は無く、単に「被害者とT氏の言う犯人」というのが『真後ろ』ということ。さらに、本来ならその人物と植草さんが「同一人物」だと立証できてはじめて「被告が犯人である」と言えるのですが、その立証に検察は失敗しています。(もっと正確に言えば、「真後ろの犯人を見た」とする、被害者の証言も、人間の体のつくりから考えると、真後ろよりも斜め後方までだったのではないかと思われる。)
むしろ検察が「植草さんの主張」に、すり寄っているというのが実情です。
これは完全に、検察側の主張が間違いであり、実質『検察の敗北』だということです。(「司法改革」が言われる中で、『旧来の悪しき慣習』によって、植草さんが有罪にされた“だけ”ということでしょうか。)
以下、検察の敗北の理由を・・・
確か、T氏は「犯人は2・3歩後退した」のところで、十分なスペースがあり、さらに「反対のドアを向いた」と証言しています。
そして、その数歩後退した後ろに「親子づれ」がいたという証言です。
ところが、逮捕したK氏は「そんなに身動きできるほど、すいていなかった」と言っています。
この「混み具合」も、どちらかというと「T氏の証言」には、疑問があります。・・・だって、2・3歩下がったうえに、さらに空間があったと言うのですから。
そして、やはり『検察側の作為』を疑われても仕方が無いのが『目撃者T氏の、供述変更』です。
犯人の移動を「真後ろ」→「右後方に、少しだけ」と変えています。これが何を意味するかというと、当初は「被告の言い分を無視」して良かったハズが、逮捕者など他の証言や、つり革の“失言”による「位置関係」に矛盾が生まれた。
それを埋めるためには、「結果的に、その位置(植草さんがつり革を持っていた位置)」に変更せざるを得なくなった。
例えば、このT氏が『真実』を語っていたのなら、このようにコロコロと、人の動きなどが変わるものでしょうか?
つまり、検察が「目撃者」として女性の後ろに犯人が立っていたというのが事実だとしたら、結果的に逮捕された植草さんのいた場所を「意識する」必要は無いハズです。・・・植草さんが触っていたのでしょう?
それなら、植草さんがウソを言っているということになり、むしろ「犯人とは向きが違う」という主張を否定できないというのは、どういうことでしょう?
逮捕したK氏の証言も、植草さんの位置を裏付けているからこそ、検察が目撃者に「右後方」と変えさせざるを得なくなったのです。
結局、「悪しき慣習」によって、とりあえず『有罪』は確定しましたが、現在の「世論のムード」では、むしろ検察のほうに不信感が持たれています。
結局、今回の蒲田事件では「起訴して有罪にはなったけど・・・」ということでしょ。しかも、改めて「品川事件」のアラ(警官の偽証)まで改めて世間に知られてしまっているし。
ところで、この「知られざる真実」の出版時期について、当初3月とか春くらいだと言っていたのが、結局8月くらいまで遅れたと記憶しています。
この時、支援者の方が「どうして、さっさと出版しないのだろう?」とおっしゃっていましたが、私なんかは「事件に関しての事実も含まれているから、きっと、『もっと参考にしたい人』たちの事もあると思う」という話になりました。
確か、あの頃ネットのアンチも「早く出版しろよ」と、妙にこだわっていたのが印象的でした(笑)
(本当は、供述は事件直後なのに)よくアンチが「T氏は三ヶ月後の記憶だから、矛盾が出てもおかしくない」と言います。
それで言えば、植草さんが拘置所に入っていた時の記憶のほうが、より『正確』だということになります。
では、植草さんが「当時の状況」を、どのように記しているかをご紹介します。
ーーーーーー
電車が発車する時、私は進行方向に対して左側のドアの方向を向いていた。その光景をはっきり覚えている。女性の声を聞いて目を開けた時の光景も覚えている。私が立っていた位置は変わらず、その間移動していない。裁判記録によると犯人は高校生の真後ろに立って密着していたとのことだが、私の立っていた向きは犯人とは90度違うし、私は他人と密着していなかった。私が犯人とされる人物と別人であることは間違いない。
(11月下旬に検察官開示記録が届けられた際「被害者とされる人が本当のことを言っているなら、絶対に人違いであるから、その可能性を徹底的に調べて欲しい」と言い続けたようです。←ここは、要約)
私は、進行方向左側のドアの方向に正対して立ち、女性は私の前方50センチほど離れた所に立っていたと思う。ドアに向かって私の左側には、非常に多くの人が立っていた。取調べの段階では被害者が、犯人の体の向きをどのように供述しているかについてはまったく知らされていなかった。
ーーーーーー
あくまで「位置関係」を中心にご紹介していますが、この中で「人違いの可能性を調べてほしい」とか、検察官は無視していたということなのでしょう。
・進行方向に対して左側のドアの方向を向いていた
・(検察の言う犯人の話を聞いて)私の立っていた向きは犯人とは90度違う
・女性は私の前方50センチほど離れた所に立っていた
・ドアに向かって私の左側には、非常に多くの人が立っていた
今回、裁判が一応最高裁まで終わってみて、この「植草さんの位置」を否定できる要素は無く、単に「被害者とT氏の言う犯人」というのが『真後ろ』ということ。さらに、本来ならその人物と植草さんが「同一人物」だと立証できてはじめて「被告が犯人である」と言えるのですが、その立証に検察は失敗しています。(もっと正確に言えば、「真後ろの犯人を見た」とする、被害者の証言も、人間の体のつくりから考えると、真後ろよりも斜め後方までだったのではないかと思われる。)
むしろ検察が「植草さんの主張」に、すり寄っているというのが実情です。
これは完全に、検察側の主張が間違いであり、実質『検察の敗北』だということです。(「司法改革」が言われる中で、『旧来の悪しき慣習』によって、植草さんが有罪にされた“だけ”ということでしょうか。)
以下、検察の敗北の理由を・・・
確か、T氏は「犯人は2・3歩後退した」のところで、十分なスペースがあり、さらに「反対のドアを向いた」と証言しています。
そして、その数歩後退した後ろに「親子づれ」がいたという証言です。
ところが、逮捕したK氏は「そんなに身動きできるほど、すいていなかった」と言っています。
この「混み具合」も、どちらかというと「T氏の証言」には、疑問があります。・・・だって、2・3歩下がったうえに、さらに空間があったと言うのですから。
そして、やはり『検察側の作為』を疑われても仕方が無いのが『目撃者T氏の、供述変更』です。
犯人の移動を「真後ろ」→「右後方に、少しだけ」と変えています。これが何を意味するかというと、当初は「被告の言い分を無視」して良かったハズが、逮捕者など他の証言や、つり革の“失言”による「位置関係」に矛盾が生まれた。
それを埋めるためには、「結果的に、その位置(植草さんがつり革を持っていた位置)」に変更せざるを得なくなった。
例えば、このT氏が『真実』を語っていたのなら、このようにコロコロと、人の動きなどが変わるものでしょうか?
つまり、検察が「目撃者」として女性の後ろに犯人が立っていたというのが事実だとしたら、結果的に逮捕された植草さんのいた場所を「意識する」必要は無いハズです。・・・植草さんが触っていたのでしょう?
それなら、植草さんがウソを言っているということになり、むしろ「犯人とは向きが違う」という主張を否定できないというのは、どういうことでしょう?
逮捕したK氏の証言も、植草さんの位置を裏付けているからこそ、検察が目撃者に「右後方」と変えさせざるを得なくなったのです。
結局、「悪しき慣習」によって、とりあえず『有罪』は確定しましたが、現在の「世論のムード」では、むしろ検察のほうに不信感が持たれています。
結局、今回の蒲田事件では「起訴して有罪にはなったけど・・・」ということでしょ。しかも、改めて「品川事件」のアラ(警官の偽証)まで改めて世間に知られてしまっているし。
ところで、この「知られざる真実」の出版時期について、当初3月とか春くらいだと言っていたのが、結局8月くらいまで遅れたと記憶しています。
この時、支援者の方が「どうして、さっさと出版しないのだろう?」とおっしゃっていましたが、私なんかは「事件に関しての事実も含まれているから、きっと、『もっと参考にしたい人』たちの事もあると思う」という話になりました。
確か、あの頃ネットのアンチも「早く出版しろよ」と、妙にこだわっていたのが印象的でした(笑)
★「鳩山献金」が違法なら、学会の「財務」も違法?
NAME: mojo
小ネタですが・・・
東京新聞の記事によると、鳩山さんの「献金の仕方」で、「年末に献金」というのが『疑惑』になるようです。
ttp://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009070902000050.html
<自民党の指摘>
鳩山氏が支部長を努める民主党北海道第9区総支部には、地方議員が毎年12月に献金したことになている。原資は鳩山氏の個人資産だった可能性がある。
<鳩山氏側の説明>
地方議員は総支部の活動資金を確保するため寄付している。総支部は年末に一括清算。北海道のほかの総支部でも地方議員の寄付を徴収している。
この場合、自民党が問題視しているのは『12月に献金』したから、これは自分の資産を回すために「事務処理を一気にやった」と疑っているのでしょう。
ところで、この話で
・活動資金のための寄付
・毎年12月に一括で
これと、そっくりな『資金集め』の話を思い出します。
ーーーーーー
財務
創価学会では年1度(12月)、会員より「広布基金」(通称:財務)という集金活動を行っている。「広布基金」は銀行振込で行われており一口1万円から。寄付を行う会員は「広布部員」と呼ばれ、会員歴1年以上の者であれば応募できる[13]。1977年以前は「財務部員」と呼ばれていた[13]。
(ウィキペディア、創価学会より)
ーーーーーー
この『財務』は、それこそ現与党である『公明党』の「選挙資金になっているのではないか?」という指摘もあるので、創価学会の「年1回の寄付」というのも、鳩山さんが問題なら、「宗教法人のカネ集め」として、何らかの『調査』をする必要が出てきます。
つまり、自民党のPTが、何とか民主党にダメージを与えたい気持ちは分かるけど、まず「わが身を振り返って」みないと、ほとんどが『自爆』につながる
「世論が盛り上がらない」のではなく「マスコミも取り上げづらい」というのが正解でしょうね。
ちなみに、学会では「あくまで自由」と言いながら「財務の口数」によって、“功徳”が異なるという『都市伝説』みたいな話も耳にします。結局は「シアワセは、カネで買える」という教えかな?
東京新聞の記事によると、鳩山さんの「献金の仕方」で、「年末に献金」というのが『疑惑』になるようです。
ttp://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009070902000050.html
<自民党の指摘>
鳩山氏が支部長を努める民主党北海道第9区総支部には、地方議員が毎年12月に献金したことになている。原資は鳩山氏の個人資産だった可能性がある。
<鳩山氏側の説明>
地方議員は総支部の活動資金を確保するため寄付している。総支部は年末に一括清算。北海道のほかの総支部でも地方議員の寄付を徴収している。
この場合、自民党が問題視しているのは『12月に献金』したから、これは自分の資産を回すために「事務処理を一気にやった」と疑っているのでしょう。
ところで、この話で
・活動資金のための寄付
・毎年12月に一括で
これと、そっくりな『資金集め』の話を思い出します。
ーーーーーー
財務
創価学会では年1度(12月)、会員より「広布基金」(通称:財務)という集金活動を行っている。「広布基金」は銀行振込で行われており一口1万円から。寄付を行う会員は「広布部員」と呼ばれ、会員歴1年以上の者であれば応募できる[13]。1977年以前は「財務部員」と呼ばれていた[13]。
(ウィキペディア、創価学会より)
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この『財務』は、それこそ現与党である『公明党』の「選挙資金になっているのではないか?」という指摘もあるので、創価学会の「年1回の寄付」というのも、鳩山さんが問題なら、「宗教法人のカネ集め」として、何らかの『調査』をする必要が出てきます。
つまり、自民党のPTが、何とか民主党にダメージを与えたい気持ちは分かるけど、まず「わが身を振り返って」みないと、ほとんどが『自爆』につながる
「世論が盛り上がらない」のではなく「マスコミも取り上げづらい」というのが正解でしょうね。
ちなみに、学会では「あくまで自由」と言いながら「財務の口数」によって、“功徳”が異なるという『都市伝説』みたいな話も耳にします。結局は「シアワセは、カネで買える」という教えかな?
★「真犯人」とは、「真の犯人」というだけの意味
NAME: 熊八
NumLockさん、こんにちは。
>植草氏と弁護団は「誰かの指図を受けて痴漢をし植草氏に罪を着せた人物(工作人)」の可能性も含めて「真犯人」という言葉を使ったとお考えでしょうか?
はい。「真犯人」は単に「真の犯人」という意味なので、いわゆる工作人も含みます。
植草氏も弁護団も、当然、そういう可能性も含めた意味で、「真犯人」と言っておられたと思います。
>「真犯人」という言葉から私が想像するのは、「誰の指図も受けずに行為に及んだ人物」です。
うーん。それは「真犯人」の意味を狭くとらえすぎなのでないかと思われます。
>何だか言葉のトリックに引っ掛かったような気持ちの悪さを感じています。
何度も申しますように、「真犯人」というのは、本当にやった奴、という意味でしかありませんから、≪誰かの指図で、植草氏を嵌める目的で、女子高生に痴漢をした真犯人≫というのも、普通にあり得ると思います。
>植草氏と弁護団は「誰かの指図を受けて痴漢をし植草氏に罪を着せた人物(工作人)」の可能性も含めて「真犯人」という言葉を使ったとお考えでしょうか?
はい。「真犯人」は単に「真の犯人」という意味なので、いわゆる工作人も含みます。
植草氏も弁護団も、当然、そういう可能性も含めた意味で、「真犯人」と言っておられたと思います。
>「真犯人」という言葉から私が想像するのは、「誰の指図も受けずに行為に及んだ人物」です。
うーん。それは「真犯人」の意味を狭くとらえすぎなのでないかと思われます。
>何だか言葉のトリックに引っ掛かったような気持ちの悪さを感じています。
何度も申しますように、「真犯人」というのは、本当にやった奴、という意味でしかありませんから、≪誰かの指図で、植草氏を嵌める目的で、女子高生に痴漢をした真犯人≫というのも、普通にあり得ると思います。
★>真犯人説と陰謀説とは両立可能
NAME: NumLock
> 「真犯人」を、「誰の指図も受けずに行為に及んだ人物」に限定する必要は無いと思います。
> 誰かの指図を受けて痴漢をし植草氏に罪を着せた人物も、「真犯人」と言ってよいと思います。
確かにそのように考えることは可能かと思います。しかし、どうも落ち着きません。
植草氏と弁護団は「誰かの指図を受けて痴漢をし植草氏に罪を着せた人物(工作人)」の可能性も含めて「真犯人」という言葉を使ったとお考えでしょうか?
「真犯人」という言葉から私が想像するのは、「誰の指図も受けずに行為に及んだ人物」です。
植草氏と弁護団が工作人の可能性も含めてこの言葉を使ったということなら、彼らはいつでも "これまでの真犯人説と陰謀説とは矛盾しない" と主張して陰謀説を展開し始めることができますね。
何だか言葉のトリックに引っ掛かったような気持ちの悪さを感じています。
熊八さんの説明にトリックを感じるということではありませんよ(念のため)。
> 誰かの指図を受けて痴漢をし植草氏に罪を着せた人物も、「真犯人」と言ってよいと思います。
確かにそのように考えることは可能かと思います。しかし、どうも落ち着きません。
植草氏と弁護団は「誰かの指図を受けて痴漢をし植草氏に罪を着せた人物(工作人)」の可能性も含めて「真犯人」という言葉を使ったとお考えでしょうか?
「真犯人」という言葉から私が想像するのは、「誰の指図も受けずに行為に及んだ人物」です。
植草氏と弁護団が工作人の可能性も含めてこの言葉を使ったということなら、彼らはいつでも "これまでの真犯人説と陰謀説とは矛盾しない" と主張して陰謀説を展開し始めることができますね。
何だか言葉のトリックに引っ掛かったような気持ちの悪さを感じています。
熊八さんの説明にトリックを感じるということではありませんよ(念のため)。
★モジョちゃんの意図(再掲)
NAME: 名乗るほどの者では
おいらのコメントにムキになって返答してたモジョモジョちゃんは、単に民主党の宣伝広報のために植草氏を利用しているだけなので、植草氏本人がどうなろうが関係ないし興味もないんです。どちらかといえば選挙前のこの時期にブタバコに放り込まれたほうが都合がいいとか考えてるんじゃないでしょうかね(笑)
しかし、民主党支持者にこう言う人間がいると思うと次回衆議院選では民主党に投票しようと思っていた気持ちも揺らいじゃいますね。だって気持ち悪いですもん。
しかし、民主党支持者にこう言う人間がいると思うと次回衆議院選では民主党に投票しようと思っていた気持ちも揺らいじゃいますね。だって気持ち悪いですもん。
★「検察」という言葉を使わない刑事判決
NAME: 熊八
一審判決(ttp://livealot.exblog.jp/6461265)を見ますと、
> したがって、本件の争点は、被告人が本件犯人であるか否か、すなわち、被告人と犯人との同一性いかんということになる。
と表現されています。
具体的には、被害者・T証人が、被害者の真後ろで犯行をしていた、と言っているその犯人と、植草氏との同一性いかんが、本件の争点ということになります。
以下は小ネタです。
この一審判決には、一言も、「検察」という言葉が使われていないんですね。
最初に知ったときは驚きました。「検察」という言葉を使わずに、刑事裁判の判決が書けるものだろうかと。
刑事裁判が検察vs被告という構造であるということを、判決に接する国民から隠すために、(まるで被害者vs被告という構造であるかのように錯覚させるために、)日常的に「工夫」されていることなのかもしれません。
控訴審判決でも、冒頭のほうで(やむを得ず?)「検察」は2回使われているだけで、あとは有りません。
> したがって、本件の争点は、被告人が本件犯人であるか否か、すなわち、被告人と犯人との同一性いかんということになる。
と表現されています。
具体的には、被害者・T証人が、被害者の真後ろで犯行をしていた、と言っているその犯人と、植草氏との同一性いかんが、本件の争点ということになります。
以下は小ネタです。
この一審判決には、一言も、「検察」という言葉が使われていないんですね。
最初に知ったときは驚きました。「検察」という言葉を使わずに、刑事裁判の判決が書けるものだろうかと。
刑事裁判が検察vs被告という構造であるということを、判決に接する国民から隠すために、(まるで被害者vs被告という構造であるかのように錯覚させるために、)日常的に「工夫」されていることなのかもしれません。
控訴審判決でも、冒頭のほうで(やむを得ず?)「検察」は2回使われているだけで、あとは有りません。
★「真後ろの男」が植草氏かどうかが、まさに争点
NAME: 熊八
これも悪意の印象操作ですが、
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
909 :三頭身 ◆topiKRzDeQ :2009/07/08(水) 20:06:26
何でセンセは選りによって女子高生のすぐ後ろに付いたのかねwwww
ぎゅう詰めではなかったのにw
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
植草氏が女子高生のすぐ後ろに付いていたというのは、「争いの無い事実」ではありません。
植草氏は、女子高生の右側の、少し離れたところで、吊り革を持って立っていたと主張しています。
(この立ち位置は、弁護側目撃証人の証言とも符合します。)
逮捕者K氏は、被害者の第一声の約1秒後に被害者・植草氏の様子を見て、そのとき被害者の右後ろ至近距離のところに植草氏が立っていたと供述しています。
被害者が右回りに振り返る際に、少し右前に移動した結果、右にいた植草氏のすぐ左前に位置することになった、とも考えられます。
(この移動については、植草氏も供述しているところです。)
いずれにせよ、品川から被害者の真後ろに密着していた人が植草氏であるかどうかが、まさにこの事件の争点であるわけですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
909 :三頭身 ◆topiKRzDeQ :2009/07/08(水) 20:06:26
何でセンセは選りによって女子高生のすぐ後ろに付いたのかねwwww
ぎゅう詰めではなかったのにw
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植草氏が女子高生のすぐ後ろに付いていたというのは、「争いの無い事実」ではありません。
植草氏は、女子高生の右側の、少し離れたところで、吊り革を持って立っていたと主張しています。
(この立ち位置は、弁護側目撃証人の証言とも符合します。)
逮捕者K氏は、被害者の第一声の約1秒後に被害者・植草氏の様子を見て、そのとき被害者の右後ろ至近距離のところに植草氏が立っていたと供述しています。
被害者が右回りに振り返る際に、少し右前に移動した結果、右にいた植草氏のすぐ左前に位置することになった、とも考えられます。
(この移動については、植草氏も供述しているところです。)
いずれにせよ、品川から被害者の真後ろに密着していた人が植草氏であるかどうかが、まさにこの事件の争点であるわけですね。
★T氏とK氏の供述が、そもそも合っていない
NAME: 熊八
三頭身さんらアンチさんが「理論的支柱」とされている方が、こんなことをおっしゃっているそうで。
>万が一『私も植草が痴漢してたのを見てました』なんて人が出てきて、TK証言に沿う供述されたら墓穴も墓穴
まだおわかりでないようなので驚きますが、問題なのは、そのT氏とK氏の供述が、そもそも合っていないことなんですね。
何度も申していることですが、
・T氏は、犯人が1~2歩後退したと供述。(事件2日後の再現写真では、犯人が2歩ほど後ろに離れた様子が撮影されている)
・K氏は、被害者の第一声の直後から見ていて、植草氏は被害者の右後ろの「押しのけない限りは人は入れない」距離のところにいて、動いていない、と供述。
また、被害者の抗議の様子について、
・T氏によれば、後退した犯人に対して被害者は詰め寄り、ひとしきり抗議をし、最後には泣き出し、元の位置の方に戻って前を向いた。そこへ犯人が近づいた。
・K氏によれば、被害者のすぐ右後ろに植草氏が立っており、被害者は前方を向いたままで、いちいち右に振り返りながら、ひと言ひと言抗議しており、二人とも移動はしていない。
全然、合っていないのです。
この他、逮捕者が植草氏のネクタイをつかんだタイミングについても、T氏とK氏とではまったく違います。まぁこれについては、T氏の供述から話が大きく飛ばされたためだろうと思いますが。
上記のことは、T氏K氏の証言を見れば明らかです。
T氏の供述
ttp://uekusajiken.ganriki.net/sokki/122006_01.html
K氏の供述
ttp://uekusajiken.ganriki.net/sokki/032807_01.html
ご確認ください。
>万が一『私も植草が痴漢してたのを見てました』なんて人が出てきて、TK証言に沿う供述されたら墓穴も墓穴
まだおわかりでないようなので驚きますが、問題なのは、そのT氏とK氏の供述が、そもそも合っていないことなんですね。
何度も申していることですが、
・T氏は、犯人が1~2歩後退したと供述。(事件2日後の再現写真では、犯人が2歩ほど後ろに離れた様子が撮影されている)
・K氏は、被害者の第一声の直後から見ていて、植草氏は被害者の右後ろの「押しのけない限りは人は入れない」距離のところにいて、動いていない、と供述。
また、被害者の抗議の様子について、
・T氏によれば、後退した犯人に対して被害者は詰め寄り、ひとしきり抗議をし、最後には泣き出し、元の位置の方に戻って前を向いた。そこへ犯人が近づいた。
・K氏によれば、被害者のすぐ右後ろに植草氏が立っており、被害者は前方を向いたままで、いちいち右に振り返りながら、ひと言ひと言抗議しており、二人とも移動はしていない。
全然、合っていないのです。
この他、逮捕者が植草氏のネクタイをつかんだタイミングについても、T氏とK氏とではまったく違います。まぁこれについては、T氏の供述から話が大きく飛ばされたためだろうと思いますが。
上記のことは、T氏K氏の証言を見れば明らかです。
T氏の供述
ttp://uekusajiken.ganriki.net/sokki/122006_01.html
K氏の供述
ttp://uekusajiken.ganriki.net/sokki/032807_01.html
ご確認ください。
★逮捕者の取調べ請求
NAME: 熊八
mojoさん、こんにちは。
昨日の私のコメントは言葉が足りませんでした。すみません。
私も、もちろん、裁判所が検察官の意向を尊重して証拠決定する実情は知っているつもりなのですが、この逮捕者K氏の証人尋問に関しては、裁判所も不必要として排除することはできなかったろうと思うんです。
逮捕者の誰にも話を聞かないというほうが、むしろ不自然でしょう。
少なくとも主たる逮捕者の取調べ請求があれば、いくら何でも却下するわけにいかない、というところがあるんではないでしょうか。
旧弁護団のときは、検察のほうも、「被告人が不利になると通常考えられる『逮捕者』の請求を、弁護側がしてくるわけがない」と踏んでいたのだと思われます。
ところが新弁護団になって、請求してきた。逮捕者は、裁判所も認めざるを得ない。そこで慌てて、検察のほうからも請求をした。そういう事情だったのではないかと思います。
昨日の私のコメントは言葉が足りませんでした。すみません。
私も、もちろん、裁判所が検察官の意向を尊重して証拠決定する実情は知っているつもりなのですが、この逮捕者K氏の証人尋問に関しては、裁判所も不必要として排除することはできなかったろうと思うんです。
逮捕者の誰にも話を聞かないというほうが、むしろ不自然でしょう。
少なくとも主たる逮捕者の取調べ請求があれば、いくら何でも却下するわけにいかない、というところがあるんではないでしょうか。
旧弁護団のときは、検察のほうも、「被告人が不利になると通常考えられる『逮捕者』の請求を、弁護側がしてくるわけがない」と踏んでいたのだと思われます。
ところが新弁護団になって、請求してきた。逮捕者は、裁判所も認めざるを得ない。そこで慌てて、検察のほうからも請求をした。そういう事情だったのではないかと思います。
★「却下連発」も裁判官だけの判断?
