インターネットはここ数年、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、ツイッター、動画投稿サイト「ユーチューブ」など、さまざまなツールの出現により、単なるメールとウェブ閲覧の手段から、人と人とが直接つながるメディアへと発展してきました。
一方、ネット内ではまだ、匿名やニックネームが中心で、実名での表記はまれです。その結果、健全な助け合いが本来、ネットメディアの望ましい姿であるにもかかわらず、一部には、過激な中傷があとを絶ちません。「炎上」という形で多数の人から非難された結果、閉鎖するブログもあります。
しかし、ネットがメディアとしての信頼性を高め、既存のメディアと肩を並べる存在になるには、表現者が自分の名前を開示し、責任の所在を明らかにすることが不可欠だと私は考えています。匿名コミュニケーションのままでは、いつまでもネットは周辺メディアの位置にとどまるでしょう。
もちろん、ネット上のすべての表現について実名を開示する必要はありません。しかし、少なくとも人とのつながりを目的とした利用においては、できる限り実名を明らかにするのが好ましいと考えます。
一方、実名にすると気軽なコミュニケーションが阻害され、あるいは、個人情報の漏洩(ろうえい)につながるのではないかと考える人もいるでしょう。しかし、クロストークも開始以来1年間、実名主義を貫いてきましたが、活発で的を射た討論が続いています。さらに、実名であることにより、複数のトピックにわたって投稿くださっている方の考えを追うこともできます。今のところ、問題は生じていません。
もちろん、他人の名前をかたる人物が現れたり、名簿が売買されたりするリスクはゼロにはなりません。さらに、企業に勤務をしている方の場合には、社内情報の漏洩や、立場上まずい発言をしてしまうなどの問題も起こり得ます。しかし、これらはすべて、ネット外の実社会(オフライン)でも同じことです。他人の名前をかたることや、会社の守秘義務に反することは、どのような場であれ認められないのです。
ネット上で実名主義をとるにあたって、プライバシーをどう守っていくかは、今後の課題です。しかし、自分の名前を開示して、発言に責任を持つことは、相手とのかかわりを深め、理解を求めるための必要条件と考えます。
ネットを過激な陰口の場にしないためにも、思い切って、実名主義を進めてみませんか。それによって、コミュニケーションが円滑になるほか、ビジネス面での利用の際の信頼性も高まると確信しています。
ネットでの実名の薦めについて、みなさんのご意見を毎日jpまでお寄せください。(経済評論家)
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今月より、提言の次の回(2週後)には、反響に対する勝間さんの講評を掲載します。それにより、読者のご意見をこれまでより詳しく紙面で紹介し、読者と共に1つのテーマをより深く掘り下げることが狙いです。これまでにもまして多くの活発なご意見をお待ちしています。どうぞよろしくお願いします。
今回のテーマについては、10月11日までにいただいたご意見を勝間さんの講評対象とし、ベストアンサーを選びます(ご意見そのものは16日午後5時まで受け付け、そこでいったん締め切ります)。18日に勝間さんの講評を掲載し、それについてのご意見を、30日午後5時まで受け付けます。
勝間さんクラスが、あるいはプロのマスコミが「実名で」とおっしゃるのは、プロボクサーが「正々堂々と拳で勝負しようよ」とか言って、ど素人をリングに上げるのと同じじゃないですかね。
賛成・反対以前に本設問が無意味と感じます。なぜなら、ネット上で名乗られる名前はすべてハンドル(あだ名)だからです。実名で書き込んだとしてもそれは「実名という属性を内包するハンドル」に過ぎません。
