岡山放送局

2009年10月12日 19時6分更新

タイムカプセルを開けよう


10年前に買い物客らが倉敷市のショッピングモールの床に埋めたタイムカプセルが開かれ大勢の人が思い出の品々を手にとって当時を懐かしんでいました。

このタイムカプセルは、いまから10年前の1999年12月25日に倉敷市のショッピングモールのイベントとして地元の子どもたちと買い物客がショッピングモールの床に埋めたものです。

12日は、当時、幼稚園児で、タイムカプセルに絵などを入れた中学生ら75人が集まり、床からタイムカプセルが取り出される様子を見守りました。

そして、透明のタイムカプセルのふたが10年ぶりに開けられると、会場から大きな拍手がわき上がりました。

タイムカプセルからは思い出の品々が次々と取り出されて本人に手渡され、集まった人たちは、10年前に描いた絵や自分に当てた手紙などを受け取り、互いに見せ合ったりしながら当時を懐かしんでいました。

このうち、息子と一緒に訪れていた倉敷市の女性は、「当時、息子が生まれて歩き始めたころで記念になるかなと思って初めてはいた靴を埋めたのを覚えています。10年たって、無事に育って感無量です。」と話していました。