NAME: mojo
「9月15日の調書」に関して、直後から「大した問題じゃない」と言う人は、けっこう周囲でも多かった記憶があります(笑)
そういえば、こういう例もあるみたいですね。
ーーーーーーーー
『布川事件』では、警察の<代用監獄>を悪用した長時間にわたる取調べ、さらに脅迫・誘導等による<自白強要>があり、また目撃証人の記憶が曖昧なのをいいことに検察側に有利な<供述調書>を作り上げています。
そして、『佐賀市農協不正融資事件』と同様に「検察にとって不利な証拠」=「無実の証拠」は、全てダンボール箱に入れられて検察庁の倉庫の奥深くにしまい込み、裁判官や弁護人の目には触れないようにしていましたが、図らずも今回の第2次再審請求審で、担当検事がうっかりその隠していた証拠の一部を開示してしまったが為についに問題が露見することとなりました。
ーーーーーーーー
(捜査権限が無いので)弁護士さんは、「針の穴」のようなキッカケから、何とか『無実の証拠』を見つける努力をしているのです。
むしろ、裁判官は「弁護側の声」のほうにこそ、耳を傾けていただきたいと思います。
>裁判官や弁護人の目には触れないようにしていましたが
この事を「実際、ありそう」だと考えるか、検察が「必要な証拠は開示している」と見るかによって、いわゆる『えん罪事件』に対するスタンスは、かなり変わってくると思います。
熊八さん、
>証拠調べを決定するのは裁判所です。請求に対して、(相手方の意見は聴きますが、)必要だと裁判所が考えれば、決定することになります。
これは「法律の文章」でそうなっているということなのでしょうね(笑)
つまり、検察が反対しても『裁判所が判断して決める』ということですね。
たとえば、
(1)
「それボク」で、小日向さんが演じた裁判官が、チラチラっと検察に“お伺い”をたてて、すべて『却下します』と言うシーン。
(2)
私たちが、リアルに見て来た植草さんの裁判でも、控訴審では弁護側が挙げた『疑問点』に対する、田中裁判長のスタンス
(以下、霞っ子さんの傍聴記から抜粋)
ーーーーーーーーー
長くなったので弁護人が主張するまとめだけ書きま〜す
★弁護側目撃証人の供述の信用性も十分
★弁護側の証人の供述も被告人の供述と符合し被告人が犯人でないことを示している
★被告人が犯人なら当然発見されるハズの被害者のスカート由来の繊維が被告人の手指、ネクタイ、背広から発見されていない
★被害者供述に信用性はない
★T証人の供述に信用性はない
て事で無罪を主張。
確かに映像を見せられると矛盾とか見えてきます。
40分に渡りメインである3人の弁護人が交代交代で熱弁し
一審と変わらず被害者の真後ろに真犯人がいたんだ説を出し
特定できなかった繊維鑑定をもっと詳しく調べる再鑑定や
弁護人側の目撃証人の信用性を訴えました。
…が。
全て棄却されました…!!(゜Д゜)
なんだったんだ…この40分は…
一生懸命メモとっちゃったよー
検察側は控訴を棄却するよう求めました。
面倒くさそうな顔してやる気なしの態度です…!!
嘘でもいいからもっとやる気のある顔してくれよー
弁護人、若干放心状態に見えますが…w
何もなかったかのように裁判が閉廷しかけようとしたその時…
「証拠の取調べを請求します」
検察官ちゃんと立つのも面倒なのか両手を机につき中腰で
「請求はいずれも却下とします」
裁判長は左右の裁判官と小声でちょっと相談しました。
「必要性がないという事で却下します」
また却下された〜
(ここで「板橋教諭裁判」の例を出す)
裁判長も気になったのかどこの判例か何条なのかを詳しく聞いていました。
「異議に理由はないとします!」と一蹴する検察官。
裁判長はやっぱり左右の裁判官と少し喋って
「異議の申し立てを棄却します」
検察官は中腰のまま
「そもそも繊維鑑定は不必要であると考えているので…」
とバッサリ★
これも裁判長は
「この点も必要性なしで。他には?」
裁判長…なんか早く切り上げたがってないか…?
ーーーーーーー
この裁判の進め方を見ても、(1)の「それボク」の裁判長のエピソードが決して『オーバー』じゃないと、私なんかは思いました。
昨日のコメントを見る限り、熊八さんは「植草さんの裁判」や「それボク」が、かなり特殊な例であり、それをことさらオーバーに言っているという風にお考えなのでしょうか?
>必要だと裁判所が考えれば、決定することになります。
この『原則』に沿って、実際に公判手続きが進められているのであれば、例えば「足利事件」にしろ、(同じDNA鑑定で、すでに『死刑執行』された、飯塚事件も)わざわざ再審請求が行われることが、そもそも“有り得ない”のではないでしょうか?・・・裁判所が、弁護側の主張と検察の主張を『公平』に見ているのなら。
我が国で『司法改革』が必要とされる一つの要因として、「判検交流」などによって、判事と検事の関係が深いからこそ、裁判官が「検察ベッタリ」になることが問題にされているハズなのに、なんか熊八さんのコメントを読むと「悪いのは裁判所の判断」というニュアンスを感じないでもないですね。
要するに「裁判所が必要と考えれば」だけであれば、例えば傍聴していた霞っ子でさえも、
>確かに映像を見せられると矛盾とか見えてきます。
と感じる内容なのに、裁判長が「必要なし」と判断したのはどう理解すればいいのでしょうか?
「証拠調べを決定するのは裁判所です。」ということが、「文字(たてまえ)」ではそうだとしても、それが「検察の意向」に振り回されているから、『おかしな判決』が出てしまうのではないかという、「えん罪の生まれる原因」の一つだと考える私たちの感覚とは違うモノがあるのでしょうか?
そういえば、こういう例もあるみたいですね。
ーーーーーーーー
『布川事件』では、警察の<代用監獄>を悪用した長時間にわたる取調べ、さらに脅迫・誘導等による<自白強要>があり、また目撃証人の記憶が曖昧なのをいいことに検察側に有利な<供述調書>を作り上げています。
そして、『佐賀市農協不正融資事件』と同様に「検察にとって不利な証拠」=「無実の証拠」は、全てダンボール箱に入れられて検察庁の倉庫の奥深くにしまい込み、裁判官や弁護人の目には触れないようにしていましたが、図らずも今回の第2次再審請求審で、担当検事がうっかりその隠していた証拠の一部を開示してしまったが為についに問題が露見することとなりました。
ーーーーーーーー
(捜査権限が無いので)弁護士さんは、「針の穴」のようなキッカケから、何とか『無実の証拠』を見つける努力をしているのです。
むしろ、裁判官は「弁護側の声」のほうにこそ、耳を傾けていただきたいと思います。
>裁判官や弁護人の目には触れないようにしていましたが
この事を「実際、ありそう」だと考えるか、検察が「必要な証拠は開示している」と見るかによって、いわゆる『えん罪事件』に対するスタンスは、かなり変わってくると思います。
熊八さん、
>証拠調べを決定するのは裁判所です。請求に対して、(相手方の意見は聴きますが、)必要だと裁判所が考えれば、決定することになります。
これは「法律の文章」でそうなっているということなのでしょうね(笑)
つまり、検察が反対しても『裁判所が判断して決める』ということですね。
たとえば、
(1)
「それボク」で、小日向さんが演じた裁判官が、チラチラっと検察に“お伺い”をたてて、すべて『却下します』と言うシーン。
(2)
私たちが、リアルに見て来た植草さんの裁判でも、控訴審では弁護側が挙げた『疑問点』に対する、田中裁判長のスタンス
(以下、霞っ子さんの傍聴記から抜粋)
ーーーーーーーーー
長くなったので弁護人が主張するまとめだけ書きま〜す
★弁護側目撃証人の供述の信用性も十分
★弁護側の証人の供述も被告人の供述と符合し被告人が犯人でないことを示している
★被告人が犯人なら当然発見されるハズの被害者のスカート由来の繊維が被告人の手指、ネクタイ、背広から発見されていない
★被害者供述に信用性はない
★T証人の供述に信用性はない
て事で無罪を主張。
確かに映像を見せられると矛盾とか見えてきます。
40分に渡りメインである3人の弁護人が交代交代で熱弁し
一審と変わらず被害者の真後ろに真犯人がいたんだ説を出し
特定できなかった繊維鑑定をもっと詳しく調べる再鑑定や
弁護人側の目撃証人の信用性を訴えました。
…が。
全て棄却されました…!!(゜Д゜)
なんだったんだ…この40分は…
一生懸命メモとっちゃったよー
検察側は控訴を棄却するよう求めました。
面倒くさそうな顔してやる気なしの態度です…!!
嘘でもいいからもっとやる気のある顔してくれよー
弁護人、若干放心状態に見えますが…w
何もなかったかのように裁判が閉廷しかけようとしたその時…
「証拠の取調べを請求します」
検察官ちゃんと立つのも面倒なのか両手を机につき中腰で
「請求はいずれも却下とします」
裁判長は左右の裁判官と小声でちょっと相談しました。
「必要性がないという事で却下します」
また却下された〜
(ここで「板橋教諭裁判」の例を出す)
裁判長も気になったのかどこの判例か何条なのかを詳しく聞いていました。
「異議に理由はないとします!」と一蹴する検察官。
裁判長はやっぱり左右の裁判官と少し喋って
「異議の申し立てを棄却します」
検察官は中腰のまま
「そもそも繊維鑑定は不必要であると考えているので…」
とバッサリ★
これも裁判長は
「この点も必要性なしで。他には?」
裁判長…なんか早く切り上げたがってないか…?
ーーーーーーー
この裁判の進め方を見ても、(1)の「それボク」の裁判長のエピソードが決して『オーバー』じゃないと、私なんかは思いました。
昨日のコメントを見る限り、熊八さんは「植草さんの裁判」や「それボク」が、かなり特殊な例であり、それをことさらオーバーに言っているという風にお考えなのでしょうか?
>必要だと裁判所が考えれば、決定することになります。
この『原則』に沿って、実際に公判手続きが進められているのであれば、例えば「足利事件」にしろ、(同じDNA鑑定で、すでに『死刑執行』された、飯塚事件も)わざわざ再審請求が行われることが、そもそも“有り得ない”のではないでしょうか?・・・裁判所が、弁護側の主張と検察の主張を『公平』に見ているのなら。
我が国で『司法改革』が必要とされる一つの要因として、「判検交流」などによって、判事と検事の関係が深いからこそ、裁判官が「検察ベッタリ」になることが問題にされているハズなのに、なんか熊八さんのコメントを読むと「悪いのは裁判所の判断」というニュアンスを感じないでもないですね。
要するに「裁判所が必要と考えれば」だけであれば、例えば傍聴していた霞っ子でさえも、
>確かに映像を見せられると矛盾とか見えてきます。
と感じる内容なのに、裁判長が「必要なし」と判断したのはどう理解すればいいのでしょうか?
「証拠調べを決定するのは裁判所です。」ということが、「文字(たてまえ)」ではそうだとしても、それが「検察の意向」に振り回されているから、『おかしな判決』が出てしまうのではないかという、「えん罪の生まれる原因」の一つだと考える私たちの感覚とは違うモノがあるのでしょうか?
★抜けてます
NAME: 熊八
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
862 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2009/07/08(水) 00:19:54
検察の最大のミスは「9月15日」
[07/07 熊八]
証拠から考えて無罪、無実、ということだと思います
[07/07 熊八]
真犯人
[07/05 熊八]
真犯人は後退し、右後ろにいた植草氏が間違えられた、というだけの事件 (再掲)
[07/04 熊八]
真犯人は後退し、右後ろにいた植草氏が間違えられた、というだけの事件
[07/04 熊八]
陰謀だとしても、真犯人一人で充分
[07/03 熊八]
今回の事件も、証拠上、植草氏は無罪
[07/03 熊八]
まさに○○ガイw
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
タフガイ?(笑)
こうして見ると、私もけっこうしつこい性格ですね。
真犯人説と陰謀説とは両立可能
[07/07 熊八]
だけ抜けているようですので、どうせなら入れておいてくださいね。
862 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2009/07/08(水) 00:19:54
検察の最大のミスは「9月15日」
[07/07 熊八]
証拠から考えて無罪、無実、ということだと思います
[07/07 熊八]
真犯人
[07/05 熊八]
真犯人は後退し、右後ろにいた植草氏が間違えられた、というだけの事件 (再掲)
[07/04 熊八]
真犯人は後退し、右後ろにいた植草氏が間違えられた、というだけの事件
[07/04 熊八]
陰謀だとしても、真犯人一人で充分
[07/03 熊八]
今回の事件も、証拠上、植草氏は無罪
[07/03 熊八]
まさに○○ガイw
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
タフガイ?(笑)
こうして見ると、私もけっこうしつこい性格ですね。
真犯人説と陰謀説とは両立可能
[07/07 熊八]
だけ抜けているようですので、どうせなら入れておいてくださいね。
★ご教示願います。
NAME: Bent Brandy
植草先生の本読みました。ブログも見ました。
もちろん、アンチの方の記事も意見も読みました。
しかし、どうしてももやもやして釈然としない
ものが残るのです。
このブログでは、品川の手鏡の事件は言及しても
良いのでしょうか?
自宅でいろいろなものが見つかったとか、デジカメ
写真とかの報道は全くの「作り」なんでしょうか?
もし、そうならこんな事実無根の記事で人生を
台無しにされた植草先生はなぜ怒らないのでしょうか?
この辺の話も言及してもよろしいのでしょうか?
もちろん、アンチの方の記事も意見も読みました。
しかし、どうしてももやもやして釈然としない
ものが残るのです。
このブログでは、品川の手鏡の事件は言及しても
良いのでしょうか?
自宅でいろいろなものが見つかったとか、デジカメ
写真とかの報道は全くの「作り」なんでしょうか?
もし、そうならこんな事実無根の記事で人生を
台無しにされた植草先生はなぜ怒らないのでしょうか?
この辺の話も言及してもよろしいのでしょうか?
[No name] Re:ご教示願います。
何それ?
丁寧に書いた新手のアンチ?(笑)
見つかったポラも何もかも本当に決まってんじゃないですか?
本人否定して無いでしょ?
みっともないから言及しないだけなんじゃない?
丁寧に書いた新手のアンチ?(笑)
見つかったポラも何もかも本当に決まってんじゃないですか?
本人否定して無いでしょ?
みっともないから言及しないだけなんじゃない?