私はパソ通時代から常に実名でネットに書き込んでいますが、この名前が実名であるかを証明する術は未だネット上にありません。見回すに、ネット上で真摯な議論を行いたいと願う者はハンドルを固定したがる癖があるように感じます。それは、彼らが固定ハンドル(コテハン)の上に信用を築きたい願望の表れと私は考えます。彼らにとってハンドルはネット上の実名なのです。
付け加えれば、大嘘つきは実名でも平気で大嘘をつきます。彼らはネット上と実社会上は切り離された空間とでも思っているんでしょう。
・プロは、実名にする”べき”
・アマチュアは、匿名”でもよい”
ここでいうプロとは、表現(ペン)を武器として生計を立てている人、人生賭けてる人
(勝間さんもそう)。アマチュアの中にも健全かつ建設的な意見を持っている人はいるし、それは集めないと議論は前向きにならないし、盛り上がらない。しかし、(不合理な攻撃から)守るべき生活(家族や収入)はあったりする。
プロの中にも、実名を出さない人もいる。たいていの新聞社のほとんどの記者達。
テレビに出る人は顔と実名が出たら、今の世はプライバシーは無いのも同じ。ただし、よほどの覚悟を持ってる人で無い限り、たいてい無難なコメントや表現に終始する(勝間さんも最近そう?)。
要するに、ネット・非ネットを問わず、プロは実名表現を徹底すべし。プロ志望のアマチュア表現者は、実名のほうがよいかもね。
ご提案に反対です。
『ネット上で実名主義をとるにあたって、プライバシーをどう守っていくかは、今後の課題です。しかし、自分の名前を開示して、発言に責任を持つことは、相手とのかかわりを深め、理解を求めるための必要条件と考えます。』
自分の名前を開示して、発言に責任を持つことは確かです。しかし、ネットにおいてプライバシーの課題が保証されない限り、一般人である私たちは同意できません。
『ネットを過激な陰口の場にしないためにも、思い切って、実名主義を進めてみませんか。それによって、コミュニケーションが円滑になるほか、ビジネス面での利用の際の信頼性も高まると確信しています。』
実名主義といえど、発信者の自主性に任せる限り解決は出来ません。受信者側に対策が必要な問題で、発信者に求めても限界があります。その為に法で縛るとかは言語道断です。
従って、ネットメディアでコミュニケーションを円滑さを求めたりしても期待がもてません。またビジネス面での利用における信頼性向上ですが、今は掲示板とか利用しません。お客様と企業との信頼あるコミュニケーションではメール及び電話、訪問面会等がやはり重要な手段であり、ネット上でのコミュニケーションにはそれ程信頼性を求めていません。但し、個人ではなく企業としての責任(問題あれば連絡が取れるようにinfoまたはwebmasterにメールまたは電話できる)がとれるように記載されます。
P2P通信方式のSkypeやTwitter(未だ不明)においてもだが、個人レベルで仕事するフリーランスなどには有効な手段です。これらはサーバーを通さない通信となるため企業では基本的にセキュリティー・プライバシー管理上利用は厳禁です。
従って、ネットの発言に実名主義は適さないと思います。
自分の正体を隠して意見を述べるのは、どこかに逃げ道を作っているようで潔くない、と私は感じています。
また正体を隠した過激な発言を見ると、さみしくなってきますね。2ちゃんねるずとかいうサイトを数回見ましたが、情けなかった。
「あなたは、相手の目を見て、同じことが言えますか?」と言いたくなります。
皆さんの意見も、いよいよ「賛成」と「反対」に分かれてきました。
これは「お題」がきちんとした条件なり、状況なりを設定していないからではないでしょうか?
