北朝鮮:日本海にミサイル5発発射

2009年10月12日 21時2分 更新:10月12日 22時22分

 【ソウル西脇真一】韓国国防省は12日、北朝鮮が同日、日本海に向け短距離ミサイルを発射したことを明らかにした。詳細は調査中だとしている。一方、聯合ニュースは政府消息筋の話として、北朝鮮東岸の咸鏡北道(ハムギョンプクド)花台郡舞水端里(ファデグンムスダンリ)から江原道元山(カンウォンドウォンサン)市にかけての地域から計5発が発射されたと報じた。

 報道によると、地対地の短距離ミサイル(射程120キロ)とみられ午前2発、午後3発発射された。移動式発射台を使っているため、発射場所の特定が難しいという。北朝鮮は10日から20日まで、日本海と黄海に船舶の航行禁止区域を設定しているため、通常の軍事訓練の一環とみられるが、示威行為の可能性もあると伝えている。

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