「日本タイトル挑戦権獲得トーナメント決勝戦」(11日、後楽園ホール)
Sライト級の亀海が、小出を7回TKOで下し、日本王座挑戦権を獲得した。デビュー以来13連勝(11KO)をマーク。ジムの先輩で今年3月に死去した辻昌建さん(享年30)が昨年の同大会を制覇し、日本王座に挑戦。尊敬する先輩の後ろ姿を見てきた亀海は「僕にとってこの大会は大きな存在。辻さんのように勝って日本タイトルに挑みたかった」と涙で言葉を詰まらせた。