すでにご指摘がある通り、「実名」の推奨を「実名主義」のサイトで論じる事も苦しくなっていますね。「実名に反対」の皆さんも「実名」でコメントするわけですから・・・
ところで「みんなの経済会議」はこんなもんで良いのでしょうか? 題名の通りの内容にするか、「みんなの実名会議」に看板を付け替えましょう。
※ここでは、感想(評価)を「送らなくても」コメントを書けます。
また追記で失礼致します。(追記というより質問ですが。)
勝間和代さんは「ムギ畑」というコミュニティーサイトの主宰/管理者/運営者と拝見しましたが間違っていないですね。
ムギ畑が実名のコミュニティーかハンドルネームのコミュニティーかは知りませんが、会員制のクローズドな場所という事は分りました。
その理由はサイト上に
==================
ムギ畑は会員制で、入畑には申し込みが必要です。
会員制というと閉鎖的な感じを受けるかもしれませんが、ムギ畑の中は、
実はびっくりするくらい開放的です。
それなのになぜ、あえて会員制にしているかというと、
◆誰が自分の記事を見ているか分からない
◆知らないところで何かに流用されているか分からない
といった不安をなくし、なるべく自由に意見交換ができるようにするためです。
また、運営側で得た会員のデータを流用したり、他へ無断で漏らしたりする
ことは絶対にありません。
===================
と記載されています。
反対に、この「勝間和代のクロストーク」はオープンで「◆誰が自分の記事を見ているか分からない」「◆知らないところで何かに流用されているか分からない」状態です。そうなった倍の責任の所在も分りません。
それにもかかわらず「実名言論」ですか?
「実名言論」の試みは無謀且つ無責任な試みでは無いでしょうか。「ムギ畑」のワーキングマザーには安全な環境を提供し、この参加者にリスクを負わせるダブルスタンダードに思えます。
如何お考えでしょうか。
反対します。
実名を公表すれば、更に晒し者になりかねません。自由闊達(かったつ)な意見は、ハンドルネームでこそいろいろと言えるのであって、本名開示した上での意見ともなると『保身』が働き、書き手も躊躇するでしょう。
勝間さんのように、露出が多く、ツイッターを使いこなしネットを流暢に流している方と、一般人は違います。免疫がありませんから。実名記事がどこかで叩かれて傷ついた場合を考えると、とても怖くて出来ないのが現状だと思います。作家さんが、ペンネームを持つのと一緒です。では作家は何故ペンネームを使うのか・・・。という論議と一緒だと思います。
この実名推進派について、2ちゃんねるのひろゆき氏がブログで書いていますので、リンクを貼っておきます。
http://hiro.asks.jp/
賛成します。
あくまで「薦め」の範囲で呼びかけるのは自由ですし、それに賛同する人が自発的に増えるのであれば、それを否定する必要はありません。ただ、実名署名を義務化するというのであれば反対です。国境のないインターネットの中で一地域の強制的ローカルルールをつくることは、それがその地域社会で欠かせないものでない限りすべきではありません。そして、現在の日本でその義務を課さなければならないかどうかは疑問です。
まず、インターネットは、世界中のコンピュータをネットワークで結ぶこと以上の意義はありません。「ネットがメディアとしての信頼性を高め」ることに世界の合意はありません。インターネット上の一部のツール(プロトコル)では、求められています(例:SSL)が、それはインターネット全体への要求とは異なります。その上、「健全な助け合いが本来、ネットメディアの望ましい姿」というのは単に勝間さんの願望です。ネットメディアとよばれている一連のツールにしても、国際的な利用状況を見る限り、健全な助け合いを求められてるわけでも、ましてや実名主義になっているわけでもありません。
その上、実名だから、個人が追跡できるから健全になるというのは、JUNET時代のネットニュースfj、PC-VANやNiftyなどの有料パソコン通信などの歴史を検証すれば、正しい推論でない可能性が高いことは明らかです。
インターネットは「紙」であって、それを落書帳に使うのか新聞に使うのかは別次元の話です。その点をしっかりと分けて議論をしないと、視点が定まらずに収拾がつきません。
賛意を示しながら否定的なことを書きましたが、今あるネットメディアに実名を押し付けるのではなく、実名を前提にした新たなネットメディアを構築し、それを広げて、主流としていこうということであれば、応援したいと思います。
反対です。
国では、個人情報を保護するといいながら、何故ネット上に実名を挙げなければいけないのか?という疑問がわいてきます。
又、実名ではないものも、世の中には沢山あるはずです。炎上するからといって、実名を載せるというのは安易な気がします。
確かに、発言に責任を持つというのも大事です。しかし、ネットを介して自分のやりきれない気持ち、これを、かいている人もいるはずです。年齢も関係するはずです。
少年と言われる人たちに、世の中の犯罪に関わった場合には、匿名じゃありませんか?なんで、匿名なんでしょうか?
