2009年10月12日 19時6分更新
岡山県美咲町の神社で、秋祭りに合わせて400年以上前から伝えられてきた伝統の獅子舞や棒術が奉納されました。
この獅子舞は、江戸時代の半ばから400年以上にわたって美咲町の境神社に伝えられているもので、岡山県の重要無形文化財にも指定されています。
12日は、五穀豊穣に感謝する秋祭りにあわせて神社の境内で獅子舞が奉納され、氏子たちの太鼓や笛などのお囃子に合わせて赤と緑の2頭の獅子が獅子舞を披露しました。
獅子たちが神社でお祓いの際などに使われる「御幣」を手にもちながら上下に激しく動く独特の舞を披露すると訪れた大勢の人たちの間から盛んな拍手が送られていました。
また、獅子舞の合間には神様を警護する役の天狗や鬼の面をかぶった小学生から大人まで3組6人による棒術の「宮棒」も披露され、里山の秋祭りを盛り上げていました。