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PC244のクラリファイヤ改造の最中です。
ネットで拾った情報をもとに改造してみたんですが、送受とも動くようにはなったものの、シフト幅はごく僅か。あれれ??
結構な時間悩みましたが、答えは簡単でした。
動かしている水晶がPLLリファレンスの水晶、10.24MHZだったんです。本来はリファレンスとVCOミックスの元?に使ってる訳ですが、改造後はリファレンス分しか動かない訳ですから、実際に水晶の周波数が動いた量の1割ちょっとしか動かないということです…
ということで、VXO回路を追加局発に無理矢理乗っけました。回路はオリジナルをそのまま、バリキャップのアノードカソード両側に抵抗をかまして電圧を加える回路で、本来は受信時のみ電圧が来る格好ですが、送受信どちらも動くように常時電圧をかけています。電圧は横の3端子レギュレータから来ている8Vのラインから引きます。クラリファイヤのボリュームで電圧を調整する訳ですが、リニアリティが非常に悪く、マイナス側のエッジでパックリ周波数が下がります。仕方なくバリキャップのアノード側の抵抗値を下げて電圧を上げてやりました。急激に変化することはなくなりましたが、その分可変幅が狭くなったので、バリキャップのアノード側にインダクタを加えて、ようやく上下2Kずつぐらい動くようになりました。もう少し動かしたいので、直線性も含め今後の課題です。
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