まずは、そのところから議論が必要だと思います。
自分は実名で公表します。そもそもエリックミヤガイという名前は世界にひとつしかありません。一度でも同姓同名の人物に伺いたいものです。自分の名前は同時に「ブランド」でもあるのです。こういった状況で、なぜ隠さないといけないのか。
現在自分の持っているブログやミクシィその他全ての各SNS の検索エンジンにericmiyagai と検索すれば、必ずヒットするようにしています。かつてミクシィにハンドルネームをつけていた時期もありましたが、それが自分にとってかえって負担になってしまい、実名を公表することにしました。おかげで自分のマイミクにも好評です。おかげで肩の荷が下りたような気がします。その一方で、ハンドルネーム自体を否定するわけではありません。人それぞれの考え方や価値観がありますので、それを尊重します。したがってこちらから実名を求めることはありません。
ミクシィのマイミクの登録ではこちらから条件をつけております。それは「面識があること」。面識がない場合は、どこで会う予定なのかを明記させます。こちらで審査の上、マイミクに登録するかどうかを決めます。したがってたやすく「マイミク募集」というようなことはやりません。マイミク登録後のお互いの行動を見ていく。緊張感を生み出す。というサイクルがあるのです。
これはあくまでも自分の考え方ですが、
「全てを公表した方がかえって自分を守ることができる」
というのは、匿名だからこそ大胆なことができる。抽象的な事もはばからず書ける。しかし実名を始めから公表すると、そういった行動ができません。当然、バレますし。逆にハンドルネームを持っている人も、実名の人に目掛けての攻撃は心理的にやりにくいのではないでしょうか。こちらも「いいたいことがあるのなら書き込みなさいよ」、という姿勢を貫いています。そのためか、ほとんど攻撃を受けることはありません。
確かに実名を使うと、個人情報をどう守るのかという問題も発生します。しかしハンドルネームを使えば大丈夫ということもないでしょう。パソコンを使っている以上、これは避けて通れない問題です。名前で解決できる問題ではありません。リスクとどう向き合っていくか、という姿勢を持っていれば大丈夫です。
しかるべし対策を講じる。これに尽きます。
「ネット上でも実名で表現を」に反対するものです。「60」の追記です。
1:「実名言論」が唯一のウェブ上での責任ある言論の方法であるのかの技術的説明が不足しています。
2:ネット上で実名を記載する事のメリット、デメリット、リスクを「賛成」「反対」を募る前に参加者に説明すべきです。
*実名のレア度、及び個人情報がWEB上に漏洩してしまった方等各個人の事情による個人情報の特定され易さの違い。
3:匿名のメリット、デメリットの説明も「賛成」「反対」を募る前に参加者に説明すべきです。
「1」に関しては海外のフォーラムサイト等で個人情報を登録し、ハンドルネームを1つに固定する優れたシステムが見られます。通常のメールアドレスを使わなくてもその登録した個人への「プライベートメール」も送信出来ます。実名を開示する事無く責任有る言論にしやすいシステムでしょう。
現状を見てみると、この勝間和代のクロストークは実名で投稿した方にセーフティーネット無しでリスクにさらしている状態です。
また、実名を公開していてオフラインで嫌がらせ等被害が発生した際の毎日新聞社、及び勝間和代さんの対応策も開示されていません。
責任有る言論うんぬんと言う以上、実名表記を要請する側の責任有る対策の表明が先に必用でしょう。実際に実名でなくても「匿名」とは違う管理者には個人が特定出来、外部にはハンドルネームしか見えない安全なシステムが存在しています。それらを試さず、或は存在を知らせずに実名での投稿を要請するのは無責任と考えます。
私は、勝間さんのご意見に大変賛成します。私の経験からです。
