前市長の汚職・背任事件では市役所に大阪地検の捜索が入った
――市長としての取るべき対策は?
「事件の事実関係や背景を調査して再発防止策を提言していただく外部委員会を弁護士ら5人で立ち上げました。土地開発公社を通じた土地の先行取得などについても見直ししてもらうことになりそうです」
「補助金についても見直します。有識者や団体代表、公募の市民で行政改革推進委員会という第三者委員会を設けまして、これまでの補助金を継続・見直し・廃止の3つに仕分けをしてもらいました。またこれまで裁量が大きかった補助金交付の指針も決めていきます。補助金は団体の自立を促す方向で使っていきたいと思っています。これまで1回交付したら既得権益のようになっていたのですが、3年なら3年といった期限を決めていきたい」
「あと職員の意識改革ですね。上司の指示が違法・不当な場合にその場で異議申し立てができるよう、グループ討論型の研修をしたいと思っています。また市役所の文化を変えていきたい。そのためにも市民に市政に参加してもらいたいんです。色々な基本計画があるのですが、これまでも形の上では住民参加の審議会ですが、実際は市役所職員がコンサルタントに頼んで作ってもらった計画を、そのまま受け入れるだけの存在です。これを魂のこもったものにしたい。計画策定段階から市民が議論して、数値目標を持たせ、その後の進行管理もやっていただく。市民も自分が関わった計画だから関心を持って見てくれます。環境問題なんかは市民の方が知識を持っていることも多いですしね。職員の尻をたたいてもらうことも期待しています。もう10以上の公募市民を含む審議会が立ち上がっています。先ほどの行政改革推進委員会もその1つです」
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