★検察の最大のミスは「9月15日」
NAME: 熊八
検察側のミスは、9月15日に再現報告書を作ってしまったことだと思います。
まず、
>正直、検察の目撃者が『ある失言』をしなければ、多分「逮捕者K氏」を呼ぶという新弁護団の要求には応じなかったでしょう。
これについてですが、検察が応じなくても、逮捕者K氏を法廷に呼ぶことはできたと思います。
証拠調べを決定するのは裁判所です。請求に対して、(相手方の意見は聴きますが、)必要だと裁判所が考えれば、決定することになります。
旧弁護団は、逮捕者を法廷に呼ぶことはプラスよりもマイナスになると考えて、請求していなかったのでしょう。
で、吊り革の件ですが、T氏は証言したとおりの吊り革を持っていたのだろうと思います。
万が一新証人が出て来て、その吊り革は私が持っていた、などと言われては大変ですから。
T氏はその吊り革を持って、自らのメールで書いていたように被害者の「前」あたりに立っていたのだと考えられます。
被害者の左横77センチの<手の届かない>場所にいたと言っているのは、犯人の手、つまり犯行が、見えていたとするためだと思われます。
検察側の最大のミスは、事件から2日後、9月15日にT氏の話に基き、犯人が2歩ほど後退した様子を再現して写真に撮り、書類にしてしまったことです。
このおかげで、<被害者が犯人に詰め寄って抗議をし、それから元の位置に戻った。そこへ犯人が近づいた>という話を作らざるを得なくなったのです。
というのは、逮捕者K氏の話によれば、植草氏は被害者の右後ろ至近距離のところにいたからです。後退した犯人を引き戻さなくてはならなくなった。
第2回公判終了時点では、再現写真も隠せたし、これでうまくごまかせたと、検察は思っていたのでしょう。
それでも後で少し不安になってか、犯人の後退を「右後ろに少し」と変更しましたね。(これはさすがに、反対尋問も経ていないので、裁判所も採用していませんが。)
予想外の事態は、弁護団の交替でした。
新弁護団は徹底的な証拠調べを求め、K氏を法廷に引っ張り出しました。
これで、T氏の言う犯人の後退、被害者の抗議の様子が、K氏の供述と大きく矛盾することが明らかになりました。
おそらくK氏は事件直後の調書で同様のことを述べており、供述を変えるわけにはいかなかったのでしょう。
なお、T氏の述べるT氏の立ち位置と吊り革の不適合を少しでも少なくするために、検察が、K氏の公判供述の際にパイプ枠を大きめに言ってもらったということも、考えられなくはないと思います。
ただパイプ枠というものは人の主観ではなく、客観的に何センチだと決まっているものなので、K氏が何を言っても無駄なのではないかという気もします。
まず、
>正直、検察の目撃者が『ある失言』をしなければ、多分「逮捕者K氏」を呼ぶという新弁護団の要求には応じなかったでしょう。
これについてですが、検察が応じなくても、逮捕者K氏を法廷に呼ぶことはできたと思います。
証拠調べを決定するのは裁判所です。請求に対して、(相手方の意見は聴きますが、)必要だと裁判所が考えれば、決定することになります。
旧弁護団は、逮捕者を法廷に呼ぶことはプラスよりもマイナスになると考えて、請求していなかったのでしょう。
で、吊り革の件ですが、T氏は証言したとおりの吊り革を持っていたのだろうと思います。
万が一新証人が出て来て、その吊り革は私が持っていた、などと言われては大変ですから。
T氏はその吊り革を持って、自らのメールで書いていたように被害者の「前」あたりに立っていたのだと考えられます。
被害者の左横77センチの<手の届かない>場所にいたと言っているのは、犯人の手、つまり犯行が、見えていたとするためだと思われます。
検察側の最大のミスは、事件から2日後、9月15日にT氏の話に基き、犯人が2歩ほど後退した様子を再現して写真に撮り、書類にしてしまったことです。
このおかげで、<被害者が犯人に詰め寄って抗議をし、それから元の位置に戻った。そこへ犯人が近づいた>という話を作らざるを得なくなったのです。
というのは、逮捕者K氏の話によれば、植草氏は被害者の右後ろ至近距離のところにいたからです。後退した犯人を引き戻さなくてはならなくなった。
第2回公判終了時点では、再現写真も隠せたし、これでうまくごまかせたと、検察は思っていたのでしょう。
それでも後で少し不安になってか、犯人の後退を「右後ろに少し」と変更しましたね。(これはさすがに、反対尋問も経ていないので、裁判所も採用していませんが。)
予想外の事態は、弁護団の交替でした。
新弁護団は徹底的な証拠調べを求め、K氏を法廷に引っ張り出しました。
これで、T氏の言う犯人の後退、被害者の抗議の様子が、K氏の供述と大きく矛盾することが明らかになりました。
おそらくK氏は事件直後の調書で同様のことを述べており、供述を変えるわけにはいかなかったのでしょう。
なお、T氏の述べるT氏の立ち位置と吊り革の不適合を少しでも少なくするために、検察が、K氏の公判供述の際にパイプ枠を大きめに言ってもらったということも、考えられなくはないと思います。
ただパイプ枠というものは人の主観ではなく、客観的に何センチだと決まっているものなので、K氏が何を言っても無駄なのではないかという気もします。
★T氏のミス(失言)のはじまり
NAME: mojo
正直、検察の目撃者が『ある失言』をしなければ、多分「逮捕者K氏」を呼ぶという新弁護団の要求には応じなかったでしょう。
(これは、たぶん複数の『要因』で、検察が裁判官に対する心証を良くするために「軌道修正」しなければならなくなったからです。)
その一つ、「目撃者T氏のミス」を、今回はご報告します。
弁護団も控訴審の際に述べていますが、T氏が実は16日ではなく、「前日15日の再現調書の存在」で、すでに蒲田署で「実況検分」を行っていた事実を指摘しました。
熊八さんは、これを「後ろに下がった様子」が写真として裁判官に見せるのは得策では無い。という風に説明していますし、弁護側は「この“再現”をもとに、T氏の公判での証言を予行演習・・・したと、疑われても仕方ない」という風に主張しています。
「後ろに下がった様子」なのか「車内が、ガラガラ」な様子を検察が嫌がったのかは捜査担当・検察官に聞くしか分かりませんが、「打ち合わせに、4回以上検察に行った」ということなので、かなり詳細に打ち合わせていたのは間違いありません。
(今日は、細かい説明は抜きにして)
要するに、「検察官のイメージ」と「T氏の勘違い」は、この部分
<まず、検察官とのやり取り>
ーーーーーーーー
(速記録167から、番号省略)
検察官1 あなたはそのとき、その電車の車両に乗って、どういう位置に立ったのですか。
T証人 真ん中のドアから入っての広い場所に立っていました。
検察官1 つり革につかまったりしましたか。
T証人 はい、つかまりました。
検察官1 どのあたりのつり革につかまったか覚えていますか。
T証人 はい。ドアからドアにかけての方につながっているつり革につかまりました。
検察官1 どちらの手でつかまりましたか。
T証人 左手です。
検察官1 あなたの顔や体はどちらの方を向いていたということになるのですか。
T証人 乗車したドアとは反対のドアの方向を向いていました。
ーーーーーーーー
<つぎに同じ箇所の、弁護側反対尋問では>
ーーーーーーーー
(速記録912から、番号省略)
弁護人A 話がまた飛ぶんですけれども、先ほどの主尋問の中で、あなたがドアからドアにかけてのつり革を持っていたという話だったのですけれども、それはこの電車の中のドアとドアの間の部分というのは、まず、つり革が座席と座席の間にあるんですよね。
T証人 はい。
弁護人A それから座席と座席というのもよくわからないのですけれども、ドアと並行にある部分と、それからドアとドアの間に垂直というか、ドアに対して垂直にあるつり革とある。あなたが持っていたというのはその垂直にあるつり革ですか。
T証人 はい、そうです。
弁護人A 要はドアとドアに対して垂直に並んでいるつり革、そのつり革も幾つかあると思うのですけれども、どのあたりの位置というのは覚えていますか。
T証人 一番乗車口に近いものです。
弁護人A あなたはドアに対して全く並行にというか、入ってきたドアに背を向けて立っていたということですか。
T証人 はい、そうです。
弁護人A どちら側かに斜めになっていたということはないんですか。つまり、ちょっと進行方向に向いているとか、あるいはちょっと進行方向に対して後ろを向いているとか、そういうことはないですか。
T証人 なかったと思います。
ーーーーーーーー
検察官との事前の打ち合わせで、このT氏は「ドアからドアにかけての方につながっている」つり革を「左手で持ち、向こう側のドアを見ていた」ということです。
裁判で、このT証言が『事実ではない』と指摘された、最も大きなポイントがこの「つり革の位置」なのです。検察官とは「ドアからドアにかけての方」と言っているだけだったのですが、弁護側から「もう少し細かく」聞かれて、
「ドアと並行にある部分と、ドアに対して垂直にあるつり革とある。」
「あなたが持っていたというのはその垂直にあるつり革ですか。」
これに『垂直』と答えてしまったからこそ、その後
「被害者の位置は、もっとドア側になる」とか
「車両の中央(一歩前)とは合わない」や
そもそも、そんな中央のつり革だと
「被害者と77センチも距離が取れない」
という、「立ち位置の矛盾」の全てが、この「T氏の言うつり革」の位置から『逆算』した結果なのです。
仮に、このT氏が『垂直』ではなく『平行にあるつり革』を前提にしていたのだとしたら、
| ◎ |←こちらを持っていたと証言
| |
|◎ |←仮にこちらだとすると矛盾解消
|T 被 |
| 犯 |
| |
| |
要するに
・車両中央の被害者と77センチ
・「女性の真横」で、向こうのドアを見る向き
・左手で、持っていたつり革
弁護側からの質問も「平行」と「垂直」さえ間違えなければ、かなり『検察のシナリオ』にも合った話になっていたでしょう。
つまり、検察官との打ち合わせの際、検察官は「平行」を前提にシナリオを作り、それに合わせて、T証人も「練習」したのでしょうが、弁護側の質問に「とっさに」垂直だと答えてしまった・・・
私は、もともと「平行なら、良く合うのになぁ〜」と思っていて、T氏が改めて「実は、裁判の場で緊張して間違っていました」なんて修正するのかと思ったら、逆に
>犯人の動きが、後ろに二三歩ではなく、右斜めに少し
と変更したことで、むしろ「あっ、やっぱりT氏は“間違えた”のではなく“いつわり”だったんだ!!」と確信しました。
「事実を間違えた」場合、「イヤ、それが正しいのです」と確信を持って言えるハズですが、そうせずに「犯人の移動」を、その後の逮捕者の証言と矛盾しない形に変更してしまうのは、私たちの社会生活でも「ウソがバレそうになった言い訳」に共通するパターンです。
要するに、T氏は「弁護士さんの“試し”」の質問に、まんまとひっかかったということです。
このことで、逮捕者を登場させて「車両のパイプは広かった」と印象づける必要が出てきたということです。
(ネットなら、アンチがどうして「おさるの電車」説を吹聴していたのかの理由を考えれば、分かりやすいと思います。)
これを裏付けるのが、逮捕者K氏に対して検察官の『最初の質問』が、この「つり革」の広さを、実際よりも広く見せようとするやりとり。
ーーーーーーー
620.神坂裁判長 では、検察官、どうぞ。
626.K証人 まずは自分の立ち位置が、座席でいうと、端から2番目の人が座るあたりの前に立っていたので、それを基準に、振り返った方のその角度によって、彼女の位置と、そこから彼女の頭越しに見えた男性の位置というふうに考えて書きました。
627.検察官1 最初に弁護人が図面を示したときに、つり皮の位置などについて、あなたの認識と合っているかどうかということを確認されましたよね。
628.K証人 はい。
629.検察官1 そのときに、つり皮の位置というのは、もう少し外側というか、座席と座席を結ぶような感じであったように思うというふうにおっしゃいましたよね。
630.K証人 はい。
631.検察官1 どっちが正しいかはともかくとして、あなたの認識というか、あなたの感覚でいうと、そんな感じなわけですか。
632.K証人 はい、もうちょっと広いと思います。
633.検察官1 きょういろんな人の位置関係を書いてもらったんだけれども、そのときには、つり皮との位置関係というのは意識しながら書いているんでしょうか。
634.K証人 いえ、それほど意識していません。自分からの位置と向き、それから、その後、移動したときの、移動した感覚みたいなもので書いています。
ーーーーーーーー
>検察官1 どっちが正しいかはともかく
>K証人 はい、もうちょっと広いと思います。
これには、「二つの意味」があると思います。
まず、第一は先ほどから述べている「T氏の間違い」を修正すること。さらに、このK氏は事件直後に逮捕者として蒲田署で調書を取っており、その時に先日の初期報道のような『犯人は、右斜めで後方』の位置関係を(多分、図でも)示していると思います。
この二つの意味で、(実は、かなり狭いことを検察が知っていながら)「どっちが正しいかはともかく」つり革のパイプが「もうちょっと広い」でないと、辻褄が合わないからだと思います。
つまり、検察が「逮捕者によって、矛盾の修正」を余儀なくされてしまったということです。
(これは、たぶん複数の『要因』で、検察が裁判官に対する心証を良くするために「軌道修正」しなければならなくなったからです。)
その一つ、「目撃者T氏のミス」を、今回はご報告します。
弁護団も控訴審の際に述べていますが、T氏が実は16日ではなく、「前日15日の再現調書の存在」で、すでに蒲田署で「実況検分」を行っていた事実を指摘しました。
熊八さんは、これを「後ろに下がった様子」が写真として裁判官に見せるのは得策では無い。という風に説明していますし、弁護側は「この“再現”をもとに、T氏の公判での証言を予行演習・・・したと、疑われても仕方ない」という風に主張しています。
「後ろに下がった様子」なのか「車内が、ガラガラ」な様子を検察が嫌がったのかは捜査担当・検察官に聞くしか分かりませんが、「打ち合わせに、4回以上検察に行った」ということなので、かなり詳細に打ち合わせていたのは間違いありません。
(今日は、細かい説明は抜きにして)
要するに、「検察官のイメージ」と「T氏の勘違い」は、この部分
<まず、検察官とのやり取り>
ーーーーーーーー
(速記録167から、番号省略)
検察官1 あなたはそのとき、その電車の車両に乗って、どういう位置に立ったのですか。
T証人 真ん中のドアから入っての広い場所に立っていました。
検察官1 つり革につかまったりしましたか。
T証人 はい、つかまりました。
検察官1 どのあたりのつり革につかまったか覚えていますか。
T証人 はい。ドアからドアにかけての方につながっているつり革につかまりました。
検察官1 どちらの手でつかまりましたか。
T証人 左手です。
検察官1 あなたの顔や体はどちらの方を向いていたということになるのですか。
T証人 乗車したドアとは反対のドアの方向を向いていました。
ーーーーーーーー
<つぎに同じ箇所の、弁護側反対尋問では>
ーーーーーーーー
(速記録912から、番号省略)
弁護人A 話がまた飛ぶんですけれども、先ほどの主尋問の中で、あなたがドアからドアにかけてのつり革を持っていたという話だったのですけれども、それはこの電車の中のドアとドアの間の部分というのは、まず、つり革が座席と座席の間にあるんですよね。
T証人 はい。
弁護人A それから座席と座席というのもよくわからないのですけれども、ドアと並行にある部分と、それからドアとドアの間に垂直というか、ドアに対して垂直にあるつり革とある。あなたが持っていたというのはその垂直にあるつり革ですか。
T証人 はい、そうです。
弁護人A 要はドアとドアに対して垂直に並んでいるつり革、そのつり革も幾つかあると思うのですけれども、どのあたりの位置というのは覚えていますか。
T証人 一番乗車口に近いものです。
弁護人A あなたはドアに対して全く並行にというか、入ってきたドアに背を向けて立っていたということですか。
T証人 はい、そうです。
弁護人A どちら側かに斜めになっていたということはないんですか。つまり、ちょっと進行方向に向いているとか、あるいはちょっと進行方向に対して後ろを向いているとか、そういうことはないですか。
T証人 なかったと思います。
ーーーーーーーー
検察官との事前の打ち合わせで、このT氏は「ドアからドアにかけての方につながっている」つり革を「左手で持ち、向こう側のドアを見ていた」ということです。
裁判で、このT証言が『事実ではない』と指摘された、最も大きなポイントがこの「つり革の位置」なのです。検察官とは「ドアからドアにかけての方」と言っているだけだったのですが、弁護側から「もう少し細かく」聞かれて、
「ドアと並行にある部分と、ドアに対して垂直にあるつり革とある。」
「あなたが持っていたというのはその垂直にあるつり革ですか。」
これに『垂直』と答えてしまったからこそ、その後
「被害者の位置は、もっとドア側になる」とか
「車両の中央(一歩前)とは合わない」や
そもそも、そんな中央のつり革だと
「被害者と77センチも距離が取れない」
という、「立ち位置の矛盾」の全てが、この「T氏の言うつり革」の位置から『逆算』した結果なのです。
仮に、このT氏が『垂直』ではなく『平行にあるつり革』を前提にしていたのだとしたら、
| ◎ |←こちらを持っていたと証言
| |
|◎ |←仮にこちらだとすると矛盾解消
|T 被 |
| 犯 |
| |
| |
要するに
・車両中央の被害者と77センチ
・「女性の真横」で、向こうのドアを見る向き
・左手で、持っていたつり革
弁護側からの質問も「平行」と「垂直」さえ間違えなければ、かなり『検察のシナリオ』にも合った話になっていたでしょう。
つまり、検察官との打ち合わせの際、検察官は「平行」を前提にシナリオを作り、それに合わせて、T証人も「練習」したのでしょうが、弁護側の質問に「とっさに」垂直だと答えてしまった・・・
私は、もともと「平行なら、良く合うのになぁ〜」と思っていて、T氏が改めて「実は、裁判の場で緊張して間違っていました」なんて修正するのかと思ったら、逆に
>犯人の動きが、後ろに二三歩ではなく、右斜めに少し
と変更したことで、むしろ「あっ、やっぱりT氏は“間違えた”のではなく“いつわり”だったんだ!!」と確信しました。
「事実を間違えた」場合、「イヤ、それが正しいのです」と確信を持って言えるハズですが、そうせずに「犯人の移動」を、その後の逮捕者の証言と矛盾しない形に変更してしまうのは、私たちの社会生活でも「ウソがバレそうになった言い訳」に共通するパターンです。
要するに、T氏は「弁護士さんの“試し”」の質問に、まんまとひっかかったということです。
このことで、逮捕者を登場させて「車両のパイプは広かった」と印象づける必要が出てきたということです。
(ネットなら、アンチがどうして「おさるの電車」説を吹聴していたのかの理由を考えれば、分かりやすいと思います。)
これを裏付けるのが、逮捕者K氏に対して検察官の『最初の質問』が、この「つり革」の広さを、実際よりも広く見せようとするやりとり。
ーーーーーーー
620.神坂裁判長 では、検察官、どうぞ。
626.K証人 まずは自分の立ち位置が、座席でいうと、端から2番目の人が座るあたりの前に立っていたので、それを基準に、振り返った方のその角度によって、彼女の位置と、そこから彼女の頭越しに見えた男性の位置というふうに考えて書きました。
627.検察官1 最初に弁護人が図面を示したときに、つり皮の位置などについて、あなたの認識と合っているかどうかということを確認されましたよね。
628.K証人 はい。
629.検察官1 そのときに、つり皮の位置というのは、もう少し外側というか、座席と座席を結ぶような感じであったように思うというふうにおっしゃいましたよね。
630.K証人 はい。
631.検察官1 どっちが正しいかはともかくとして、あなたの認識というか、あなたの感覚でいうと、そんな感じなわけですか。
632.K証人 はい、もうちょっと広いと思います。
633.検察官1 きょういろんな人の位置関係を書いてもらったんだけれども、そのときには、つり皮との位置関係というのは意識しながら書いているんでしょうか。
634.K証人 いえ、それほど意識していません。自分からの位置と向き、それから、その後、移動したときの、移動した感覚みたいなもので書いています。
ーーーーーーーー
>検察官1 どっちが正しいかはともかく
>K証人 はい、もうちょっと広いと思います。
これには、「二つの意味」があると思います。
まず、第一は先ほどから述べている「T氏の間違い」を修正すること。さらに、このK氏は事件直後に逮捕者として蒲田署で調書を取っており、その時に先日の初期報道のような『犯人は、右斜めで後方』の位置関係を(多分、図でも)示していると思います。
この二つの意味で、(実は、かなり狭いことを検察が知っていながら)「どっちが正しいかはともかく」つり革のパイプが「もうちょっと広い」でないと、辻褄が合わないからだと思います。
つまり、検察が「逮捕者によって、矛盾の修正」を余儀なくされてしまったということです。
★真犯人説と陰謀説とは両立可能
NAME: 熊八
NumLockさん、こんにちは。
>一度、支援掲示板での書き込みにレスをいただいたことがございます。お礼も申し上げず失礼してしまいましたが。
あっ。そうでしたか。忘れておりました…。こちらこそ失礼いたしました。
>「冤罪」の意味をお教えいただきありがとうございます。これは「作られた罪」なども含めた言葉なのですね。
無実なのに罪に問われていることが「冤罪」だと思いますので、いわゆる「作られた罪」の場合も含みますね。
>一方で、先の事件の裁判で植草さんは弁護団とともに「真犯人説」を採ってきました。単に「私はやっていない」ではなく、真犯人がいるという説。本当に真犯人(誰の指図も受けず行為に及んだ人物)がいたなら、少なくともその事件には政治的背景はないはずです。
「真犯人」を、「誰の指図も受けずに行為に及んだ人物」に限定する必要は無いと思います。
誰かの指図を受けて痴漢をし植草氏に罪を着せた人物も、「真犯人」と言ってよいと思います。
植草氏は事件現場では泥酔していて半眠りで目をつぶっていたとのことですので、真犯人がいるのかどうかを知りません。
しかし裁判上では、被害者が誰かから痴漢被害に遭ったと供述しており、それを否定する証拠も見つかっていないので、弁護団および植草氏は、真犯人がいるとの線で主張せざるを得なかっただろうと思います。
私は、意図を持った真犯人が、被害者の真後ろに位置して痴漢をし、右横にいた植草氏に罪を着せるよう仕向けた、ということだと思っています。
このように考えれば、真犯人説と陰謀説とは矛盾しないと思います。
>一度、支援掲示板での書き込みにレスをいただいたことがございます。お礼も申し上げず失礼してしまいましたが。
あっ。そうでしたか。忘れておりました…。こちらこそ失礼いたしました。
>「冤罪」の意味をお教えいただきありがとうございます。これは「作られた罪」なども含めた言葉なのですね。
無実なのに罪に問われていることが「冤罪」だと思いますので、いわゆる「作られた罪」の場合も含みますね。
>一方で、先の事件の裁判で植草さんは弁護団とともに「真犯人説」を採ってきました。単に「私はやっていない」ではなく、真犯人がいるという説。本当に真犯人(誰の指図も受けず行為に及んだ人物)がいたなら、少なくともその事件には政治的背景はないはずです。
「真犯人」を、「誰の指図も受けずに行為に及んだ人物」に限定する必要は無いと思います。
誰かの指図を受けて痴漢をし植草氏に罪を着せた人物も、「真犯人」と言ってよいと思います。
植草氏は事件現場では泥酔していて半眠りで目をつぶっていたとのことですので、真犯人がいるのかどうかを知りません。
しかし裁判上では、被害者が誰かから痴漢被害に遭ったと供述しており、それを否定する証拠も見つかっていないので、弁護団および植草氏は、真犯人がいるとの線で主張せざるを得なかっただろうと思います。
私は、意図を持った真犯人が、被害者の真後ろに位置して痴漢をし、右横にいた植草氏に罪を着せるよう仕向けた、ということだと思っています。
このように考えれば、真犯人説と陰謀説とは矛盾しないと思います。
★揺れ
NAME: NumLock
一部では目にしたことがあり、こちらでも話題になったことかもしれませんが、少し書かせてください。
植草さんは、著書『知られざる真実』やご自身のブログで政治的な動きをたくさん書いています。そこから私は、植草さんは一連の事件には政治的背景があると考えており、それを読者に訴えていると感じます。
これを裏打ちするように、植草さんは「政治的背景あり」とする人々を大切にしているように見受けられます。実際、そのようなブログや記事をご自身のブログで紹介もしている。
一方で、先の事件の裁判で植草さんは弁護団とともに「真犯人説」を採ってきました。単に「私はやっていない」ではなく、真犯人がいるという説。本当に真犯人(誰の指図も受けず行為に及んだ人物)がいたなら、少なくともその事件には政治的背景はないはずです。
植草さんのこの揺れ(矛盾)が私は釈然としません。
植草さんは、著書『知られざる真実』やご自身のブログで政治的な動きをたくさん書いています。そこから私は、植草さんは一連の事件には政治的背景があると考えており、それを読者に訴えていると感じます。
これを裏打ちするように、植草さんは「政治的背景あり」とする人々を大切にしているように見受けられます。実際、そのようなブログや記事をご自身のブログで紹介もしている。
一方で、先の事件の裁判で植草さんは弁護団とともに「真犯人説」を採ってきました。単に「私はやっていない」ではなく、真犯人がいるという説。本当に真犯人(誰の指図も受けず行為に及んだ人物)がいたなら、少なくともその事件には政治的背景はないはずです。
植草さんのこの揺れ(矛盾)が私は釈然としません。
★熊八さん、ありがとうございます
NAME: NumLock
一度、支援掲示板での書き込みにレスをいただいたことがございます。お礼も申し上げず失礼してしまいましたが。
「冤罪」の意味をお教えいただきありがとうございます。これは「作られた罪」なども含めた言葉なのですね。
別投稿も含め、お考えを読ませていただきました。1つ1つの証拠・証言を丁寧に吟味して考えをまとめる熊八さんのお姿勢には頭が下がります。
「冤罪」の意味をお教えいただきありがとうございます。これは「作られた罪」なども含めた言葉なのですね。
別投稿も含め、お考えを読ませていただきました。1つ1つの証拠・証言を丁寧に吟味して考えをまとめる熊八さんのお姿勢には頭が下がります。
★証拠から考えて無罪、無実、ということだと思います
NAME: 熊八
ゆうたまさんもmojoさんも(私もそうですが)、植草氏に関しては、証拠から考えて無罪・無実である、と言っておられるに過ぎないと思います。
それ以上の政治的陰謀とかについては、よくわからないので何とも言えない、というスタンスだと思います。
そういう主張の仕方も、まあ、あっていいのではないでしょうか。
それ以上の政治的陰謀とかについては、よくわからないので何とも言えない、というスタンスだと思います。
そういう主張の仕方も、まあ、あっていいのではないでしょうか。
★無題
NAME: 植草先生大好きです
mojoさんの7月4日の
“どうやら「竹中平蔵の犯罪」の疑惑追及は「かんぽの宿」だけでは終わらないみたいですね。…”
の御記載に対して、賛同させて頂いただけですが…
2チャンネルも見た事はないし、見る気もしません。
相当な防衛機制が働いてしまっているようですね。お考えに。“真犯人”と書いたのも、言いすぎてしまったかもしれませんが、植草先生を追い込んだ犯人として比喩的に表現してしまったまでです。
向こうが卑劣な方法をとるなら、こちらもたたけば埃がでる2人を、徹底的にたたいたらどうかなと。どうやら、mojoさんの意図を曲解して投稿してしまったようですね。申し訳ございませんでした。
7月4日御投稿のの一庶民さん、全く同感です。ちょっと、あきれました。
“どうやら「竹中平蔵の犯罪」の疑惑追及は「かんぽの宿」だけでは終わらないみたいですね。…”
の御記載に対して、賛同させて頂いただけですが…
2チャンネルも見た事はないし、見る気もしません。
相当な防衛機制が働いてしまっているようですね。お考えに。“真犯人”と書いたのも、言いすぎてしまったかもしれませんが、植草先生を追い込んだ犯人として比喩的に表現してしまったまでです。
向こうが卑劣な方法をとるなら、こちらもたたけば埃がでる2人を、徹底的にたたいたらどうかなと。どうやら、mojoさんの意図を曲解して投稿してしまったようですね。申し訳ございませんでした。
7月4日御投稿のの一庶民さん、全く同感です。ちょっと、あきれました。
★無題
NAME: 傍観者
ゆうたまさんやNumLockさんが、基本的には冤罪説(NumLockさんは陰謀説かな)に立ちつつも、様々な角度から一連の事件や植草さんの言説について考えようとされていることは、傍観者としても敬意を表したく思います。
現実に、植草さんを殊更に貶めようとする個人攻撃的な言説も多かった中で、このサイトの管理人と常連が、ともすればあばたもえくぼ、ひいきの引き倒しみたいな、やや偏った方向に向かいがちだったことは、ある程度理解できます。しかし、そのことが、結果的に、多くのどっちつかずの観察者を「アンチ」の方向へ追いやってしまったこと、また植草さんの言説のやや首を傾げざるを得ないような点については無視するか、盲目的に賞賛するような傾向が生じてしまったことは、残念ながら否定できないと思います。
しかし、植草さんを尊敬しているとか、政治的主張に賛同できるとかいうだけの理由で、現実を見失ってしまうのは頂けません。私は、以前の投稿で「アンチ」と決め付けられ、最近の投稿もどちらかというとそのように見なされたように感じますが、ゆうたまさんやNumLockさんのような意見が出てきたことを嬉しく思います。しかるに、それを一方的に排撃する狂信者と言えるような投稿もあったことは大変残念に思います。盲信や思い込みだけでは真実には到達できないというのが私の思いです。
現実に、植草さんを殊更に貶めようとする個人攻撃的な言説も多かった中で、このサイトの管理人と常連が、ともすればあばたもえくぼ、ひいきの引き倒しみたいな、やや偏った方向に向かいがちだったことは、ある程度理解できます。しかし、そのことが、結果的に、多くのどっちつかずの観察者を「アンチ」の方向へ追いやってしまったこと、また植草さんの言説のやや首を傾げざるを得ないような点については無視するか、盲目的に賞賛するような傾向が生じてしまったことは、残念ながら否定できないと思います。
しかし、植草さんを尊敬しているとか、政治的主張に賛同できるとかいうだけの理由で、現実を見失ってしまうのは頂けません。私は、以前の投稿で「アンチ」と決め付けられ、最近の投稿もどちらかというとそのように見なされたように感じますが、ゆうたまさんやNumLockさんのような意見が出てきたことを嬉しく思います。しかるに、それを一方的に排撃する狂信者と言えるような投稿もあったことは大変残念に思います。盲信や思い込みだけでは真実には到達できないというのが私の思いです。
★志賀警官、品川から合流?