私は,ニューヨーク郊外に住む山本眞基子と申します。ニューヨークに来て25年です。5年前よりYoung Japanese Breast Cancer Network(通称BCネットワーク)という乳がん患者団体の代表をしています。アメリカでは非営利団体ですが,活動を始めた日本ではまだ正式な非営利団体にはしておりません。
BCネットワークの一つの活動に中に、毎月アメリカ(よくも悪くも、乳がん治療/患者活動先進国だと思っています)の乳がんに関する重要だと思う情報,記事を翻訳して、日本語でホームページ(http://bcnetwork.org) や、メールで発信しています。
日本の乳がん関連サイトをいろいろ調べる事があります。その中には,日本(多分)のサイトにもかかわらず乳がんの治療法や、情報が実に詳細に書かれているサイトをみる事があります。ところが,その発信者が、誰なのか、サイトを詳しく調べてもよくわからない事が多いのです。
基本的に、ウエブサイトは世界中どこの国の人が見るか分かりません。顔は見えないけれど、ホームページで意見、自分/団体の意思を伝えたいから、ウエブサイトを創作するはずです。その場合は、当然、意見/意思発信者が誰であるか、記載すべきと思います。私の場合は、乳がんになったかもしれないと思う方や、乳がん告知されたばかりの女性から,連絡があります。そういった女性達は,特に医療関係の面から申し上げると、インターネット記載の情報に惑わされる事が多いという経験があります。
すべての種類の不特定多数を相手にする媒体(ウエブサイト、インターネット電話サイト、フェイスブック、ツイッターなど)への投稿は記名すべきと思います。また、個人個人も無記名の意見/意思に対し、自分が意見を発信する場合は、自分の名前や立場を明確に知らせていない相手に自分が、返信するのだという事実を確認すべきだと思います。発信者、返信者のお互いが、名前や立場を明確にする事で、不必要な意見交換を防げるのではとお思います。
勝間さんは全く実情をご存じ無いようだ。全く匿名性が無くなるのなら別だが、読むだけの場合も含めて一部でも匿名性があればそれを利用して卑劣な行為は続くものだ。
ある犯罪が発生すると忽ちのうちにその犯罪者のプライバシーがネットで公開されているのはご存知だろうか?どうやってか知らないがとある掲示板ではまさに「さらされている」のである。ネット上の炎上程度なら見なければ良いが、その犯罪者の住所や写真などが公開され、嘘か本当かわからない情報が交錯している。
その掲示板では匿名性で隠れたネット住人が、自分の勝手な判断の正義感を振り回し悪口雑言の限りを尽くす。家族に犯罪者がいればそう育てた家族も同罪だなどという奴も現れる。そうなると実際に家を訪ねたり、脅迫の手紙を投函して脅す連中も出てくる。そうなれば引越しでもしなければ家族の安全は無い。
ネットで意見が違うというだけで同様のことをする連中が出てこないとも限らない。
普通なら検索できない情報も、ネットでは実名と地方や様々な情報をリンクすれば住所や携帯番号を突き止めることが可能かもしれない。そしてその先には犯罪行為が発生するかもしれない。
そうなったとき、勝間さんは実名表現の提唱者として責任が取れますか?
これからのネットはこうあるべき、ということでネット上の実名に賛成です。ただ、匿名性を残すことも当然必要です。ネットだから匿名にすべきというのは、何を目指しているのでしょうか?
自分は実社会と同様のレベルを目指すべきと考えています。それがネットのあるべき姿(理想?)のように思っています。
反対されている方は、これからのネットに何を望みますか?現状がすべてですか?
実社会でも政権交代が実現したわけですし、社会が悪い、誰が悪い、何が悪いと、一部メディアのような物言いではなくどうあるべきかを考えていきませんか。
チェーンジ!!
