7日午前1時10分ごろ、浜松市中区東伊場1のマンション5階にある飲食店従業員、杉浦朱美さん(36)方で、訪ねてきた母親(57)が杉浦さんが倒れているのを発見、119番した。救急隊員が駆け付けたところ、杉浦さんは寝室の床であおむけに倒れ、既に死亡していた。静岡県警によると、首にひものようなもので絞められた跡があり、県警は浜松中央署に捜査本部を設けて殺人事件として捜査を始めた。
県警によると、杉浦さんはジーパンの普段着姿。マンションの出入りはオートロック式で、部屋が荒らされた跡はなかった。杉浦さんには幼稚園に通う長女(5)がいるが、普段は近くに住む母親に預け、1人暮らしをしていた。別居中の夫とは連絡が取れていないという。
母親は6日午後2時40分ごろに幼稚園から「杉浦さんが迎えに来ない」と連絡を受け、夜になっても杉浦さんと連絡がつかなかったため、妹(26)と一緒に部屋を訪ねた。妹と杉浦さんは6日午前に電話で話していたという。現場はJR浜松駅から西に約2キロの住宅街。【山田毅】
毎日新聞 2009年10月7日 11時17分(最終更新 10月7日 11時20分)