NAME: mojo
ゆうたまさん、
私も植草さんが『収監』された後は、自分なりに順に事件を整理していくつもりなので、かなり「植草事件」で忙しくなりそうです(笑)
現実に「志布志/富山/防衛医大教授/足利事件」など、次々と『えん罪』が明らかになって何が分かったかというと、
『警察/検察のウソ』
という事だと思います。
5月の連休に『植草事件の真実』をゆっくり読んでみて、この品川の事件でも、明らかに「警察側のウソ/捏造」があるのは明らかです。
「植草さんの言い分」と「警察の言い分」で主張が分かれていますが、関わっているのが『現職警官』しかおらず(被害女性は、むしろ「事件化」を望まなかった)強引に起訴されたことからも、「警察の都合」が背景にあるのは確かです。(区検でも「起訴は決められている」と言われたエピソードからも。)
少なくとも、「品川事件」に関しては、以下に述べるように「警察によるでっちあげ」と考えざるを得ない要素が多いことも、色々と指摘されています。
◎誰にとって、「真相本」は目障りなのか?
ところで、私のコメントに対してもそうですが『過剰反応』というか、どうしてアンチは「植草事件の真相」が「トンデモ本」だという印象を与えたいのか???
この本を読めば「警察のウソは、小学生でも分かる」と書かれていることが、決して大げさでは無いということが分かります。
つまり、アンチは「読んでほしくない」からこそ、この本が「下らない内容」だと吹聴してまわっているのです。
「真相本」の後半は、ほとんど品川事件の『公判資料』だし、全体に「品川事件」が中心であり、今回の京急の件は、ほとんど最初の「事件のあらまし」に触れられている程度です。(あと「政治的な背景」とかの章もありますが。)
この本の品川事件における『現場写真』や『公判資料』などは、かなり資料価値が高く、しかも「警察の捏造」の話も、いわゆる「小学生でも分かる」くらいおかしな内容、二転三転する証言など、すべて志賀・末長両警官たちの話がおかしいということが良く分かります。
このように、アンチにとって『見られたくない内容』が、ふんだんに「真相本」に盛り込まれているということです。
分かりやすい例をご紹介します。
以下、すべて『事実関係』は、公判でのやりとりとして公式な記録に残っているものです。したがって、アンチのように「出所不詳」なものではなく、これらの『事実関係』を踏まえたうえで、裁判所(大熊裁判長)が『有罪』だと判断したのです。
ーーーーーー
(2) 志賀の目撃方法・態様
志賀は当時の目撃状況を再現したが全く顔を乗り出していない(甲31添付写真8)(但し、この写真は故意的に被告人がいたとされる場所とは違う場所ーよく見える場所ーから撮影されたものであり、実際に被告人がいたとされる場所(同添付写真4参照)からはこれほど志賀の姿はよく見えない。
なお、このような意図的な撮影写真の使用は、高輪署における被告人取調べの責任者である松田が作成した実況検分調書(甲4、甲7、甲31、甲32)に共通する手法である。)
(植草事件の真実、「資料」160ページ)
ーーーーーー
★ポイント(1)
>この写真は故意的に被告人がいたとされる場所とは違う場所ーよく見える場所ーから撮影されたもの
★ポイント(2)
>意図的な撮影写真の使用は、高輪署における被告人取調べの責任者である松田が作成した実況検分調書(甲4、甲7、甲31、甲32)に共通する手法
(2)のほうが単純なので、先にご説明します。
まず、前回の「品川事件」の裁判でも、弁護側は「恣意的な、証拠の捏造/ウソの調書」を作成していることを断罪しているということです。
つまり、今回の「蒲田事件」でも、例えば「青木巡査の認めた発言」の書いてある「取扱状況報告書」などは、品川での松田警部補による、意図的な「事実関係の捏造」と共通しているということです。
(ちなみにこの松田警部補というのは、植草さんがパトカーで高輪署に連れていかれた後、広い部屋で最初に対応した人で、実務では「現場監督」的な立場みたいです。)
この人が「意図的な撮影写真」を、いくつも作成して、植草さんを犯人に仕立てあげるのは、やはり「組織のため」とい気持ちなのでしょうか?それとも「成績アップ」のための独走なのでしょうか?・・・まぁ、志賀警官のウソなど、関係者全員が一体となって『でっち上げ』をやっているようなので、「現場の独走」ではなさそうです。
・・・・・・・・・・
さて、今回の『主題』である、ポイント(1)=実は、明らかな「志賀証言のウソ」のほうですが、上記で引用した部分は、当時、品川駅で現行犯逮捕した志賀警官が、「最初に見かけた」被告が「目つきが怪しかった」と言って、追跡を始めるキッカケの部分です。
志賀警官は「三階から二階に降りる途中に、向かい(上り)のエスカレータで『乗り口付近』から上ってくる被告人を怪しいと思った」ようです。(同、164ページ)
最近、私は買い物でエスカレーターに乗った時に「志賀は、よくこんなウソを言ったなぁ?」と笑っていますが、みなさんも単純に「エスカレーターで上る(下る)とき」を想像してみてください。
| || 警 |
| || ↓ |
| || |
| ↑ || |
| 植 || |
「供述」や「調書」では、このように書かれているようです。
(このあたりは、「真相本」にゆうたまさんの資料写真がたくさん紹介されているので、それを見れば一発で分かりますが、いずれ私もブログで図解したいと思います。)
実際のシアルのエスカレーターは
下る人→
↘ ↗
↘↗
↗↘
↗ ↘
上る人→
こんな感じでクロスしているエレベーターということです。(裁判で弁護側に指摘されるまで、志賀警官は気づかなかったようです。)
志賀警官の『目撃談』の通りだとすると、
下る人→
↘ ↗
↘↗
↗↘
↗ ↘
←植草さん
このように「クロス型」のエスカレーターでは有り得ない状況なのです。
つまり、志賀警官はが上ってくる植草さんの顔を、三階から二階に下りるエスカレーターの途中で見たという証言内容は『事実と合わない』・・本人の“イメージ”だけの話です。
(実際の「シアル」が、このようにクロスしているからこそ、その後「一瞬」だけど「顔を出していない」とか、だんだん辻褄が合わなくなってきた)
実際に乗っていて分かるのは、自分が上る(下る)時に、隣のエスカレーターの人も、上下は反対ですが『同じ方向』に進んでいるのです。・・・したがって志賀警官の「目つきが怪しい」とか「何人も前の女子高生を、右に乗り出して見ていた」という被告に対する『認知』の証言はウソだということです。
「乗る人も、降りる人も同じ方向」
これは、頭で考えるだけでも想像できます。
志賀警官が「3F→2F」に下った時に、植草さんが「2F→3F」に上るというのは、志賀警官が「降りた場所」=「3Fに向かう上り」にならなければなりません。
つまり、彼らが降りる場所に、(目つきの怪しい)植草さんがいて、そこから「上り」に乗るということです。
これは、どういう形かというと
↓志賀警官たち
/ // /
/ // /
/ // /
↑植草さん
こんなエスカレーターだということになります。
ところが、シアルのエスカレーターは上でも述べたように、一般的な「クロス型」なのです。
◎まとめ
ところで、どうして「クロス型」のエスカレーターで植草さんを『発見』したハズの志賀警官の証言が、まるで「平行型」のような『創作話』になっているのでしょうか?
実は、この「平行型」というのは、志賀警官が植草さんを逮捕した品川駅のエスカレーターの形なのです。
>自分が3F→2Fに降りる途中に、反対の上り口の怪しい目つきの被告を見た
これは、「植草事件の真相」の32ページの「写真7」のような位置からの『目撃談』には、ピッタリ合うのです・・・
つまり、志賀警官は「取調べ」の供述で「シアルのエレベーター」の話をする際に、「品川のエレベーター」の様子を『想像』して話をしたのではないでしょうか?
それ以外にも「横浜追尾」についての話には、非常に『事実と合わない』供述があり、二転三転しているのは、志賀警官が「その場にいなかった」ということさえ疑われます。
一旦、植草さんは横浜駅のホームで「追跡者をまいた」にも関わらず、品川駅まで「追跡してきた」ということを志賀警官たちは言っていながら『第三の男』の情報は、弁護側の何度にも渡る要望を無視して、検察は隠しています。
現行犯逮捕した「志賀・末長警官」という二人の警官は、『鉄道警察隊』所属だと裁判で言っているようですが、当日の勤務表は出さないとか、この人たちの『身分』に関して、かなり検察側には『出せない事情』が多いようです。
仮に「横浜の尾行」に植草さんが気づき、それが横浜で一旦尾行がまかれ、「立寄そうな場所」として、もともと品川駅で『警戒』していた志賀・末長両警官がこの追跡劇に合流。
本来なら「横浜で拘束する」ハズの植草さんを「取り逃がした」結果、品川で逮捕せざるを得なくなった。
結果的に、横浜なら「神奈川県警」なので「98年の記録」を知っていてもおかしくなかったけど、「管轄を越えてしまった」せいで
・追尾者は「鉄道警察」所属だとせざるを得なくなった
・直後の警官が「98年の件を知っていた」疑問
・「第三の男」の身分を絶対に明かさない
など、想定外の『流れ』になってしまい、さらにポケットからも携帯電話ではなく『手鏡』しかなかった事から、非常にチグハグな『事件』になってしまったのではないでしょうか。
(これ以外にも、志賀警官が「本当に追跡したとは思えない」証言がありますので、私は、彼らが「横浜駅→品川駅」と植草さんを追ったと言う話そのものに、疑いを持っています。)
私も植草さんが『収監』された後は、自分なりに順に事件を整理していくつもりなので、かなり「植草事件」で忙しくなりそうです(笑)
現実に「志布志/富山/防衛医大教授/足利事件」など、次々と『えん罪』が明らかになって何が分かったかというと、
『警察/検察のウソ』
という事だと思います。
5月の連休に『植草事件の真実』をゆっくり読んでみて、この品川の事件でも、明らかに「警察側のウソ/捏造」があるのは明らかです。
「植草さんの言い分」と「警察の言い分」で主張が分かれていますが、関わっているのが『現職警官』しかおらず(被害女性は、むしろ「事件化」を望まなかった)強引に起訴されたことからも、「警察の都合」が背景にあるのは確かです。(区検でも「起訴は決められている」と言われたエピソードからも。)
少なくとも、「品川事件」に関しては、以下に述べるように「警察によるでっちあげ」と考えざるを得ない要素が多いことも、色々と指摘されています。
◎誰にとって、「真相本」は目障りなのか?
ところで、私のコメントに対してもそうですが『過剰反応』というか、どうしてアンチは「植草事件の真相」が「トンデモ本」だという印象を与えたいのか???
この本を読めば「警察のウソは、小学生でも分かる」と書かれていることが、決して大げさでは無いということが分かります。
つまり、アンチは「読んでほしくない」からこそ、この本が「下らない内容」だと吹聴してまわっているのです。
「真相本」の後半は、ほとんど品川事件の『公判資料』だし、全体に「品川事件」が中心であり、今回の京急の件は、ほとんど最初の「事件のあらまし」に触れられている程度です。(あと「政治的な背景」とかの章もありますが。)
この本の品川事件における『現場写真』や『公判資料』などは、かなり資料価値が高く、しかも「警察の捏造」の話も、いわゆる「小学生でも分かる」くらいおかしな内容、二転三転する証言など、すべて志賀・末長両警官たちの話がおかしいということが良く分かります。
このように、アンチにとって『見られたくない内容』が、ふんだんに「真相本」に盛り込まれているということです。
分かりやすい例をご紹介します。
以下、すべて『事実関係』は、公判でのやりとりとして公式な記録に残っているものです。したがって、アンチのように「出所不詳」なものではなく、これらの『事実関係』を踏まえたうえで、裁判所(大熊裁判長)が『有罪』だと判断したのです。
ーーーーーー
(2) 志賀の目撃方法・態様
志賀は当時の目撃状況を再現したが全く顔を乗り出していない(甲31添付写真8)(但し、この写真は故意的に被告人がいたとされる場所とは違う場所ーよく見える場所ーから撮影されたものであり、実際に被告人がいたとされる場所(同添付写真4参照)からはこれほど志賀の姿はよく見えない。
なお、このような意図的な撮影写真の使用は、高輪署における被告人取調べの責任者である松田が作成した実況検分調書(甲4、甲7、甲31、甲32)に共通する手法である。)
(植草事件の真実、「資料」160ページ)
ーーーーーー
★ポイント(1)
>この写真は故意的に被告人がいたとされる場所とは違う場所ーよく見える場所ーから撮影されたもの
★ポイント(2)
>意図的な撮影写真の使用は、高輪署における被告人取調べの責任者である松田が作成した実況検分調書(甲4、甲7、甲31、甲32)に共通する手法
(2)のほうが単純なので、先にご説明します。
まず、前回の「品川事件」の裁判でも、弁護側は「恣意的な、証拠の捏造/ウソの調書」を作成していることを断罪しているということです。
つまり、今回の「蒲田事件」でも、例えば「青木巡査の認めた発言」の書いてある「取扱状況報告書」などは、品川での松田警部補による、意図的な「事実関係の捏造」と共通しているということです。
(ちなみにこの松田警部補というのは、植草さんがパトカーで高輪署に連れていかれた後、広い部屋で最初に対応した人で、実務では「現場監督」的な立場みたいです。)
この人が「意図的な撮影写真」を、いくつも作成して、植草さんを犯人に仕立てあげるのは、やはり「組織のため」とい気持ちなのでしょうか?それとも「成績アップ」のための独走なのでしょうか?・・・まぁ、志賀警官のウソなど、関係者全員が一体となって『でっち上げ』をやっているようなので、「現場の独走」ではなさそうです。
・・・・・・・・・・
さて、今回の『主題』である、ポイント(1)=実は、明らかな「志賀証言のウソ」のほうですが、上記で引用した部分は、当時、品川駅で現行犯逮捕した志賀警官が、「最初に見かけた」被告が「目つきが怪しかった」と言って、追跡を始めるキッカケの部分です。
志賀警官は「三階から二階に降りる途中に、向かい(上り)のエスカレータで『乗り口付近』から上ってくる被告人を怪しいと思った」ようです。(同、164ページ)
最近、私は買い物でエスカレーターに乗った時に「志賀は、よくこんなウソを言ったなぁ?」と笑っていますが、みなさんも単純に「エスカレーターで上る(下る)とき」を想像してみてください。
| || 警 |
| || ↓ |
| || |
| ↑ || |
| 植 || |
「供述」や「調書」では、このように書かれているようです。
(このあたりは、「真相本」にゆうたまさんの資料写真がたくさん紹介されているので、それを見れば一発で分かりますが、いずれ私もブログで図解したいと思います。)
実際のシアルのエスカレーターは
下る人→
↘ ↗
↘↗
↗↘
↗ ↘
上る人→
こんな感じでクロスしているエレベーターということです。(裁判で弁護側に指摘されるまで、志賀警官は気づかなかったようです。)
志賀警官の『目撃談』の通りだとすると、
下る人→
↘ ↗
↘↗
↗↘
↗ ↘
←植草さん
このように「クロス型」のエスカレーターでは有り得ない状況なのです。
つまり、志賀警官はが上ってくる植草さんの顔を、三階から二階に下りるエスカレーターの途中で見たという証言内容は『事実と合わない』・・本人の“イメージ”だけの話です。
(実際の「シアル」が、このようにクロスしているからこそ、その後「一瞬」だけど「顔を出していない」とか、だんだん辻褄が合わなくなってきた)
実際に乗っていて分かるのは、自分が上る(下る)時に、隣のエスカレーターの人も、上下は反対ですが『同じ方向』に進んでいるのです。・・・したがって志賀警官の「目つきが怪しい」とか「何人も前の女子高生を、右に乗り出して見ていた」という被告に対する『認知』の証言はウソだということです。
「乗る人も、降りる人も同じ方向」
これは、頭で考えるだけでも想像できます。
志賀警官が「3F→2F」に下った時に、植草さんが「2F→3F」に上るというのは、志賀警官が「降りた場所」=「3Fに向かう上り」にならなければなりません。
つまり、彼らが降りる場所に、(目つきの怪しい)植草さんがいて、そこから「上り」に乗るということです。
これは、どういう形かというと
↓志賀警官たち
/ // /
/ // /
/ // /
↑植草さん
こんなエスカレーターだということになります。
ところが、シアルのエスカレーターは上でも述べたように、一般的な「クロス型」なのです。
◎まとめ
ところで、どうして「クロス型」のエスカレーターで植草さんを『発見』したハズの志賀警官の証言が、まるで「平行型」のような『創作話』になっているのでしょうか?
実は、この「平行型」というのは、志賀警官が植草さんを逮捕した品川駅のエスカレーターの形なのです。
>自分が3F→2Fに降りる途中に、反対の上り口の怪しい目つきの被告を見た
これは、「植草事件の真相」の32ページの「写真7」のような位置からの『目撃談』には、ピッタリ合うのです・・・
つまり、志賀警官は「取調べ」の供述で「シアルのエレベーター」の話をする際に、「品川のエレベーター」の様子を『想像』して話をしたのではないでしょうか?
それ以外にも「横浜追尾」についての話には、非常に『事実と合わない』供述があり、二転三転しているのは、志賀警官が「その場にいなかった」ということさえ疑われます。
一旦、植草さんは横浜駅のホームで「追跡者をまいた」にも関わらず、品川駅まで「追跡してきた」ということを志賀警官たちは言っていながら『第三の男』の情報は、弁護側の何度にも渡る要望を無視して、検察は隠しています。
現行犯逮捕した「志賀・末長警官」という二人の警官は、『鉄道警察隊』所属だと裁判で言っているようですが、当日の勤務表は出さないとか、この人たちの『身分』に関して、かなり検察側には『出せない事情』が多いようです。
仮に「横浜の尾行」に植草さんが気づき、それが横浜で一旦尾行がまかれ、「立寄そうな場所」として、もともと品川駅で『警戒』していた志賀・末長両警官がこの追跡劇に合流。
本来なら「横浜で拘束する」ハズの植草さんを「取り逃がした」結果、品川で逮捕せざるを得なくなった。
結果的に、横浜なら「神奈川県警」なので「98年の記録」を知っていてもおかしくなかったけど、「管轄を越えてしまった」せいで
・追尾者は「鉄道警察」所属だとせざるを得なくなった
・直後の警官が「98年の件を知っていた」疑問
・「第三の男」の身分を絶対に明かさない
など、想定外の『流れ』になってしまい、さらにポケットからも携帯電話ではなく『手鏡』しかなかった事から、非常にチグハグな『事件』になってしまったのではないでしょうか。
(これ以外にも、志賀警官が「本当に追跡したとは思えない」証言がありますので、私は、彼らが「横浜駅→品川駅」と植草さんを追ったと言う話そのものに、疑いを持っています。)
★ネットの「エチケット」は守ろう
NAME: mojo
「植草先生大好きです」さん
どこかで、別の「mojoさん」が「小泉・竹中が犯人」とおっしゃっているのでしょうか?
そんな書き込みがあるとしたら、きっと2ちゃんでしょうから、アンチの成り済ましにダマされないように注意されたほうが良いと思います。・・・「2ちゃんに書き込んだことはない」のに、私の名前でそんな意味の書き込みをするのは、どういうスジの『工作員』なのでしょうね?
私が以前見た“別の”アンチコメントでは、私はネットの擁護の多数派に反して、一人だけ「警察でっちあげ派」だからこそ、彼らが「アイツは頭がおかしいヤツだ」と決めつけるような内容でした。
それは置いておいても、こういう時期だからこそ事件の真相についてのそれぞれの考え(前提)を議論してみるのもいいかもしれませんね。
(↑ちょうどNumLockさんの『真犯人』の話題を受けたコメントを書こうと思っていたので、ちょうど良かった。あとのコメントで「事件について」をまとめたいと思います。)
一つだけ、「大好き」さん
一般常識として「他サイトの悪口」などを、別のところに書き込む(=チクる)ような行為は、あまりやらないほうが良いと思いますョ。
>小泉の犯罪歴と病歴が載ってました←事実関係のハッキリしない、よくある風評
>すぐ消されてしまいました。←「今現在」無いのなら、確認のしようが無い
>掲示板の管理人さんはなんか変じゃないですか?←あなたの個人的な印象
まぁ、こういう事は某掲示板では良く見られますが、たぶんこちらでは「小泉の病歴」などは、私たちが議論している「植草さんが冤罪かどうか」とは全く関係の無い話題なので、読む人を混乱させるだけだと思います。
せめて、これらの『確認不能な内容』や『他の支援サイトの中傷』ととられかねない内容は、修正していただいたほうが良いと思います。
ちなみに、私は「植草先生の掲示板が変」なんて、全く思ったことが無いのですが・・・
(ゆうたまさん、このコメントは「大好き」さんの↓のコメントに対する感想なので、もしも当該コメントが『ふさわしくない』と判断されるようでしたら、私のこのコメントも同時に削除していただければと思います。・・・「植草先生大好きです」とまで言っている人が、ネットのエチケットを「どう考えているのか?」を見る意味で、しばらく様子を見守っても良いかも。)
どこかで、別の「mojoさん」が「小泉・竹中が犯人」とおっしゃっているのでしょうか?
そんな書き込みがあるとしたら、きっと2ちゃんでしょうから、アンチの成り済ましにダマされないように注意されたほうが良いと思います。・・・「2ちゃんに書き込んだことはない」のに、私の名前でそんな意味の書き込みをするのは、どういうスジの『工作員』なのでしょうね?