時の権力者が守秘義務、個人情報保護法を楯に自分にとって都合の悪い事は、黙秘して悪用されている事がこの国(日本)を駄目にしている一番問題だと思います。(元役人)
反対です。
名も無き群衆が群衆心理に乗って暴走するということは別にネット社会に始まったことではありません。古来からたびたびあったことです。だからといって群衆が暴走しないように国民一人一人に名札をつけることを義務化するというようなことを行った例を私は聞いたことがありません。
なぜネット社会だけそのようなことを行わなければいけないのか私にはわかりません。リアルな社会での群衆の暴走は激しい破壊活動を伴いますが、ネット社会での暴走はたかがブログの炎上です。ブログが炎上したところで死傷者がでるわけでもなんでもありません。
そもそもブログでも他のものでもそうですが管理者は絶対的な権限を持っています。要するに承認制にして管理者が承認しなければ投稿できないようにすればいいだけです。それをしないのはより自由にしたほうがブログが活発化するだろうという管理者の考えと面倒だという思いだけです。管理を甘くして放任して結果として荒れたブログになってもそれは第一に管理者の責任です。
ブログが炎上しないことの代償が「気軽なコミュニケーションが阻害され、個人情報の漏洩(ろうえい)につながる」ではまったくわりがあいません。
お久しぶりです。ところで、ネットで実名を推奨する勝間さんが運営しているサイト「ムギ畑」はなぜハンドルで運営されているのでしょうか。
ありえません。そんな警察みたいなことをネットに持ち込んでもしょうがないと思います。荒らす人は何を言っても匿名で荒らすでしょうし。それに匿名で書き込んだって当局がその気になれば、誰が書き込んだかはすぐわかります。現実に「予告」やら書き込んだ人が速攻で検挙されているでしょう??「ネットの匿名性」なんてとっくの昔に幻なんですよ。
それから意見のトレーサビリティを問題にしているように受け取りましたが、それならば固定ハンドルで充分でしょう。小説家の筆名、芸能人の芸名と同じです。国会議員だって衆議院は筆名などの使用が認められています。元共産党委員長の不破哲三さんなどがそうでした。
実名を出すことで不利益を被る可能性のある人に実名開示を要求するのは「発言するな」と言ってるのと同じことですよ。
どちらかといえば反対です。
失礼ですが、勝間さんはネットについて考え違いをしていると思います。
私にとってネットには、リアルの自分と違う自分がいます。気に入ったサイトや個人のブログを訪問して、コメントしたり、またコメントを返してもらったり、ちょっとした会話をしたりして楽しんでいます。サイトによっては、ハンドルネームも使い分けています。アクセスを止めれば終わる関係ですが、ほとんど素性を知らない者同士なので趣味や好きなこと、グチを気軽に話せたりします。
これが実名だったら、自分の素性を明かして、自分に責任を負って発言するならそれはあまりにも重たいことです。なぜなら、リアルの自分を背負って発言しなければならないのですよね。(ネットでも相手の気持ちを尊重するなど、ネチケットは守っています。)
また、そんな重たい状況で発言や書き込みを知らない人に見られるのは嫌です。知ってる人に見られるのはもっと嫌です。リアルはリアル、ネットはネット、それぞれの自分がいるのです。もちろん、付き合いがある友人のブログを訪ねて、書き込みをすることもありますよ。
実名での発言は、中傷やブログの炎上など心ない書き込みに対しての歯止めにはならないと思いますよ。例えば、なりすましや、同姓同名をどう区別するのでしょうか。それでなくてもギスギスした世の中なのに、ネットまで縛られては堪りません。
私は、仕事を持っている、勝間さんより少し年上の者です。別にリアルで人間関係に難渋してるとか、だからネット上で顔の見えない相手としかコミュニケーションが取れないとか…そんな問題なんてないですよ。
要は、私は相手との距離によって自分の情報をコントロールしたいのです。ネットという見ず知らずの人に、いきなりリアルの自分晒しだす必要など感じません。
「どちらかといえば反対」としたのは、実名で発言されたい方を否定するつもりはないからです。そのようなコミュニティで発言されればよろしいかと思います。