2009年10月12日 19時6分更新
オーストリアの画家、エゴン・シーレに魅了された岡山市の人形作家の作品展が、7日から高梁市で開かれています。
会場の高梁市のギャラリーには、岡山市の人形作家、宮崎郁子さんが制作した13点の人形が展示されています。
宮崎さんは、20世紀はじめのオーストリアの画家、エゴン・シーレの絵にひかれ、14年前からシーレの絵を題材に人形を作り始めました。
人形は、発泡スチロールや粘土、それに麻や綿の布などで作られています。
このうち「エゴン・シーレ」本人をモチーフにした作品は、服装なども宮崎さんがみずから縫い上げて仕上げたものです。
また「ストライプの布を持つ少女」は宮崎さんが自分自身をモデルに作った作品です。
会場にはこのほかにも様々なポーズをした人形が展示され、訪れた人の目を引いていました。
この人形展は、10月18日まで高梁市の「いきいき本町」で開かれいます。