私が以前見た“別の”アンチコメントでは、私はネットの擁護の多数派に反して、一人だけ「警察でっちあげ派」だからこそ、彼らが「アイツは頭がおかしいヤツだ」と決めつけるような内容でした。
それは置いておいても、こういう時期だからこそ事件の真相についてのそれぞれの考え(前提)を議論してみるのもいいかもしれませんね。
(↑ちょうどNumLockさんの『真犯人』の話題を受けたコメントを書こうと思っていたので、ちょうど良かった。あとのコメントで「事件について」をまとめたいと思います。)
一つだけ、「大好き」さん
一般常識として「他サイトの悪口」などを、別のところに書き込む(=チクる)ような行為は、あまりやらないほうが良いと思いますョ。
>小泉の犯罪歴と病歴が載ってました←事実関係のハッキリしない、よくある風評
>すぐ消されてしまいました。←「今現在」無いのなら、確認のしようが無い
>掲示板の管理人さんはなんか変じゃないですか?←あなたの個人的な印象
まぁ、こういう事は某掲示板では良く見られますが、たぶんこちらでは「小泉の病歴」などは、私たちが議論している「植草さんが冤罪かどうか」とは全く関係の無い話題なので、読む人を混乱させるだけだと思います。
せめて、これらの『確認不能な内容』や『他の支援サイトの中傷』ととられかねない内容は、修正していただいたほうが良いと思います。
ちなみに、私は「植草先生の掲示板が変」なんて、全く思ったことが無いのですが・・・
(ゆうたまさん、このコメントは「大好き」さんの↓のコメントに対する感想なので、もしも当該コメントが『ふさわしくない』と判断されるようでしたら、私のこのコメントも同時に削除していただければと思います。・・・「植草先生大好きです」とまで言っている人が、ネットのエチケットを「どう考えているのか?」を見る意味で、しばらく様子を見守っても良いかも。)
★小泉と竹中をベコベコにしてやるべきだと思います。
NAME: 植草先生大好きです
事件は完全にでっち上げだと思います。おとり捜査的な違法捜査だと思います。後を執拗につけまわして、ちょっと動きがあった所で、身に覚えのない因縁をひっかける。やくざや電車の中のスリ集団がよくやる手法です。
私は、これからはmojoさんのおっしゃる様に、竹中と小泉の過去のすべての汚れた犯罪を糾弾する道を選んだ方がいいと思います。なんたって、真犯人はやつらなのですから。植草先生に因縁をひっかけて、「地獄に堕ちろ!」という気持ちです。植草先生の掲示板に小泉の犯罪歴と病歴が載ってましたが(すぐ消されてしまいました。どうしてでしょう。)きっこさんの2005年のブログにも書かれていました。信憑性は高いと思います。相手が大ウソをついて因縁をひっかかけているのですから、カッコなんかつけてられないと思います。真剣勝負です。
彼らの悪事をすべて、白日の下に晒してやるべきだと思います。(掲示板の管理人さんはなんか変じゃないですか?いったい誰なんでしょうね。)
私は、これからはmojoさんのおっしゃる様に、竹中と小泉の過去のすべての汚れた犯罪を糾弾する道を選んだ方がいいと思います。なんたって、真犯人はやつらなのですから。植草先生に因縁をひっかけて、「地獄に堕ちろ!」という気持ちです。植草先生の掲示板に小泉の犯罪歴と病歴が載ってましたが(すぐ消されてしまいました。どうしてでしょう。)きっこさんの2005年のブログにも書かれていました。信憑性は高いと思います。相手が大ウソをついて因縁をひっかかけているのですから、カッコなんかつけてられないと思います。真剣勝負です。
彼らの悪事をすべて、白日の下に晒してやるべきだと思います。(掲示板の管理人さんはなんか変じゃないですか?いったい誰なんでしょうね。)
★真犯人
NAME: 熊八
NumLockさん、はじめまして。熊八と申します。よろしくお願いいたします。
まず細かいことですが、「冤罪」とは、無実なのに罪に問われていることを言うと思いますので、たとえ「作られた罪」でも「冤罪」と言えると思います。
植草氏の他に真犯人がいないとする説は、T氏(検察側目撃者)がまったくのウソをついているとしない限り、成り立たない説だと思われます。
T氏は、逮捕者K氏の<被害者のすぐ右後ろに至近距離に植草氏がいて、動いていない>との供述と矛盾する、<犯人は2歩ほど後退した>との証拠(再現写真・供述)も残していますので、検察に不利な証拠も出しているということから、ニセ証人ではないと私は思っています。
したがって、被害者の右にいた植草氏とは別に、被害者の真後ろで犯行を行なった真犯人がいたと考えています。
細かい考察は、この下のほうにあります、「★真犯人は後退し、右後ろにいた植草氏が間違えられた、というだけの事件」を、よかったらご参照ください。
まず細かいことですが、「冤罪」とは、無実なのに罪に問われていることを言うと思いますので、たとえ「作られた罪」でも「冤罪」と言えると思います。
植草氏の他に真犯人がいないとする説は、T氏(検察側目撃者)がまったくのウソをついているとしない限り、成り立たない説だと思われます。
T氏は、逮捕者K氏の<被害者のすぐ右後ろに至近距離に植草氏がいて、動いていない>との供述と矛盾する、<犯人は2歩ほど後退した>との証拠(再現写真・供述)も残していますので、検察に不利な証拠も出しているということから、ニセ証人ではないと私は思っています。
したがって、被害者の右にいた植草氏とは別に、被害者の真後ろで犯行を行なった真犯人がいたと考えています。
細かい考察は、この下のほうにあります、「★真犯人は後退し、右後ろにいた植草氏が間違えられた、というだけの事件」を、よかったらご参照ください。
★ありがとうございます
NAME: NumLock
ゆうたまさん、コメントをありがとうございます。これまで触れてきた情報(植草さんの本やネット上の情報)からの推測に過ぎませんが、「冤罪」というより過去の事件はすべて「作られた罪」と考えるのが自然ではないかと感じています。つまり犯人は最初からいない。
ゆうたまさんは真犯人はいるとお考えなのですね。さまざまな情報を集め、よくよく検討してみた上でのことでしょう。1つの考えとして尊重いたします。
> でも植草氏ご本人は随分と表裏の激しい方と自分の体験から判断しました。
> その事を刑務所に収監されたら書かせてもらいます。
植草さんには苦言も必要、私はそう思っています。そんなことを「植草事件の真相掲示板」に書いて、「何様じゃ?」と叩かれ、追い出されましたが(笑)。
ゆうたまさんは真犯人はいるとお考えなのですね。さまざまな情報を集め、よくよく検討してみた上でのことでしょう。1つの考えとして尊重いたします。
> でも植草氏ご本人は随分と表裏の激しい方と自分の体験から判断しました。
> その事を刑務所に収監されたら書かせてもらいます。
植草さんには苦言も必要、私はそう思っています。そんなことを「植草事件の真相掲示板」に書いて、「何様じゃ?」と叩かれ、追い出されましたが(笑)。
[No name] Re:ありがとうございます
>ゆうたまさん、コメントをありがとうございます。これまで触れてきた情報(植草さんの本やネット上の情報)からの推測に過ぎませんが、「冤罪」というより過去の事件はすべて「作られた罪」と考えるのが自然ではないかと感じています。つまり犯人は最初からいない。
>
>ゆうたまさんは真犯人はいるとお考えなのですね。さまざまな情報を集め、よくよく検討してみた上でのことでしょう。1つの考えとして尊重いたします。
>ゆうたまさんは真犯人はいるとお考えなのですね。
難しいです。
うーん。いまだにどっちつかずの考えです。
>
>ゆうたまさんは真犯人はいるとお考えなのですね。さまざまな情報を集め、よくよく検討してみた上でのことでしょう。1つの考えとして尊重いたします。
>ゆうたまさんは真犯人はいるとお考えなのですね。
難しいです。
うーん。いまだにどっちつかずの考えです。
★鳩山由紀夫、擁護論
NAME: mojo
今朝のウェークアップでは、自民党の町村前官房長官が中継で出ていましたが、別の話題ばかりで不満だとして「鳩山問題についてオファーを受けたのに」と言って、かなり執拗に批判していました。・・・ちなみに、司会の辛坊治郎氏が「そういうオファーだったのですか?」みたいな事を言っていました。
(自民党は、この問題を「大きく」したいのは確かでしょう。)
ところで、
ある、中小企業の社長がおっしゃっていたのですが、自身の家や車など、多少給与を上乗せして(個人の所得としては、税法上不利だけど)自分に給料を多くして、家や車などを買ったりするのは「贅沢のため」よりも「イザというときのため」だというのを聞いたことがあります。
「大手は知らないけど、ウチのような中小は、税金はしっかり取られるけど、イザ経営が苦しくなっても、誰も知らん顔。そういう時のためにも『処分して金になるもの』を持っておかないと、従業員を路頭に迷わすワケにはいかないのです。」
これが、実際に企業を経営している人間の『ホンネ』だと思います。
税金を「取る側/使う側」は、少しでも多く払えと言うでしょうが、結果として『無駄遣い』が社会問題になるほど、杜撰なお金の使い方が指摘されています。
では「払う側」はどうかというと、決して利益がイコール「余剰資金」ではありません。・・・“取る”側の「儲けの何パーセントなのだから、払えるハズ」というのは、経営を知らない人間の論理です。実際には、利益を生まない「先行投資」などに投資しなければ、結局、業績は悪くなる。
どうやら我が国(特に、現在の与党である自民党)は、大企業を優遇する路線なので、中小企業は見捨てられている形です。
冒頭の話じゃないですが、中小企業の経営は、不渡りを出して倒産した時に、負債を返すのに「あらゆる財産を処分する」必要があるのが現状です。
経営者が『危機管理』に心を配っているのは、自分一人ではなく、家族同然の『従業員の事を思うと』という事が大きいと思います。・・・自分一人なら「自己破産」のほうがラクでしょう。
現在でも、このように『社員は家族』と考えている経営者は、我が国では多いと思います。(特に、中小企業)
これも「共生・友愛」という、我が国の伝統的な価値観であり、良い面だったと思います。
その「友愛」を信条にする鳩山由起夫民主党代表の問題。鳩山代表のイメージとしては、中小企業の経営者とは『正反対』の裕福な人というイメージです。
政治活動にはお金がかかる・・・
今、その「資金源」というか、その『出所』が問題視されていますが、弟の邦夫氏が、政治資金で以前問題になった時に「母親や姉からの寄付が何百万」という話がありますので「兄弟なら同じだろう」ということから、そういう身内からの資金が原資ということは、十分考えられます。
今回の鳩山代表の何が問題なのかというと、(大きく問題にしたい側である)自民党のプロジェクトチームによれば
>政治資金管理団体が同氏の自己資金を故人からの献金として政治資金収支報告書に記載をしていた
このことが問題ということみたいです。
問題となるのは「 個別制限」(1人の寄附者が同一の者に対して 1年間にできる寄附額を制限する )があることから「(自分に)寄付したいけど出来ない」ということだったのかもしれません。
仮に、法律の「一言一句守るべき」となると、それこそ与党の人間のほうに『スネにキズを持つ』人が多いのは、小沢前代表の件で明らかになっています。
したがって、与党が『たてまえ』で攻撃するほどに、「身内には甘いんだね?」ということになり、ヤブヘビになります。
上杉隆さんの
「故人献金」疑惑の鳩山代表が開いた釈明会見をどう評価するか
http://diamond.jp/series/uesugi/10084/
これを読む限り「鳩山代表は2回の会見で、記者の全質問に答えた」ということで、それでも「説明責任を果たしていない」が80パーセントというのは、非常に簡単な話、
>メディアが伝えていない
だけです。
私が見た限り、鳩山さんが記者に囲まれている“映像”はあっても、その『コトバ』の前に切られてました。つまり、「説明部分」はもともと情報として『伝えていない』からこそ、世間は「聞いていない」と答えているだけです。
(「世論調査」に答える人のうち、どのくらい「自分で、調べる人」がいるのでしょうか?)
政治資金に関しては、
ーーーーーー
資金管理団体の届出をした政治家がその資金管理団体に対してする寄附(特定寄附及び自己資金による寄附)については、個別制限はない。
ーーーーーーー
こういう考え方もあるので、今回のように「資産家」で有名な『鳩山家』が、自分の作った政党(民主党)のために、自己資金を使うのは、冒頭の『中小企業の経営者』と同じような感覚だとしても、おかしくないと思います。
中小企業の社長は、「倒産しそうになっても、ダレも助けてくれないから、少しでも『処分できる資産』を増やそうとするのでしょうし、鳩山さんの場合は、(鳩山さんの意向を汲んだ)秘書が「何とかしたい」と工夫したのかもしれません。
◎「秘書が、勝手にやったこと」は、自民のオハコ
建前は別にして、多分「鳩山さんも知っていたハズだ」という風に自民党は批判するでしょうが、「本当にマズいこと」の場合、過去のケースと比較されることは覚悟しておいたほうが良いでしょう。
>西松建設事件めぐって先週、「献金リストに登場した自民党実力者の秘書が自殺した」
有名なところでは、リクルート事件の
>竹下元首相の金庫番、青木伊平秘書の自殺
こういう悲劇が起こるくらいなので「秘書が、政治家には知らせない」ことで、その政治家を守るのは、むしろ自民党のお偉いさんほど、良くご存知でしょう(笑)
つまり、鳩山さんの問題で「鳩山代表は知っていたハズ」と追及するのは勝手ですが、それはイコール、自分たちが過去の不祥事の火消しとして「秘書が勝手にやった」というのが、単なる言い訳だということを、リクルートや佐川急便、その他、これまでの元総理を始めとするさまざまな自民党議員の『汚職事件』で「秘書が勝手にやったこと」という言い訳が、“そうではない”ことを、自ら白状することでもあります。
鳩山さんの責任を追及するほどに、自分たちが「秘書がやったこと」と言い逃れていたけど、やっぱり「政治家も知っていたんだ」と世間に認めることになる。
まぁ、国民に「より不誠実」なのは、結局自民党だったということが、追及すればするほど明らかになるという意味で、与党側が目先だけの思惑で、勇ましく民主党を追及してみるのも自由ではあるのですが(笑)
(自民党は、この問題を「大きく」したいのは確かでしょう。)
ところで、
ある、中小企業の社長がおっしゃっていたのですが、自身の家や車など、多少給与を上乗せして(個人の所得としては、税法上不利だけど)自分に給料を多くして、家や車などを買ったりするのは「贅沢のため」よりも「イザというときのため」だというのを聞いたことがあります。
「大手は知らないけど、ウチのような中小は、税金はしっかり取られるけど、イザ経営が苦しくなっても、誰も知らん顔。そういう時のためにも『処分して金になるもの』を持っておかないと、従業員を路頭に迷わすワケにはいかないのです。」
これが、実際に企業を経営している人間の『ホンネ』だと思います。
税金を「取る側/使う側」は、少しでも多く払えと言うでしょうが、結果として『無駄遣い』が社会問題になるほど、杜撰なお金の使い方が指摘されています。
では「払う側」はどうかというと、決して利益がイコール「余剰資金」ではありません。・・・“取る”側の「儲けの何パーセントなのだから、払えるハズ」というのは、経営を知らない人間の論理です。実際には、利益を生まない「先行投資」などに投資しなければ、結局、業績は悪くなる。
どうやら我が国(特に、現在の与党である自民党)は、大企業を優遇する路線なので、中小企業は見捨てられている形です。
冒頭の話じゃないですが、中小企業の経営は、不渡りを出して倒産した時に、負債を返すのに「あらゆる財産を処分する」必要があるのが現状です。
経営者が『危機管理』に心を配っているのは、自分一人ではなく、家族同然の『従業員の事を思うと』という事が大きいと思います。・・・自分一人なら「自己破産」のほうがラクでしょう。
現在でも、このように『社員は家族』と考えている経営者は、我が国では多いと思います。(特に、中小企業)
これも「共生・友愛」という、我が国の伝統的な価値観であり、良い面だったと思います。
その「友愛」を信条にする鳩山由起夫民主党代表の問題。鳩山代表のイメージとしては、中小企業の経営者とは『正反対』の裕福な人というイメージです。
政治活動にはお金がかかる・・・
今、その「資金源」というか、その『出所』が問題視されていますが、弟の邦夫氏が、政治資金で以前問題になった時に「母親や姉からの寄付が何百万」という話がありますので「兄弟なら同じだろう」ということから、そういう身内からの資金が原資ということは、十分考えられます。
今回の鳩山代表の何が問題なのかというと、(大きく問題にしたい側である)自民党のプロジェクトチームによれば
>政治資金管理団体が同氏の自己資金を故人からの献金として政治資金収支報告書に記載をしていた
このことが問題ということみたいです。
問題となるのは「 個別制限」(1人の寄附者が同一の者に対して 1年間にできる寄附額を制限する )があることから「(自分に)寄付したいけど出来ない」ということだったのかもしれません。
仮に、法律の「一言一句守るべき」となると、それこそ与党の人間のほうに『スネにキズを持つ』人が多いのは、小沢前代表の件で明らかになっています。
したがって、与党が『たてまえ』で攻撃するほどに、「身内には甘いんだね?」ということになり、ヤブヘビになります。
上杉隆さんの
「故人献金」疑惑の鳩山代表が開いた釈明会見をどう評価するか
http://diamond.jp/series/uesugi/10084/
これを読む限り「鳩山代表は2回の会見で、記者の全質問に答えた」ということで、それでも「説明責任を果たしていない」が80パーセントというのは、非常に簡単な話、
>メディアが伝えていない
だけです。
私が見た限り、鳩山さんが記者に囲まれている“映像”はあっても、その『コトバ』の前に切られてました。つまり、「説明部分」はもともと情報として『伝えていない』からこそ、世間は「聞いていない」と答えているだけです。
(「世論調査」に答える人のうち、どのくらい「自分で、調べる人」がいるのでしょうか?)
