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今日のダーリン

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・休日の午後に、犬といっしょにうとうとしていた。
 こういうときには、クラシックの曲を
 適当に流しているのだけれど、
 ちょうど目覚めるくらいの時間になって、
 『キラキラ星』が聞こえてきた。
 これがモーツァルトの作曲であるということは、
 クイズ番組的な知識では知っていたけれど、
 当の『キラキラ星変奏曲』というものを、
 教養なき民はまともに聴いたことはなかった。
 まだ寝ぼけた頭で、それは生まれて初めて聴かれた。
 ‥‥いいんだ、こんなに。
 古典音楽の教養も鑑賞力もなき民だけど、
 なんというかこの「才気走った」感じが愉快だった。
 子どもの唱歌だとばかり思っていたら大まつがい、
 生意気盛りの若者が目の前に現れたように感じて、
 目が覚めてしまった。
 へーえ、キラキラ星って、こういうものだったのかぁ。
 知らなかったことを知るというのは、
 いくつになってもびっくりするなぁ。
 ‥‥と、ここまで書いてから、
 なにかもっと大きなまつがいをしていないかと、
 ネットでちょこちょこ検索してみたら‥‥。

・あ、『キラキラ星』は18世紀のシャンソンなんですか。
 え、娘が母親に恋をうちあける歌だったんですか。
 その、いわば流行歌を、
 若きモーツァルトが「どうだい」とばかりに、
 変奏曲に仕立て上げて演奏したってことですか。
 ひゃーでしたねー。
 どうやら、マンガやアニメや映画の
 『のだめカンタービレ』だったら、
 そのあたりの事情を知っている人はいっぱいいる?
 そうだったんだぁ‥‥。
 フランスの大衆音楽から出発したキラキラ星が、
 若き天才によって古典音楽として残され、
 こどもの唱歌として枝分かれして流行し、
 マンガになって再び大衆社会に広がる‥‥すごい!
 それはそうと、1時間くらいで、いっぺんに、
 こんなにいろいろ知れてしまうインターネットって、
 これはこれで、なんともおもしろいし、こわいなー。

今日も「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
休み明けは、まずストレッチを十分にね。
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あ か さ た な は ま や ら わ
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