2009年10月12日 19時6分更新
重さおよそ4トンのだんじりが街を練り歩く「だんじり祭り」が岡山県瀬戸内市長船町で開かれ、地元の園児たちがだんじりの引き回しに挑戦しました。
「だんじり祭り」が開かれたのは瀬戸内市長船町の福岡地区です。
けやき製のだんじりは重さがおよそ4トンありきょうは地元の幼稚園や保育園の園児らおよそ100人がだんじりの引き回しに挑戦しました。
子供たちは「よーいさっさ、よいさっさ」という掛け声に合わせながらだんじりに取り付けた2本の綱を引き、街中をおよそ1キロほど勇壮に練り歩きました。
だんじりは四つ角に差し掛かると大人たちが木製の棒で足元を持ち上げながら勢いよく回転し、子どもたちから「すごい」と歓声が上がっていました。
この「だんじり」は江戸時代に始まり昭和30年代後半から20年ほど中断されていましたが、その後、復活し現在は地区の人たちが「保存会」を作り伝統を守っているということです。
午後からは地元の大人たちがだんじりを引くことになっています。