政治資金に関しては、
ーーーーーー
資金管理団体の届出をした政治家がその資金管理団体に対してする寄附(特定寄附及び自己資金による寄附)については、個別制限はない。
ーーーーーーー
こういう考え方もあるので、今回のように「資産家」で有名な『鳩山家』が、自分の作った政党(民主党)のために、自己資金を使うのは、冒頭の『中小企業の経営者』と同じような感覚だとしても、おかしくないと思います。
中小企業の社長は、「倒産しそうになっても、ダレも助けてくれないから、少しでも『処分できる資産』を増やそうとするのでしょうし、鳩山さんの場合は、(鳩山さんの意向を汲んだ)秘書が「何とかしたい」と工夫したのかもしれません。
◎「秘書が、勝手にやったこと」は、自民のオハコ
建前は別にして、多分「鳩山さんも知っていたハズだ」という風に自民党は批判するでしょうが、「本当にマズいこと」の場合、過去のケースと比較されることは覚悟しておいたほうが良いでしょう。
>西松建設事件めぐって先週、「献金リストに登場した自民党実力者の秘書が自殺した」
有名なところでは、リクルート事件の
>竹下元首相の金庫番、青木伊平秘書の自殺
こういう悲劇が起こるくらいなので「秘書が、政治家には知らせない」ことで、その政治家を守るのは、むしろ自民党のお偉いさんほど、良くご存知でしょう(笑)
つまり、鳩山さんの問題で「鳩山代表は知っていたハズ」と追及するのは勝手ですが、それはイコール、自分たちが過去の不祥事の火消しとして「秘書が勝手にやった」というのが、単なる言い訳だということを、リクルートや佐川急便、その他、これまでの元総理を始めとするさまざまな自民党議員の『汚職事件』で「秘書が勝手にやったこと」という言い訳が、“そうではない”ことを、自ら白状することでもあります。
鳩山さんの責任を追及するほどに、自分たちが「秘書がやったこと」と言い逃れていたけど、やっぱり「政治家も知っていたんだ」と世間に認めることになる。
まぁ、国民に「より不誠実」なのは、結局自民党だったということが、追及すればするほど明らかになるという意味で、与党側が目先だけの思惑で、勇ましく民主党を追及してみるのも自由ではあるのですが(笑)
★モジョちゃんの意図
NAME: 名乗るほどの者では
おいらのコメントにムキになって返答してたモジョモジョちゃんは、単に民主党の宣伝広報のために植草氏を利用しているだけなので、植草氏本人がどうなろうが関係ないし興味もないんです。どちらかといえば選挙前のこの時期にブタバコに放り込まれたほうが都合がいいとか考えてるんじゃないでしょうかね(笑)
しかし、民主党支持者にこう言う人間がいると思うと次回衆議院選では民主党に投票しようと思っていた気持ちも揺らいじゃいますね。だって気持ち悪いですもん。
しかし、民主党支持者にこう言う人間がいると思うと次回衆議院選では民主党に投票しようと思っていた気持ちも揺らいじゃいますね。だって気持ち悪いですもん。
★「郵政物件」・・詐欺でも、何十億
NAME: mojo
どうやら「竹中平蔵の犯罪」の疑惑追及は「かんぽの宿」だけでは終わらないみたいですね。
「郵政問題、次の標的はミサワホーム?旧社宅複数買収
社長は竹中平蔵氏の実兄」
ttp://www.zakzak.co.jp/top/200906/t2009063018_all.html
ーーーーーーー
夕刊フジが入手した内部資料によると、グループ企業の「ミサワホーム九州」(福岡)と「ミサワホーム東海」(名古屋)が2006年12月から07年1月にかけ、大分県内と愛知県内にある郵政公社(当時)の旧社宅計11物件を計約3億5600万円で買収した。
日本郵政は物件の売却価格について「不動産鑑定評価額(時価)をもとに決定し、適正な価格」と説明。
ミサワホームも夕刊フジの取材に対し「適正な仕入れ価格であったと認識しております」(広報・IRグループ)と説明している。
ーーーーーーー
これが『苦しい言い訳』なのは、かんぽの宿のケースと全く同じです。
>開発すれば簡単に買い手が付く
>大分県の旧佐伯向島2号社宅は2200万円、愛知県の旧寺野2号社宅の土地は2億5000万円くらいあってもよく、(ミサワの買収価格は)安すぎる
このように不動産関係者が言うのも当然です。
『計11物件を計約3億5600万円で買収』
↑
これが、いかに相場とかけ離れているのかを示す、分かりやすい事例をご紹介します。
「「日本郵政物件」かたり詐欺 「破格で落札できる」、未遂数十件 」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090222/crm0902220109002-n1.htm
ーーーーーーー
神戸市中央区の大阪貯金事務センター神戸分館と駐車場。敷地計1900坪に鉄筋造7階建てのビルがある。不動産登記簿によると、土地は日本郵政グループのゆうちょ銀行と郵便局会社が所有。ビルは昭和46年に建築されたもので、ゆうちょ銀行が所有している。
同社長は「郵政に強い国会議員の秘書を知っている。落札するように口利きできる」などと話し、落札価格として1坪あたり150万円前後、計30億円を提示。購入資金の一部として、18億円の資金を用意するように指示した。
男性側は、提示された坪単価が相場の半値以下と判断し、資金調達のめどをつけた上で、同社長と大阪府内で会合を持つ約束をしたが、確実に落札できるという証拠を求めるなどしたところ、連絡が取れなくなったという。
ーーーーーーー
こちらは、総務省に問い合わせて「詐欺」だと分かって被害が出なかったのですが、ポイントは
・神戸市中央区の大阪貯金事務センター神戸分館と駐車場
・敷地計1900坪に鉄筋造7階建てのビル
・1坪あたり150万円前後、計30億円を提示
・購入資金の一部として、18億円の資金を用意するように指示
「落札するように口利きできる」などと近づくのは、詐欺の常套手段ですが、この話を持ちかけられた会社社長が『資金調達のめどをつけた』上で『確実に落札できるという証拠を求めた』ら、急に連絡が取れなくなったということです。(ウソがバレた)
このように、たった2物件でさえ「18億円を都合する人」が、簡単に表れるくらい『お得』だということです。
さらに記事では、
ーーーーーー
日本郵政では、宿舎の住所や評価額などが記載された架空の「資産処分リスト」を見せて破格の購入話を持ちかけ、取引の手付金や融資金名目で金銭をだまし取ろうとした事例数十件を約1年前から把握。詐欺の被害は今のところ確認されていないが、都内の大手不動産会社まで問い合わせてきたという。
ーーーーーー
つまり、不動産業界では「郵政払い下げ物件はお得だ」という認識が、業界には広く知られていたのでしょう。
かんぽの宿の時、入札は「適正な手続き」だと説明していましたが、むしろ「バルクセール」をしなくても、個別でも『相場の半分』程度なら、速攻でお金を準備する業者はたくさん名乗り出たのではないかというのが、この『詐欺未遂』事件から分かることです。
今回問題になっている建物は、
>大分県内と愛知県内にある郵政公社(当時)の旧社宅計11物件を計約3億5600万円で買収
とのことですが、詐欺のほうは、「神戸市中央区の大阪貯金事務センター神戸分館と駐車場」だけで、『18億円』を用意したということで、もしかしたら愛知の物件一つだけでも、キチンと一般競争入札をすれば、何億とかで売れたかもしれません。
(ここからが、今回のミサワホームが『不透明』となるのでしょう。)
竹中平蔵氏のお兄さんが、ミサワホームの社長に就任したのは、昨年なので「会社全体」ではなく、むしろ、当時の
>グループ企業の「ミサワホーム九州」(福岡)と「ミサワホーム東海」(名古屋)
の取引だったようですが、どうもこのように『激安物件』を落札したにも関わらず、気になる話があります。
ttp://misawa-toyota.jp-j.com/?eid=501270
ーーーーーーー
07年2月9日にミサワHDは子会社のミサワホーム九州の粉飾決算問題についての調査結果を発表した。それによるとミサワ九州の田代久幸社長ら現職幹部は「出先の支店長指導の粉飾を黙認していた」と粉飾の関与を事実上認めた。当初、「子会社経営陣の直接関与は無い」と釈明したが、その後、弁護士ら第三者による委員会の追及に田代社長らが黙認を認めた。
弁護士ら委員会のメンバーはミサワ九州の役員や偽装に関与した社員から事情聴取した。00年度下期に始まった未完成物件を前倒しして計上して売り上げ高を水増しする不適切な会計処理について「ミサワ九州の役員らの直接の指示は認められなかったものの、役員の中には支店長経験者がいてうすうす気ずいていた」と認定した。
ミサワ九州は粉飾決算が明らかになったことで福岡証券取引所の上場廃止になった。更に決算訂正で06年9月期末で7億6千万円の債務超過に陥ったが、ミサワHD向けに13億円の第三者割当増資をして債務超過を解消する予定である。
ーーーーーーー
どうも、竹中平蔵氏の名前が出てくる所には、『不透明な取引』とともに、偶然かもしれませんが『粉飾決算』などという“キナ臭い”キーワードが出てくることが多いような気がします。
ホリエモンが選挙に出たとき、
>竹中総務相は「 改革は小泉純一郎とホリエモンと竹中平蔵がスクラムを組んでやり遂げます」と絶叫していた。
半年後に、そのホリエモン(ライブドア)が「地検特捜部」に捕まりましたが・・・
今朝も、竹中氏はウェークアップに出ていましたが、そんなに『ヒマ』なんだから、国会にも出ればいいのに(笑)
「郵政問題、次の標的はミサワホーム?旧社宅複数買収
社長は竹中平蔵氏の実兄」
ttp://www.zakzak.co.jp/top/200906/t2009063018_all.html
ーーーーーーー
夕刊フジが入手した内部資料によると、グループ企業の「ミサワホーム九州」(福岡)と「ミサワホーム東海」(名古屋)が2006年12月から07年1月にかけ、大分県内と愛知県内にある郵政公社(当時)の旧社宅計11物件を計約3億5600万円で買収した。
日本郵政は物件の売却価格について「不動産鑑定評価額(時価)をもとに決定し、適正な価格」と説明。
ミサワホームも夕刊フジの取材に対し「適正な仕入れ価格であったと認識しております」(広報・IRグループ)と説明している。
ーーーーーーー
これが『苦しい言い訳』なのは、かんぽの宿のケースと全く同じです。
>開発すれば簡単に買い手が付く
>大分県の旧佐伯向島2号社宅は2200万円、愛知県の旧寺野2号社宅の土地は2億5000万円くらいあってもよく、(ミサワの買収価格は)安すぎる
このように不動産関係者が言うのも当然です。
『計11物件を計約3億5600万円で買収』
↑
これが、いかに相場とかけ離れているのかを示す、分かりやすい事例をご紹介します。
「「日本郵政物件」かたり詐欺 「破格で落札できる」、未遂数十件 」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090222/crm0902220109002-n1.htm
ーーーーーーー
神戸市中央区の大阪貯金事務センター神戸分館と駐車場。敷地計1900坪に鉄筋造7階建てのビルがある。不動産登記簿によると、土地は日本郵政グループのゆうちょ銀行と郵便局会社が所有。ビルは昭和46年に建築されたもので、ゆうちょ銀行が所有している。
同社長は「郵政に強い国会議員の秘書を知っている。落札するように口利きできる」などと話し、落札価格として1坪あたり150万円前後、計30億円を提示。購入資金の一部として、18億円の資金を用意するように指示した。
男性側は、提示された坪単価が相場の半値以下と判断し、資金調達のめどをつけた上で、同社長と大阪府内で会合を持つ約束をしたが、確実に落札できるという証拠を求めるなどしたところ、連絡が取れなくなったという。
ーーーーーーー
こちらは、総務省に問い合わせて「詐欺」だと分かって被害が出なかったのですが、ポイントは
・神戸市中央区の大阪貯金事務センター神戸分館と駐車場
・敷地計1900坪に鉄筋造7階建てのビル
・1坪あたり150万円前後、計30億円を提示
・購入資金の一部として、18億円の資金を用意するように指示
「落札するように口利きできる」などと近づくのは、詐欺の常套手段ですが、この話を持ちかけられた会社社長が『資金調達のめどをつけた』上で『確実に落札できるという証拠を求めた』ら、急に連絡が取れなくなったということです。(ウソがバレた)
このように、たった2物件でさえ「18億円を都合する人」が、簡単に表れるくらい『お得』だということです。
さらに記事では、
ーーーーーー
日本郵政では、宿舎の住所や評価額などが記載された架空の「資産処分リスト」を見せて破格の購入話を持ちかけ、取引の手付金や融資金名目で金銭をだまし取ろうとした事例数十件を約1年前から把握。詐欺の被害は今のところ確認されていないが、都内の大手不動産会社まで問い合わせてきたという。
ーーーーーー
つまり、不動産業界では「郵政払い下げ物件はお得だ」という認識が、業界には広く知られていたのでしょう。
かんぽの宿の時、入札は「適正な手続き」だと説明していましたが、むしろ「バルクセール」をしなくても、個別でも『相場の半分』程度なら、速攻でお金を準備する業者はたくさん名乗り出たのではないかというのが、この『詐欺未遂』事件から分かることです。
今回問題になっている建物は、
>大分県内と愛知県内にある郵政公社(当時)の旧社宅計11物件を計約3億5600万円で買収
とのことですが、詐欺のほうは、「神戸市中央区の大阪貯金事務センター神戸分館と駐車場」だけで、『18億円』を用意したということで、もしかしたら愛知の物件一つだけでも、キチンと一般競争入札をすれば、何億とかで売れたかもしれません。
(ここからが、今回のミサワホームが『不透明』となるのでしょう。)
竹中平蔵氏のお兄さんが、ミサワホームの社長に就任したのは、昨年なので「会社全体」ではなく、むしろ、当時の
>グループ企業の「ミサワホーム九州」(福岡)と「ミサワホーム東海」(名古屋)
の取引だったようですが、どうもこのように『激安物件』を落札したにも関わらず、気になる話があります。
ttp://misawa-toyota.jp-j.com/?eid=501270
ーーーーーーー
07年2月9日にミサワHDは子会社のミサワホーム九州の粉飾決算問題についての調査結果を発表した。それによるとミサワ九州の田代久幸社長ら現職幹部は「出先の支店長指導の粉飾を黙認していた」と粉飾の関与を事実上認めた。当初、「子会社経営陣の直接関与は無い」と釈明したが、その後、弁護士ら第三者による委員会の追及に田代社長らが黙認を認めた。
弁護士ら委員会のメンバーはミサワ九州の役員や偽装に関与した社員から事情聴取した。00年度下期に始まった未完成物件を前倒しして計上して売り上げ高を水増しする不適切な会計処理について「ミサワ九州の役員らの直接の指示は認められなかったものの、役員の中には支店長経験者がいてうすうす気ずいていた」と認定した。
ミサワ九州は粉飾決算が明らかになったことで福岡証券取引所の上場廃止になった。更に決算訂正で06年9月期末で7億6千万円の債務超過に陥ったが、ミサワHD向けに13億円の第三者割当増資をして債務超過を解消する予定である。
ーーーーーーー
どうも、竹中平蔵氏の名前が出てくる所には、『不透明な取引』とともに、偶然かもしれませんが『粉飾決算』などという“キナ臭い”キーワードが出てくることが多いような気がします。
ホリエモンが選挙に出たとき、
>竹中総務相は「 改革は小泉純一郎とホリエモンと竹中平蔵がスクラムを組んでやり遂げます」と絶叫していた。
半年後に、そのホリエモン(ライブドア)が「地検特捜部」に捕まりましたが・・・
今朝も、竹中氏はウェークアップに出ていましたが、そんなに『ヒマ』なんだから、国会にも出ればいいのに(笑)
★植草さん自身のことは心配じゃないの?
NAME: 一庶民
植草さんが刑務所に入れられるのに、ここの支援者のみなさんは全く心配してないようにみえます。
本当の支援者なら、こういうことにはならないと思います。
ただ、自己主張したいだけなんじゃないのですか?
世間は騙されてるけど、賢い自分はこんなことを思いついた、すごいでしょう、と自慢して自己満足したいだけなんですよね?
コメントの稚拙さからも幼稚な性格がうかがえます。
何か、申し開きできますか?
本当の支援者なら、こういうことにはならないと思います。
ただ、自己主張したいだけなんじゃないのですか?
世間は騙されてるけど、賢い自分はこんなことを思いついた、すごいでしょう、と自慢して自己満足したいだけなんですよね?
コメントの稚拙さからも幼稚な性格がうかがえます。
何か、申し開きできますか?
★確定しても、収監は先でしょう
NAME: mojo
そういえば、植草さんの刑が確定して「いつ収監されるのか?」が話題になっていますが、確か『高知の白バイ冤罪裁判』の片岡さんも、刑が確定して、一ヶ月くらい経ってから『呼び出し』を受けたという話がありました。
植草さんのケースも、もう少し先でしょうね。
参考サイト
ttp://littlemonky737.blog90.fc2.com/
植草さんのケースも、もう少し先でしょうね。
参考サイト
ttp://littlemonky737.blog90.fc2.com/
[No name] Re:無題
こんにちは。
どうもありがとう。
ところで、NumLockさんは、事件についてはどう思ってらっしゃいますか?
私は事件は冤罪だと思います。
でも植草氏ご本人は随分と表裏の激しい方と自分の体験から判断しました。
その事を刑務所に収監されたら書かせてもらいます。
証拠などから判断しているので、事件まで冤罪ではないと思うわけではないですが・・・。
どうもありがとう。
ところで、NumLockさんは、事件についてはどう思ってらっしゃいますか?
私は事件は冤罪だと思います。
でも植草氏ご本人は随分と表裏の激しい方と自分の体験から判断しました。
その事を刑務所に収監されたら書かせてもらいます。
証拠などから判断しているので、事件まで冤罪ではないと思うわけではないですが・・・。
★真犯人は後退し、右後ろにいた植草氏が間違えられた、というだけの事件
NAME: 熊八
mojoさん、こんばんは。
そうですね。事件から2日後ぐらいまでの報道では、
<右後ろに密着して、左手首に傘を掛けながら、左手で、右お尻を触った>
という、かなりやりにくい犯行の仕方になっていました。
これは被害者や逮捕者の供述から構成した「犯行」だと考えられます。(T氏はまだ出て来ていない)
つまり、被害者が振り返ったときに、植草氏は右後ろにいた。右手では触っていない様子(おそらく吊り革を持っていた)。左手には傘を持っている。
その様子から「逆算」して、右後ろに密着して左手で触った、という容疑内容になっていたんだと思います。
ところが、事件2日後、目撃したというT氏が現れた。この人は、被害者の「真後ろ」に不審な男がいたと言う。
ここで、警察・検察は、植草氏が無実であることを確信したと思います。植草氏は明らかに被害者の右のほうにいたわけですから。
しかし、植草氏を無罪放免とするわけにはいかない。そんなことをすれば、前の品川事件も冤罪が疑われてしまう。
そこで、犯人の姿を見ていたT氏を活用することに決めたのだと思います。つまり、「真後ろの男」を植草氏だったことにする工作です。
ところが、T氏が警察に来た9月15日、大きなミスをしてしまいました。犯人が2歩ほど後退した様子を再現して撮影し、書類にしてしまったのです。
これでは、逮捕者K氏の供述と整合性が取れません。
K氏はおそらく、第6回公判で述べたのと同様、事件直後にも、<被害者のすぐ右後ろに植草氏が立っており、その位置関係はその後変わらなかった>と述べていたと考えられます。
これでは、犯人が2歩ほど後退したこと(T供述)と合わない。
そこで、逮捕者を法廷に出さないという方針になったのだと思います。そしてT氏の再現写真のほうも隠す。(実際、隠されていましたね。9月15日の出頭自体が。)
* * *
T氏は実際に、被害者の真後ろにいた不審な男を見ていたのだと、私は思います。
T氏の本当の立ち位置は、自らのメールに書いていたように、被害者の「前」あたりで、混み具合からしてもっと近かったでしょう。
T氏の証言から考えて、被害者の真後ろの不審な男は、かなり背が高く、かなり痩せ型で、酔っておらず、眼鏡を掛けていなかった。(T氏が眼鏡の有無を憶えていないと供述したのは、植草氏が眼鏡を掛けていたのに対して、犯人が掛けていなかったためと考えられます)
T証言で特徴的なのが、犯人は右に傾いていた、右に重心をかけた変な格好をしていた、という部分です。再三述べています。
そこで考えますに、この不審な男は、被害者の真後ろ(やや左)に立って、右に傾いて右手を伸ばし、右からスカートをめくった。そして、右のほうで半眠りで立っている植草氏に、痴漢の罪を着せようとしたのではないか。
たとえば、左後ろから前の人の右肩をたたいて右に振り向かせ、素知らぬふりをするというイタズラがありますよね。あれと同じ要領です。
すぐに素知らぬふりができるように、手ではなく、折り畳み傘か何かの道具を使ったかもしれません。
とにかく、右に傾いて、右からスカートをめくって、素知らぬふりをする。
被害者のほうは、反射的に右に振り返ります。すると右後ろに、びっくり顔のおじさん(植草氏)がいる。場所的に考えて、この人がやった、と思ってしまいます。
真犯人のほうは、いくら顔を見られていても、スカートをめくっている手(または道具)を誰にも見られていなければ、たとえ疑われたとしても、俺じゃないよと申し開きができます。そこそこ混んでいたので、手元が見られないことは可能です。
疑われても、「やったのはこの酔っぱらいだろ。おっ、こいつ植草じゃねえの?」とでも言えば、植草氏に罪を着せることができます。
植草氏のほうはと言えば、酔っぱらって半眠りしており、状況がわかっていないので、適切な抵抗ができません。
さてT氏のほうは、犯人が後退し、被害者が声を上げて以降の様子を、よく見ていなかったと考えられます。
というのも、T氏による被害者の抗議の様子の描写が、逮捕者K氏による描写と著しく異なっており、また、電車内での後半5分ほどの話を、検察がことさらに飛ばさせていると考えられるからです。(その時間の様子を見ていないから飛ばさせた、という可能性が高い)
T氏は供述調書によれば、自分が女子高生に何か怪しく思われていると思っていたようです。
T氏は女子高生(とその後ろの不審な男)をじろじろ見ていたので、女子高生のほうがにらみ返しでもしていたのかもしれません。
そして目の前で被害者が声を上げて振り返ったとき、T氏は相当に驚いたのではないかと思います。やばい!と。自分が怪しまれていると思っていたのですから、顔をそむけ、無関係者を装って、なるべく遠ざかろうという行動に出たと考えられます。自分に何かの嫌疑が及ばないと確信するまで、被害者から顔をそむけていたのではないでしょうか。いつこちらに矛先が向いてくるかわからない状況です。
(おそらく、わざわざ友人にメールを送ったのも、自分は犯人ではないと言っておくためだったのではないかと思います。つまり、誰かが容疑者として降ろされたようだけれど、ひょっとすると、自分に嫌疑が掛けられるかもしれない。その時のために、自分ではないという「証拠」を残しておこうとしたのかもしれません。)
そしてT氏は、蒲田駅で植草氏が降ろされるときに、横から、植草氏を見たのだと思います。「よく」見たかどうかはわかりません。そして、被害者の真後ろにいた不審な男と同じような背広姿の中年男性だったので、違う人物だとは疑わなかったのだろうと思います。
* * *
おそらく真相はこんなところだったのでしょう。ところが、先ほども申しましたように、検察は、「真後ろの男」が植草氏だったことにする方針を取ります。
犯人は後退してしまっているので、いかに被害者のすぐ右後ろ(K供述)に接近させるか。
そこでこういう話にします。つまり、<後退した犯人に、被害者が詰め寄って、ひとしきり抗議をし、最後に元の位置に戻った。そこへ犯人が近づいた>という動きを、T氏に「思い出させ」て、供述させたと考えられます。(おそらく本当はT氏は何も見ていない)
これで、逮捕者がやって来たときに植草氏が被害者の右後ろすぐのところにいたとしてもおかしくはなくなった、と検察は考えたと思います。
ところが、ここで弁護団が交替してしまい、検察が出したくなかった逮捕者K氏が、法廷に引きずり出される運びとなります。
K氏は、被害者の第一声の約1秒後から様子を見ており、そこからずーっと、被害者の右後ろすぐのところに植草氏がいたと証言してしまいました。(被害者はその場で前を向きながら、ひと言ひと言、いちいち振り返りながら抗議していた、とも証言)
T氏の言うような犯人や被害者の、抗議時間を挟んだ前後の移動など、無かったということです。
つまり要するに、真後ろにいた犯人が右から触って、後ろに下がった。右に振り返った被害者が、右後ろにいた植草氏がやったのだと勘違いした。それだけの事件なのです。
ちなみに、左手で左お尻を触った、という話になっているのは、T氏を「犯行の目撃者」であったことにするためだと考えられます。
犯行、すなわち、触っている手を見ている目撃者に、意味があります。
T氏は実際には被害者の「前」にいて、犯人の手など見えていなかったでしょうが、それを、T氏が被害者の左横77センチもの距離のところにいたことにして、犯人の手が見えていたことに、警察または検察が細工させたのではないかと思います。
そうですね。事件から2日後ぐらいまでの報道では、
<右後ろに密着して、左手首に傘を掛けながら、左手で、右お尻を触った>
という、かなりやりにくい犯行の仕方になっていました。
これは被害者や逮捕者の供述から構成した「犯行」だと考えられます。(T氏はまだ出て来ていない)
つまり、被害者が振り返ったときに、植草氏は右後ろにいた。右手では触っていない様子(おそらく吊り革を持っていた)。左手には傘を持っている。
その様子から「逆算」して、右後ろに密着して左手で触った、という容疑内容になっていたんだと思います。
ところが、事件2日後、目撃したというT氏が現れた。この人は、被害者の「真後ろ」に不審な男がいたと言う。
ここで、警察・検察は、植草氏が無実であることを確信したと思います。植草氏は明らかに被害者の右のほうにいたわけですから。
しかし、植草氏を無罪放免とするわけにはいかない。そんなことをすれば、前の品川事件も冤罪が疑われてしまう。
そこで、犯人の姿を見ていたT氏を活用することに決めたのだと思います。つまり、「真後ろの男」を植草氏だったことにする工作です。
ところが、T氏が警察に来た9月15日、大きなミスをしてしまいました。犯人が2歩ほど後退した様子を再現して撮影し、書類にしてしまったのです。
これでは、逮捕者K氏の供述と整合性が取れません。
K氏はおそらく、第6回公判で述べたのと同様、事件直後にも、<被害者のすぐ右後ろに植草氏が立っており、その位置関係はその後変わらなかった>と述べていたと考えられます。
これでは、犯人が2歩ほど後退したこと(T供述)と合わない。
そこで、逮捕者を法廷に出さないという方針になったのだと思います。そしてT氏の再現写真のほうも隠す。(実際、隠されていましたね。9月15日の出頭自体が。)
* * *
T氏は実際に、被害者の真後ろにいた不審な男を見ていたのだと、私は思います。
T氏の本当の立ち位置は、自らのメールに書いていたように、被害者の「前」あたりで、混み具合からしてもっと近かったでしょう。
T氏の証言から考えて、被害者の真後ろの不審な男は、かなり背が高く、かなり痩せ型で、酔っておらず、眼鏡を掛けていなかった。(T氏が眼鏡の有無を憶えていないと供述したのは、植草氏が眼鏡を掛けていたのに対して、犯人が掛けていなかったためと考えられます)
T証言で特徴的なのが、犯人は右に傾いていた、右に重心をかけた変な格好をしていた、という部分です。再三述べています。
そこで考えますに、この不審な男は、被害者の真後ろ(やや左)に立って、右に傾いて右手を伸ばし、右からスカートをめくった。そして、右のほうで半眠りで立っている植草氏に、痴漢の罪を着せようとしたのではないか。
たとえば、左後ろから前の人の右肩をたたいて右に振り向かせ、素知らぬふりをするというイタズラがありますよね。あれと同じ要領です。
すぐに素知らぬふりができるように、手ではなく、折り畳み傘か何かの道具を使ったかもしれません。
とにかく、右に傾いて、右からスカートをめくって、素知らぬふりをする。
被害者のほうは、反射的に右に振り返ります。すると右後ろに、びっくり顔のおじさん(植草氏)がいる。場所的に考えて、この人がやった、と思ってしまいます。
真犯人のほうは、いくら顔を見られていても、スカートをめくっている手(または道具)を誰にも見られていなければ、たとえ疑われたとしても、俺じゃないよと申し開きができます。そこそこ混んでいたので、手元が見られないことは可能です。
疑われても、「やったのはこの酔っぱらいだろ。おっ、こいつ植草じゃねえの?」とでも言えば、植草氏に罪を着せることができます。
植草氏のほうはと言えば、酔っぱらって半眠りしており、状況がわかっていないので、適切な抵抗ができません。
さてT氏のほうは、犯人が後退し、被害者が声を上げて以降の様子を、よく見ていなかったと考えられます。
というのも、T氏による被害者の抗議の様子の描写が、逮捕者K氏による描写と著しく異なっており、また、電車内での後半5分ほどの話を、検察がことさらに飛ばさせていると考えられるからです。(その時間の様子を見ていないから飛ばさせた、という可能性が高い)
T氏は供述調書によれば、自分が女子高生に何か怪しく思われていると思っていたようです。
T氏は女子高生(とその後ろの不審な男)をじろじろ見ていたので、女子高生のほうがにらみ返しでもしていたのかもしれません。
そして目の前で被害者が声を上げて振り返ったとき、T氏は相当に驚いたのではないかと思います。やばい!と。自分が怪しまれていると思っていたのですから、顔をそむけ、無関係者を装って、なるべく遠ざかろうという行動に出たと考えられます。自分に何かの嫌疑が及ばないと確信するまで、被害者から顔をそむけていたのではないでしょうか。いつこちらに矛先が向いてくるかわからない状況です。
(おそらく、わざわざ友人にメールを送ったのも、自分は犯人ではないと言っておくためだったのではないかと思います。つまり、誰かが容疑者として降ろされたようだけれど、ひょっとすると、自分に嫌疑が掛けられるかもしれない。その時のために、自分ではないという「証拠」を残しておこうとしたのかもしれません。)
そしてT氏は、蒲田駅で植草氏が降ろされるときに、横から、植草氏を見たのだと思います。「よく」見たかどうかはわかりません。そして、被害者の真後ろにいた不審な男と同じような背広姿の中年男性だったので、違う人物だとは疑わなかったのだろうと思います。
* * *
おそらく真相はこんなところだったのでしょう。ところが、先ほども申しましたように、検察は、「真後ろの男」が植草氏だったことにする方針を取ります。
犯人は後退してしまっているので、いかに被害者のすぐ右後ろ(K供述)に接近させるか。
そこでこういう話にします。つまり、<後退した犯人に、被害者が詰め寄って、ひとしきり抗議をし、最後に元の位置に戻った。そこへ犯人が近づいた>という動きを、T氏に「思い出させ」て、供述させたと考えられます。(おそらく本当はT氏は何も見ていない)
これで、逮捕者がやって来たときに植草氏が被害者の右後ろすぐのところにいたとしてもおかしくはなくなった、と検察は考えたと思います。
ところが、ここで弁護団が交替してしまい、検察が出したくなかった逮捕者K氏が、法廷に引きずり出される運びとなります。
K氏は、被害者の第一声の約1秒後から様子を見ており、そこからずーっと、被害者の右後ろすぐのところに植草氏がいたと証言してしまいました。(被害者はその場で前を向きながら、ひと言ひと言、いちいち振り返りながら抗議していた、とも証言)
T氏の言うような犯人や被害者の、抗議時間を挟んだ前後の移動など、無かったということです。
つまり要するに、真後ろにいた犯人が右から触って、後ろに下がった。右に振り返った被害者が、右後ろにいた植草氏がやったのだと勘違いした。それだけの事件なのです。
ちなみに、左手で左お尻を触った、という話になっているのは、T氏を「犯行の目撃者」であったことにするためだと考えられます。
犯行、すなわち、触っている手を見ている目撃者に、意味があります。
T氏は実際には被害者の「前」にいて、犯人の手など見えていなかったでしょうが、それを、T氏が被害者の左横77センチもの距離のところにいたことにして、犯人の手が見えていたことに、警察または検察が細工させたのではないかと思います。
★改めて「右から左に変更ですか?」
NAME: mojo
(熊八さん、アンチの必死さも異様といえば異様ですが、やはり事件そのものがおかしいという根拠は「事件直後から」存在しているということで、以下の投稿をします。)
ゆうたまさん、ご存知でしたか?
先日、小泉惨敗の話題で「阿修羅の、昼休み板」の話が出ましたが、サイト内検索で「mojo」で探したら、けっこうヒットしました。
その中で、懐かしい(けど、非常に興味深い)記事をご紹介します。←というか、ゆうたまさんの文章なのですが(笑)
(↓阿修羅の記事)
ttp://www.asyura2.com/07/senkyo31/msg/927.html
************
http://yuutama1.blog.shinobi.jp/Entry/13/
2007/03/09 (Fri)
右から左に変更ですか?
最近、速記録やら9月ごろのネットのニュースを保存しておいたものを見直しています。
そこで気になったのが、9月14日配信のネットのニュース。
事件が起こったのは9月13日なので、9月14日配信のニュースで詳しく伝えているものは当然警察からリークされたものだと考えます。
間違いなくそうでしょう。他に詳しく知りようがない。
13日夜とか14日とかに被害者と言われる人物や逮捕者2名の調書が作成され、その供述がリークされ書かれているものだと思う。
晴天とら日和さんが当時の記事を色々UPしてくださっているので一部引用させていただく。
スポーツニッポン 2006年9月14日 (木)
◆・【調べによると、植草容疑者は13日午後10時15分ごろ、京浜急行下り線の車内で、神奈川県内に住む高校2年生の女子生徒の臀(でん)部をさわった疑い。京急品川駅を同10時8分に出た快速特急に乗り、制服姿の女子生徒の右後方から体を密着させて、左手で右臀部をスカートの上から触った。車内の座席は埋まっており、立っている人も多くいたが、乗客の体が触れ合うほど込んではいなかった。
日刊スポーツの記事も
◆・【調べによると、植草容疑者は品川を発車直後から女子生徒の右背後に立ち、左手でスカートの上から尻の右側を触り
となっている。
晴天とら日和さんを見ていただければ全文読めますが、
このスポニチは当然警察から聞いたと思わざるを得ないほど詳しく書いてあるわけです。
左手で触ってたと当初被害者などが証言していたのは右側のお尻だったの?
今は目撃証人の話を聞くと左手で左側になっていると思いますが・・・。(速記録参照)
これって警察発表(要するに、誰か被害者か目撃した人物が、警官に証言した)状況と、
公判の目撃者の証言が食い違う。
書き間違いじゃなく、発表と“その後”が変わった?
被害者と言われる女性が言う『手首にかけてた傘』が見えやすい位置に供述も証言も修正したのかな?
被害者と言われる女性が手首に傘をかけて触っているのを見たと報道されていましたが、左手に傘をかけて左手で右のお尻を触ってたなら、手首にかけた傘はもっと見えない位置になりませんか?
真後ろっていう感じで。まず見えはしない。
一番最初の被害者と言われる女性の供述調書ってどうなっているんだろう?
見てみたいです。
なんだかころころ変わっているようで。
スポニチの記事に
『車内の座席は埋まっており、立っている人も多くいたが、乗客の体が触れ合うほど込んではいなかった。』と書いてありますが、これも速記録を読むと証人の証言にほぼ同じ表現がある。
検察で4回打ち合わせをしたようなので車内の混み具合の証言を被害者と言われる女性の証言に合わせたのかな?
都合の悪いところは変更し、他の証言と辻褄を合わせ、なんだか痴漢事件のストーリーを作り上げてる気がするのは私だけだろうか。
いつの時点で右から左になったんだろう。
過去の記事を見てみると、色々警察発表との矛盾点が出てきそうですね。
植草一秀氏 Trackback(0) Comment(1)
ゆうたまさん、ご存知でしたか?
先日、小泉惨敗の話題で「阿修羅の、昼休み板」の話が出ましたが、サイト内検索で「mojo」で探したら、けっこうヒットしました。
その中で、懐かしい(けど、非常に興味深い)記事をご紹介します。←というか、ゆうたまさんの文章なのですが(笑)
(↓阿修羅の記事)
ttp://www.asyura2.com/07/senkyo31/msg/927.html
************
http://yuutama1.blog.shinobi.jp/Entry/13/
2007/03/09 (Fri)
右から左に変更ですか?
最近、速記録やら9月ごろのネットのニュースを保存しておいたものを見直しています。
そこで気になったのが、9月14日配信のネットのニュース。
事件が起こったのは9月13日なので、9月14日配信のニュースで詳しく伝えているものは当然警察からリークされたものだと考えます。
間違いなくそうでしょう。他に詳しく知りようがない。
13日夜とか14日とかに被害者と言われる人物や逮捕者2名の調書が作成され、その供述がリークされ書かれているものだと思う。
晴天とら日和さんが当時の記事を色々UPしてくださっているので一部引用させていただく。
スポーツニッポン 2006年9月14日 (木)
◆・【調べによると、植草容疑者は13日午後10時15分ごろ、京浜急行下り線の車内で、神奈川県内に住む高校2年生の女子生徒の臀(でん)部をさわった疑い。京急品川駅を同10時8分に出た快速特急に乗り、制服姿の女子生徒の右後方から体を密着させて、左手で右臀部をスカートの上から触った。車内の座席は埋まっており、立っている人も多くいたが、乗客の体が触れ合うほど込んではいなかった。
日刊スポーツの記事も
◆・【調べによると、植草容疑者は品川を発車直後から女子生徒の右背後に立ち、左手でスカートの上から尻の右側を触り
となっている。
晴天とら日和さんを見ていただければ全文読めますが、
このスポニチは当然警察から聞いたと思わざるを得ないほど詳しく書いてあるわけです。
左手で触ってたと当初被害者などが証言していたのは右側のお尻だったの?
今は目撃証人の話を聞くと左手で左側になっていると思いますが・・・。(速記録参照)
これって警察発表(要するに、誰か被害者か目撃した人物が、警官に証言した)状況と、
公判の目撃者の証言が食い違う。
書き間違いじゃなく、発表と“その後”が変わった?
被害者と言われる女性が言う『手首にかけてた傘』が見えやすい位置に供述も証言も修正したのかな?
被害者と言われる女性が手首に傘をかけて触っているのを見たと報道されていましたが、左手に傘をかけて左手で右のお尻を触ってたなら、手首にかけた傘はもっと見えない位置になりませんか?
真後ろっていう感じで。まず見えはしない。
一番最初の被害者と言われる女性の供述調書ってどうなっているんだろう?
見てみたいです。
なんだかころころ変わっているようで。
スポニチの記事に
『車内の座席は埋まっており、立っている人も多くいたが、乗客の体が触れ合うほど込んではいなかった。』と書いてありますが、これも速記録を読むと証人の証言にほぼ同じ表現がある。
検察で4回打ち合わせをしたようなので車内の混み具合の証言を被害者と言われる女性の証言に合わせたのかな?
都合の悪いところは変更し、他の証言と辻褄を合わせ、なんだか痴漢事件のストーリーを作り上げてる気がするのは私だけだろうか。
いつの時点で右から左になったんだろう。
過去の記事を見てみると、色々警察発表との矛盾点が出てきそうですね。
植草一秀氏 Trackback(0) Comment(1)
★今回の事件も、証拠上、植草氏は無罪
NAME: 熊八
★証拠上、大いに合理的疑問があり、無罪判決しかあり得ない
NAME: 熊八
刑事裁判ですから、検察に立証責任があります。
したがって、検察のストーリーに合理的疑問が無いか、証拠から植草氏が犯人であると確実に証明されているか、という観点で見なければなりません。
* * *
そもそも、泥酔状態の植草氏に、T氏(検察側目撃者)の言うような犯行ができたことすら、疑問であるわけです。
満員でもない、かなり揺れる電車の真ん中で、吊り革にもつかまらず、2分間も触っていたというのでしょう? また、T氏の言う犯人は、非常に微妙な触り方をしています。
泥酔していた植草氏には無理です。しかも右肩に4キロものカバンを掛けていましたので、何にもつかまらなければバランスを保つことすら難しい。
泥酔の植草氏が犯人のようなことをすれば、被害者にドッともたれかかるような形となるでしょう。そうなれば、いくら怖がりの女子高生でも逃げるでしょう。前や横に逃げる余地もあったのですから。
ところが、被害者は2分間もじっとしていました。さらに、犯人の様子を見ていたT氏も、犯人が酔っているとは思っていません。
ということは、泥酔していた植草氏は、犯人ではないということになります。
* * *
犯行をしている人(犯人)を被害者も見ていないので、結局、植草氏を犯人だと言えるのは検察側目撃者T氏だけ、ということになります。
ところが、このT氏の証言が、不審点・疑問点だらけで、到底信用できるようなシロモノではありません。
ttp://livealot.exblog.jp/7967713/
そして、T証言に関する検察の細工として、1.電車内の後半の話を飛ばさせたこと、2.事件2日後、9月15日に警察に出頭した事実を隠させたこと、があります。
1.ttp://livealot.exblog.jp/8316078/
2.ttp://livealot.exblog.jp/6928887/
こんな不正をはたらく検察側は、そもそも人を訴追する資格に欠けています。
さらに、裁判所も様々なインチキをはたらきました。
被害者に犯人が識別できたように書くのもインチキの一例ですが(ttp://livealot.exblog.jp/8415340/)、
何より、(T氏の見た)犯人と(逮捕者K氏の見た)植草氏とが違う人物であることを示すK氏の重要証言を、判決から隠したことが最大の不正です。
ttp://livealot.exblog.jp/7356248/
弁護側目撃者は、犯人が両手を前に出して被害者の背中に密着していたとされる時間帯に、植草氏が吊り革を持って誰とも密着していなかったことを証言してくださいましたが、その供述が無かったとしても、上に述べたように、植草氏を犯人とするには大いに合理的疑問があることになり、植草氏は無罪とされるべきだったのです
NAME: 熊八
刑事裁判ですから、検察に立証責任があります。
したがって、検察のストーリーに合理的疑問が無いか、証拠から植草氏が犯人であると確実に証明されているか、という観点で見なければなりません。
* * *
そもそも、泥酔状態の植草氏に、T氏(検察側目撃者)の言うような犯行ができたことすら、疑問であるわけです。
満員でもない、かなり揺れる電車の真ん中で、吊り革にもつかまらず、2分間も触っていたというのでしょう? また、T氏の言う犯人は、非常に微妙な触り方をしています。
泥酔していた植草氏には無理です。しかも右肩に4キロものカバンを掛けていましたので、何にもつかまらなければバランスを保つことすら難しい。
泥酔の植草氏が犯人のようなことをすれば、被害者にドッともたれかかるような形となるでしょう。そうなれば、いくら怖がりの女子高生でも逃げるでしょう。前や横に逃げる余地もあったのですから。
ところが、被害者は2分間もじっとしていました。さらに、犯人の様子を見ていたT氏も、犯人が酔っているとは思っていません。
ということは、泥酔していた植草氏は、犯人ではないということになります。
* * *
犯行をしている人(犯人)を被害者も見ていないので、結局、植草氏を犯人だと言えるのは検察側目撃者T氏だけ、ということになります。
ところが、このT氏の証言が、不審点・疑問点だらけで、到底信用できるようなシロモノではありません。
ttp://livealot.exblog.jp/7967713/
そして、T証言に関する検察の細工として、1.電車内の後半の話を飛ばさせたこと、2.事件2日後、9月15日に警察に出頭した事実を隠させたこと、があります。
1.ttp://livealot.exblog.jp/8316078/
2.ttp://livealot.exblog.jp/6928887/
こんな不正をはたらく検察側は、そもそも人を訴追する資格に欠けています。
さらに、裁判所も様々なインチキをはたらきました。
被害者に犯人が識別できたように書くのもインチキの一例ですが(ttp://livealot.exblog.jp/8415340/)、
何より、(T氏の見た)犯人と(逮捕者K氏の見た)植草氏とが違う人物であることを示すK氏の重要証言を、判決から隠したことが最大の不正です。
ttp://livealot.exblog.jp/7356248/
弁護側目撃者は、犯人が両手を前に出して被害者の背中に密着していたとされる時間帯に、植草氏が吊り革を持って誰とも密着していなかったことを証言してくださいましたが、その供述が無かったとしても、上に述べたように、植草氏を犯人とするには大いに合理的疑問があることになり、植草氏は無罪とされるべきだったのです
★陰謀だとしても、真犯人一人で充分
NAME: 熊八
何かの陰謀だとしても、被害者も逮捕者も「一味」である必要は無いと、私は思います。
真犯人一人…その周りに仲間がいたかもしれませんが…で充分でしょう。
従って、誤認逮捕説と陰謀説は両立します。
真犯人一人…その周りに仲間がいたかもしれませんが…で充分でしょう。
従って、誤認逮捕説と陰謀説は両立します。
★今回の事件も、証拠上、植草氏は無罪
NAME: 熊八
文中のURLはつなげてください。
★証拠上、大いに合理的疑問があり、無罪判決しかあり得ない
NAME: 熊八
刑事裁判ですから、検察に立証責任があります。
したがって、検察のストーリーに合理的疑問が無いか、証拠から植草氏が犯人であると確実に証明されているか、という観点で見なければなりません。
* * *
そもそも、泥酔状態の植草氏に、T氏(検察側目撃者)の言うような犯行ができたことすら、疑問であるわけです。
満員でもない、かなり揺れる電車の真ん中で、吊り革にもつかまらず、2分間も触っていたというのでしょう? また、T氏の言う犯人は、非常に微妙な触り方をしています。
泥酔していた植草氏には無理です。しかも右肩に4キロものカバンを掛けていましたので、何にもつかまらなければバランスを保つことすら難しい。
泥酔の植草氏が犯人のようなことをすれば、被害者にドッともたれかかるような形となるでしょう。そうなれば、いくら怖がりの女子高生でも逃げるでしょう。前や横に逃げる余地もあったのですから。
ところが、被害者は2分間もじっとしていました。さらに、犯人の様子を見ていたT氏も、犯人が酔っているとは思っていません。
ということは、泥酔していた植草氏は、犯人ではないということになります。
* * *
犯行をしている人(犯人)を被害者も見ていないので、結局、植草氏を犯人だと言えるのは検察側目撃者T氏だけ、ということになります。
ところが、このT氏の証言が、不審点・疑問点だらけで、到底信用できるようなシロモノではありません。
ttp://livea lot.exblog.jp/7967713/
そして、T証言に関する検察の細工として、1.電車内の後半の話を飛ばさせたこと、2.事件2日後、9月15日に警察に出頭した事実を隠させたこと、があります。
1.ttp://livea lot.exblog.jp/8316078/
2.ttp://livea lot.exblog.jp/6928887/
こんな不正をはたらく検察側は、そもそも人を訴追する資格に欠けています。
さらに、裁判所も様々なインチキをはたらきました。
被害者に犯人が識別できたように書くのもインチキの一例ですが(ttp://livea lot.exblog.jp/8415340/)、
何より、(T氏の見た)犯人と(逮捕者K氏の見た)植草氏とが違う人物であることを示すK氏の重要証言を、判決から隠したことが最大の不正です。
ttp://livea lot.exblog.jp/7356248/
弁護側目撃者は、犯人が両手を前に出して被害者の背中に密着していたとされる時間帯に、植草氏が吊り革を持って誰とも密着していなかったことを証言してくださいましたが、その供述が無かったとしても、上に述べたように、植草氏を犯人とするには大いに合理的疑問があることになり、植草氏は無罪とされるべきだったのです。
URL 2009/07/01(Wed)13:38:06 編集
★証拠上、大いに合理的疑問があり、無罪判決しかあり得ない
NAME: 熊八
刑事裁判ですから、検察に立証責任があります。
したがって、検察のストーリーに合理的疑問が無いか、証拠から植草氏が犯人であると確実に証明されているか、という観点で見なければなりません。
* * *
そもそも、泥酔状態の植草氏に、T氏(検察側目撃者)の言うような犯行ができたことすら、疑問であるわけです。
満員でもない、かなり揺れる電車の真ん中で、吊り革にもつかまらず、2分間も触っていたというのでしょう? また、T氏の言う犯人は、非常に微妙な触り方をしています。
泥酔していた植草氏には無理です。しかも右肩に4キロものカバンを掛けていましたので、何にもつかまらなければバランスを保つことすら難しい。
泥酔の植草氏が犯人のようなことをすれば、被害者にドッともたれかかるような形となるでしょう。そうなれば、いくら怖がりの女子高生でも逃げるでしょう。前や横に逃げる余地もあったのですから。
ところが、被害者は2分間もじっとしていました。さらに、犯人の様子を見ていたT氏も、犯人が酔っているとは思っていません。
ということは、泥酔していた植草氏は、犯人ではないということになります。
* * *
犯行をしている人(犯人)を被害者も見ていないので、結局、植草氏を犯人だと言えるのは検察側目撃者T氏だけ、ということになります。
ところが、このT氏の証言が、不審点・疑問点だらけで、到底信用できるようなシロモノではありません。
ttp://livea lot.exblog.jp/7967713/
そして、T証言に関する検察の細工として、1.電車内の後半の話を飛ばさせたこと、2.事件2日後、9月15日に警察に出頭した事実を隠させたこと、があります。
1.ttp://livea lot.exblog.jp/8316078/
2.ttp://livea lot.exblog.jp/6928887/
こんな不正をはたらく検察側は、そもそも人を訴追する資格に欠けています。
さらに、裁判所も様々なインチキをはたらきました。
被害者に犯人が識別できたように書くのもインチキの一例ですが(ttp://livea lot.exblog.jp/8415340/)、
何より、(T氏の見た)犯人と(逮捕者K氏の見た)植草氏とが違う人物であることを示すK氏の重要証言を、判決から隠したことが最大の不正です。
ttp://livea lot.exblog.jp/7356248/
弁護側目撃者は、犯人が両手を前に出して被害者の背中に密着していたとされる時間帯に、植草氏が吊り革を持って誰とも密着していなかったことを証言してくださいましたが、その供述が無かったとしても、上に述べたように、植草氏を犯人とするには大いに合理的疑問があることになり、植草氏は無罪とされるべきだったのです。
URL 2009/07/01(Wed)13:38:06 編集
★貴重なコメントなので
NAME: 他人のコメントですが
NAME: 法律家
それから半可通のmojoさんが、
民事と刑事は別などと珍説を唱えているので一言。
それは下級審の話で、最高裁には民事も刑事もありません。
NAME: 法律家
相変わらず根拠薄弱な陰謀論が盛んなようですが、
今回の上告棄却決定は、
名倉教授事件で無罪判決を下したのと同じ第三小法廷によってなされています。
名倉事件であれだけ画期的な判決を出した同じメンバーが、
本件についても冤罪の可能性を含め、
慎重に検討しなかったはずがありません。
逆に言えば、本件の原審判決は、
それだけ説得的に被告人植草氏の有罪を確信させる内容だったのです。
それでもおかしいと言うなら、
ネットで騒いでいないで、
説得的な新証拠を提出して再審を請求するしかないでしょう。
このような事件で、手前勝手な論理に基づき、
国民の司法不信を煽るような
無責任な言説を繰り広げる人々(不当判決と叫ぶ植草氏を含め)
に激しい怒りを覚えます。
それから半可通のmojoさんが、
民事と刑事は別などと珍説を唱えているので一言。
それは下級審の話で、最高裁には民事も刑事もありません。
NAME: 法律家
相変わらず根拠薄弱な陰謀論が盛んなようですが、
今回の上告棄却決定は、
名倉教授事件で無罪判決を下したのと同じ第三小法廷によってなされています。
名倉事件であれだけ画期的な判決を出した同じメンバーが、
本件についても冤罪の可能性を含め、
慎重に検討しなかったはずがありません。
逆に言えば、本件の原審判決は、
それだけ説得的に被告人植草氏の有罪を確信させる内容だったのです。
それでもおかしいと言うなら、
ネットで騒いでいないで、
説得的な新証拠を提出して再審を請求するしかないでしょう。
このような事件で、手前勝手な論理に基づき、
国民の司法不信を煽るような
無責任な言説を繰り広げる人々(不当判決と叫ぶ植草氏を含め)
に激しい怒りを覚えます。
★で、今回は有罪ですね
NAME: 一般市民
品川手鏡覗きは、横浜駅では不審な行動をとっていたけど証拠はないし、品川駅では自白を翻されて証拠がないので無罪ですね。
で、初犯と今回の痴漢は、完全に痴漢をしており裁判も正式に完了しているので有罪ということでいいですね。
それにしても、植草先生は刑務所に入ることが決まってしまったし、世間からは民事の裁判のせいもあって、性的異常者の痴漢常習者と認知されてしまいましたよ。
あなた達は支援者のくせに何をしているのですか?
植草さんの事件で遊んでいるんですよね?
その証拠にこれから刑務所に入ろうとしている植草さんのことを全く心配していないでしょ?
で、初犯と今回の痴漢は、完全に痴漢をしており裁判も正式に完了しているので有罪ということでいいですね。
それにしても、植草先生は刑務所に入ることが決まってしまったし、世間からは民事の裁判のせいもあって、性的異常者の痴漢常習者と認知されてしまいましたよ。
あなた達は支援者のくせに何をしているのですか?
植草さんの事件で遊んでいるんですよね?
その証拠にこれから刑務所に入ろうとしている植草さんのことを全く心配していないでしょ?
★『でっちあげ』で有罪←品川の件
NAME: mojo
先日コメントを投稿したら、ある人から、「そういう事実があるのですか?」とご質問をいただきましたので、こちらにお返事を・・・
ちなみに疑問な点は、6/26日のコメント
「★どちらも『ガセネタ』リークは捜査関係者」
ttp://yuutama1.blog.shinobi.jp/Entry/314/
ーーーーー
98年の示談記録を知っている(もと海部総理のSPだった)警官が、品川で現行犯直後に現れたということは、むしろ「事件を指揮した」のが、この警官だということでしょう
ーーーーー
これが、単なるウワサなのか事実なのかということと、「拘束した志賀警官たちとは別人物かどうか?」ということです。
先にいくつか『資料』をご紹介しておきます。
(私のコメント)
ttp://yuutama1.blog.shinobi.jp/Entry/314/
★『志賀証言』が怪しい理由
★テレビの前から「知られた顔」?
★『品川』は公安事件
(高橋清隆さんのインタビュー)
「植草一秀元教授に聞く 痴漢えん罪事件と権力の闇(6)」
ttp://news.livedoor.com/article/detail/3336523/
まず、私は「知られざる真実」の、253ページの「15、弁解録取」の記述を見て「オヤッ?」と思ったのですが、この内容と全く同じことは、高橋さんのインタビューで述べられています。
ーーーーーー
−1998年の東海道線内での「事件」は、消費税値上げに反対された後で、財政構造改革路線を批判されていたころ。これらとの関係を感じるか。
「1998年の事件は偶発的な事件で、刑事手続きについて全く無知だったわたしが問題の処理を誤ったと思っている。逆にこの事件の情報を政策当局が入手して、それを活用しようと考えたのが、2004年事件ではないかと思っている」
−2年前のPJニュースのインタビューでも、警察官の方から1998年の事件のことを持ち出されたと答えられていますね。
「2004年4月8日に事件があって、品川駅交番に行ったとき、交番にいた警官に『そういえば、前に川崎で何か事件がありましたね』といきなり言われた」
−神奈川県は管轄外のはず。
「その警官は海部元首相のSPをされていたという人で、前に新幹線の中でわたしに会ったことがあると言っていた。SPをしていた警官がなぜその交番にいたのか不思議に思うし、まして、なぜ川崎のことを知っているのかと思った」
ーーーーーー
このインタビューが「2007年10月09日」で、その『2年前』のインタビューでも、そういうエピソードをお話しているみたいです。
植草さんは2005年の頃から「事件直後に、川崎の事件を持ち出された」という話をしているということで、本の執筆の際に、何らかの記憶が混入したとか、作り話だということでは無いようです。(つまり、事件直後に警官から話されたことが『違和感』とともに、記憶に残っている。)
と、いうことで、そういう「エピソード」があったのは事実だと判断できます。ポイントだけを整理します。
= = = = =
・複数(二人より多く)の追尾者を植草さんは見た
・逮捕で「警察に行く前」の駅交番にやってきた警官との会話
・その人物が「以前お会いしたことがある」と言った
・その「会った時」は、海部首相のSPだった頃ということで、遅くても(総理を辞めた)91年までのエピソード
・総理SPはエリート中のエリートなので、現在も警官だとすると、単なる「交番勤務」のおまわりさんとは違う、むしろお偉いさん。・・・警備警察か公安系
・植草さんがテレビに出始めたのは92年以降なので、この警官が植草さんを知っていたとすれば、「テレビで見て」ではない
(志賀・末長以外の「第三の男」が登場し、しかも植草さんの言う勝野洋似とも別の警官?)
= = = = =
普通に考えると、↑の条件から「警察のお偉いさん」と思われるような“ナゾの警官”が、植草さんに
>そういえば、前に神奈川で事件を起こしていますね?
こう言ったということです。
ところで、その現行犯逮捕した志賀・末長というのは、当時の状況から『私服警官』だったようです。
(「勘違い」か「意図的」は別にしても)この二人だけが、テロ警備かなにかで「巡回」していただけなら、彼らは『怪しい目つきの男』を見かけて追跡を始めたと裁判で証言しているので、植草さんとは知らなかったということになります。
ところが、この「元総理SP」は、「お会いしたことがある」という言葉から『植草一秀教授』を知っているということになります。
すると、どうなるか?
植草さんが、志賀警官たちから逮捕されて、直後に駆けつけた警官が「植草さんを知っている」となると、
(1)「今、ターゲットを拘束した」と連絡を受けた
(2)品川で「盗撮騒ぎの容疑者」を逮捕したと、行ってみたら「植草教授」だった
少なくとも、元総理SPのような警察官が、駅の「チカン逮捕」の連絡を受けて、そこに行き、容疑者が著名な「植草さん」だったというのは、できすぎでしょう。
つまり、この場合(1)だということです。
さらに、その元SPの警官は、品川駅で偶然だとすれば警視庁所属でしょう。となると、98年の事件は神奈川なので、管轄も違う場所の何年も前の記録を、知っていることは、100%偶然では有り得ない。
つまり、この警官(元総理SPだった)は、
・98年の東海道線の記録を知っていた
・「現行犯逮捕」の直後にやってきて「植草一秀教授」だと知っていた
・直後に来たということは、志賀・末長(または“本部”経由で)無線などで連絡を受けた
むしろ、チームとして「追尾していた」と考えたほうが良いでしょう。
(蒲田事件でも、知ってておかしくない人たち、T氏もK氏もが口をそろえて「植草教授は、知らない」と言っていますね。)
裁判で「知らない」というのは簡単なので、志賀警官たちが本当に知らなかったかどうかは「水掛け論」でしかありません。
でも、「植草教授の、公表されていない『過去』を知っている警官」が、最寄り警察署に行く前の段階で植草さんの前に現れたというのは、志賀・末長両氏と行動を共にしていたと考えたほうがスマートです。
そして、その当時より10年以上前に「総理SP」をやっていた警察官だとなれば、『警備警察』か『公安警察』の所属で、しかもそこそこ出世していると思われます。
どちらかというと、志賀・末長両氏のように「追尾係」を指揮する人間だということです。
少なくとも、志賀・末長氏と行動を共にしている『警察のお偉いさん』がおり、さらにその警官は「植草一秀教授」だと認識していた・・・
要するに、植草さんの品川駅での逮捕は、「麻生邸見学ツアー」で、現場の警察官を指揮した公安の「タコ坊主」と言われた人みたいな人物が、志賀・末長両警官に指示を与えていたということです。
だからこそ、裁判で弁護側がいくら言っても「別の人物の存在」は、隠す必要があったということです。
(補足)
志賀警官たちが、横浜シアルで植草さんを追跡しはじめたのは、エスカレーターで上ってくる植草さんの『目つきが怪しい』ということでした。
つまり、裁判では「植草教授を知らない」ということのようです。
でも、現に「植草教授」を知っているという警官(逮捕した警官とは別の)が登場しているのは事実です。
この事実を、どう考えれば良いのでしょうか?
つまり、志賀・末長両警官の「目つきが怪しかったから」というのはウソで、実際には「植草教授の行動を追跡」したうえで、品川駅のエスカレーターで『有りもしない事件』をでっち上げたということです。
確か、今回の蒲田事件の裁判では、有罪判決の『根拠』に、過去の事件の記録を挙げています。
でも、その裁判「そのもの」が、上で見たように「有りもしない罪」だとなると、今回の「判決」そのものが、成り立たなくなってしまうということです。
ちなみに疑問な点は、6/26日のコメント
「★どちらも『ガセネタ』リークは捜査関係者」
ttp://yuutama1.blog.shinobi.jp/Entry/314/
ーーーーー
98年の示談記録を知っている(もと海部総理のSPだった)警官が、品川で現行犯直後に現れたということは、むしろ「事件を指揮した」のが、この警官だということでしょう
ーーーーー
これが、単なるウワサなのか事実なのかということと、「拘束した志賀警官たちとは別人物かどうか?」ということです。
先にいくつか『資料』をご紹介しておきます。
(私のコメント)
ttp://yuutama1.blog.shinobi.jp/Entry/314/
★『志賀証言』が怪しい理由
★テレビの前から「知られた顔」?
★『品川』は公安事件
(高橋清隆さんのインタビュー)
「植草一秀元教授に聞く 痴漢えん罪事件と権力の闇(6)」
ttp://news.livedoor.com/article/detail/3336523/
まず、私は「知られざる真実」の、253ページの「15、弁解録取」の記述を見て「オヤッ?」と思ったのですが、この内容と全く同じことは、高橋さんのインタビューで述べられています。
ーーーーーー
−1998年の東海道線内での「事件」は、消費税値上げに反対された後で、財政構造改革路線を批判されていたころ。これらとの関係を感じるか。
「1998年の事件は偶発的な事件で、刑事手続きについて全く無知だったわたしが問題の処理を誤ったと思っている。逆にこの事件の情報を政策当局が入手して、それを活用しようと考えたのが、2004年事件ではないかと思っている」
−2年前のPJニュースのインタビューでも、警察官の方から1998年の事件のことを持ち出されたと答えられていますね。
「2004年4月8日に事件があって、品川駅交番に行ったとき、交番にいた警官に『そういえば、前に川崎で何か事件がありましたね』といきなり言われた」
−神奈川県は管轄外のはず。
「その警官は海部元首相のSPをされていたという人で、前に新幹線の中でわたしに会ったことがあると言っていた。SPをしていた警官がなぜその交番にいたのか不思議に思うし、まして、なぜ川崎のことを知っているのかと思った」
ーーーーーー
このインタビューが「2007年10月09日」で、その『2年前』のインタビューでも、そういうエピソードをお話しているみたいです。
植草さんは2005年の頃から「事件直後に、川崎の事件を持ち出された」という話をしているということで、本の執筆の際に、何らかの記憶が混入したとか、作り話だということでは無いようです。(つまり、事件直後に警官から話されたことが『違和感』とともに、記憶に残っている。)
と、いうことで、そういう「エピソード」があったのは事実だと判断できます。ポイントだけを整理します。
= = = = =
・複数(二人より多く)の追尾者を植草さんは見た
・逮捕で「警察に行く前」の駅交番にやってきた警官との会話
・その人物が「以前お会いしたことがある」と言った
・その「会った時」は、海部首相のSPだった頃ということで、遅くても(総理を辞めた)91年までのエピソード
・総理SPはエリート中のエリートなので、現在も警官だとすると、単なる「交番勤務」のおまわりさんとは違う、むしろお偉いさん。・・・警備警察か公安系
・植草さんがテレビに出始めたのは92年以降なので、この警官が植草さんを知っていたとすれば、「テレビで見て」ではない
(志賀・末長以外の「第三の男」が登場し、しかも植草さんの言う勝野洋似とも別の警官?)
= = = = =
普通に考えると、↑の条件から「警察のお偉いさん」と思われるような“ナゾの警官”が、植草さんに
>そういえば、前に神奈川で事件を起こしていますね?
こう言ったということです。
ところで、その現行犯逮捕した志賀・末長というのは、当時の状況から『私服警官』だったようです。
(「勘違い」か「意図的」は別にしても)この二人だけが、テロ警備かなにかで「巡回」していただけなら、彼らは『怪しい目つきの男』を見かけて追跡を始めたと裁判で証言しているので、植草さんとは知らなかったということになります。
ところが、この「元総理SP」は、「お会いしたことがある」という言葉から『植草一秀教授』を知っているということになります。
すると、どうなるか?
植草さんが、志賀警官たちから逮捕されて、直後に駆けつけた警官が「植草さんを知っている」となると、
(1)「今、ターゲットを拘束した」と連絡を受けた
(2)品川で「盗撮騒ぎの容疑者」を逮捕したと、行ってみたら「植草教授」だった
少なくとも、元総理SPのような警察官が、駅の「チカン逮捕」の連絡を受けて、そこに行き、容疑者が著名な「植草さん」だったというのは、できすぎでしょう。
つまり、この場合(1)だということです。
さらに、その元SPの警官は、品川駅で偶然だとすれば警視庁所属でしょう。となると、98年の事件は神奈川なので、管轄も違う場所の何年も前の記録を、知っていることは、100%偶然では有り得ない。
つまり、この警官(元総理SPだった)は、
・98年の東海道線の記録を知っていた
・「現行犯逮捕」の直後にやってきて「植草一秀教授」だと知っていた
・直後に来たということは、志賀・末長(または“本部”経由で)無線などで連絡を受けた
むしろ、チームとして「追尾していた」と考えたほうが良いでしょう。
(蒲田事件でも、知ってておかしくない人たち、T氏もK氏もが口をそろえて「植草教授は、知らない」と言っていますね。)
裁判で「知らない」というのは簡単なので、志賀警官たちが本当に知らなかったかどうかは「水掛け論」でしかありません。
でも、「植草教授の、公表されていない『過去』を知っている警官」が、最寄り警察署に行く前の段階で植草さんの前に現れたというのは、志賀・末長両氏と行動を共にしていたと考えたほうがスマートです。
そして、その当時より10年以上前に「総理SP」をやっていた警察官だとなれば、『警備警察』か『公安警察』の所属で、しかもそこそこ出世していると思われます。
どちらかというと、志賀・末長両氏のように「追尾係」を指揮する人間だということです。
少なくとも、志賀・末長氏と行動を共にしている『警察のお偉いさん』がおり、さらにその警官は「植草一秀教授」だと認識していた・・・
要するに、植草さんの品川駅での逮捕は、「麻生邸見学ツアー」で、現場の警察官を指揮した公安の「タコ坊主」と言われた人みたいな人物が、志賀・末長両警官に指示を与えていたということです。
だからこそ、裁判で弁護側がいくら言っても「別の人物の存在」は、隠す必要があったということです。
(補足)
志賀警官たちが、横浜シアルで植草さんを追跡しはじめたのは、エスカレーターで上ってくる植草さんの『目つきが怪しい』ということでした。
つまり、裁判では「植草教授を知らない」ということのようです。
でも、現に「植草教授」を知っているという警官(逮捕した警官とは別の)が登場しているのは事実です。
この事実を、どう考えれば良いのでしょうか?
つまり、志賀・末長両警官の「目つきが怪しかったから」というのはウソで、実際には「植草教授の行動を追跡」したうえで、品川駅のエスカレーターで『有りもしない事件』をでっち上げたということです。
確か、今回の蒲田事件の裁判では、有罪判決の『根拠』に、過去の事件の記録を挙げています。
でも、その裁判「そのもの」が、上で見たように「有りもしない罪」だとなると、今回の「判決」そのものが、成り立たなくなってしまうということです。
★植草さん、まだいますね
NAME: 一般市民
植草さんのブログは今日も更新されてますね。
2ちゃんで笑いのネタになってます。
擁護メジャーの陰謀派によると、ブログで発言されるとヤバイので、慌てて結審させて刑務所に入れて口封じ、とのことでしたが、自由に発言されてますね。
ここの人達には関係ありませんが、擁護メジャーの陰謀派って本当に馬鹿丸出しですね。
植草さんも、さぞや迷惑だろうと思いきや、自らその調子で宜しくと媚を売る始末だ。
刑務所にいつ入るかというストレスで正常な判断能力を失っているのではないだろうか?
擁護正統派のココになんで激を飛ばしに来ないのか不思議です・・・
ああ、mojoさんは陰謀派でしたね。
なんでココにいるのですか?
ほんと、馬鹿ですね。
みんな笑ってますよ。
2ちゃんで笑いのネタになってます。
擁護メジャーの陰謀派によると、ブログで発言されるとヤバイので、慌てて結審させて刑務所に入れて口封じ、とのことでしたが、自由に発言されてますね。
ここの人達には関係ありませんが、擁護メジャーの陰謀派って本当に馬鹿丸出しですね。
植草さんも、さぞや迷惑だろうと思いきや、自らその調子で宜しくと媚を売る始末だ。
刑務所にいつ入るかというストレスで正常な判断能力を失っているのではないだろうか?
擁護正統派のココになんで激を飛ばしに来ないのか不思議です・・・
ああ、mojoさんは陰謀派でしたね。
なんでココにいるのですか?
ほんと、馬鹿ですね。
みんな笑ってますよ。
★無題
NAME: 赤木
久しぶりに来ました。
ゆうたまさん。自分から降りといて何んで煽るのでしょうか(笑)
提案なのですが、今まで我慢していた件を書かれたらどうでしょう。言いたい事がいっぱいありそうなので。それと書き込む時の名前は必ず"ゆうたま”でお願いします。
ゆうたまさん。自分から降りといて何んで煽るのでしょうか(笑)
提案なのですが、今まで我慢していた件を書かれたらどうでしょう。言いたい事がいっぱいありそうなので。それと書き込む時の名前は必ず"ゆうたま”でお願いします。
★で、初犯と今回は、ただの痴漢ですね
NAME: 一般市民
mojoさん、
二回目の手鏡覗きは、証拠もないし警官の証言も不自然な点が多いので、無罪なんでしょう。
でも、でっちあげ、はあんまりだと思いますよ。
植草さんが、警官に尾行された原因は彼の横浜駅ビルでの徘徊行為ですよね?
エスカレータ、階段の女性の後ろばかりを一時間近くも徘徊していたんですよね?
これ、この前テレビでやってた警察番組で見ましたが、覗き魔特有の行動ですよ。
植草さん本人も徘徊というかうろついた事実は認めていましたが、理由が子供の為の歴史漫画本10冊セットを売っている本屋を探していた、と弁解してましたが、以下の事実から嘘とばれてましたね。
・他の大型書店で本を探しもせずに立ち去っていた。
その手の本屋には置いてない、と思ったから、とのことだが、どう見ても置いていそうな大型書店であり、実際に何種類もセットでおいてある。
・歴史漫画本10冊セットというのは、ハードカバーの重い本であり、6~8kgに相当する。当時植草氏は8kgのアタッシュケースを所持しており、重くてコインロッカーに預けていたほど。
これに本を加えると14~18kgとなり、本気で購入しようと考えていたとは思えない。
徘徊の理由がなくなりましたね。
さて、問題の品川駅での覗き行為ですが、これはやっていなかったのでしょう。
横浜駅から犯行現場を押さえようと尾行してきて、焦りからフライングしたのではないですかね?
でも、植草さんが妙な動作をし、問い詰めたら自供してしまったので、起訴したのでしょう。
後で自供を取り下げられてしまったが、後の祭りで引くに引けず、裁判官も身びいきで有罪にしたのでは?
不思議なのは、裁判官を変えれば勝てそうな裁判から何で逃げたのか、ということです。
国策捜査、陰謀等で戦っても意味がない、と考えての控訴放棄であったのなら、今回は最高裁まで控訴した、という行動に矛盾が生じます。
カメラの映像も消したんではないですか?
海部総理のSPが現場にいたのが怪しい?
その人があったことがある、と自分で言ってきたんでしょ?
SPというのはよくわかりませんが、普通の巡査さん等も臨時でやることがあるんじゃないですか?
ただの身辺警護でしょ?
で、今回の京急痴漢事件は、被害証言、目撃証言もシッカリしているし、最高裁までやった上での有罪なので文句ないですよね?
ところで、mojoさんのコメントを読んでいると、まるで国策捜査の陰謀説に聞こえますけど(笑)
二回目の手鏡覗きは、証拠もないし警官の証言も不自然な点が多いので、無罪なんでしょう。
でも、でっちあげ、はあんまりだと思いますよ。
植草さんが、警官に尾行された原因は彼の横浜駅ビルでの徘徊行為ですよね?
エスカレータ、階段の女性の後ろばかりを一時間近くも徘徊していたんですよね?
これ、この前テレビでやってた警察番組で見ましたが、覗き魔特有の行動ですよ。
植草さん本人も徘徊というかうろついた事実は認めていましたが、理由が子供の為の歴史漫画本10冊セットを売っている本屋を探していた、と弁解してましたが、以下の事実から嘘とばれてましたね。
・他の大型書店で本を探しもせずに立ち去っていた。
その手の本屋には置いてない、と思ったから、とのことだが、どう見ても置いていそうな大型書店であり、実際に何種類もセットでおいてある。
・歴史漫画本10冊セットというのは、ハードカバーの重い本であり、6~8kgに相当する。当時植草氏は8kgのアタッシュケースを所持しており、重くてコインロッカーに預けていたほど。
これに本を加えると14~18kgとなり、本気で購入しようと考えていたとは思えない。
徘徊の理由がなくなりましたね。
さて、問題の品川駅での覗き行為ですが、これはやっていなかったのでしょう。
横浜駅から犯行現場を押さえようと尾行してきて、焦りからフライングしたのではないですかね?
でも、植草さんが妙な動作をし、問い詰めたら自供してしまったので、起訴したのでしょう。
後で自供を取り下げられてしまったが、後の祭りで引くに引けず、裁判官も身びいきで有罪にしたのでは?
不思議なのは、裁判官を変えれば勝てそうな裁判から何で逃げたのか、ということです。
国策捜査、陰謀等で戦っても意味がない、と考えての控訴放棄であったのなら、今回は最高裁まで控訴した、という行動に矛盾が生じます。
カメラの映像も消したんではないですか?
海部総理のSPが現場にいたのが怪しい?
その人があったことがある、と自分で言ってきたんでしょ?
SPというのはよくわかりませんが、普通の巡査さん等も臨時でやることがあるんじゃないですか?
ただの身辺警護でしょ?
で、今回の京急痴漢事件は、被害証言、目撃証言もシッカリしているし、最高裁までやった上での有罪なので文句ないですよね?
ところで、mojoさんのコメントを読んでいると、まるで国策捜査の陰謀説に聞こえますけど(笑)