岡山放送局

2009年10月12日 19時6分更新

ネーミングライツ企業募集


岡山県は、倉敷市のマスカットスタジアムなど、県内にある3つのスポーツ施設について愛称をつける権利を販売する「ネーミングライツ」の制度を導入し、名づけ親となる企業を募集しています。

財政事情が厳しい岡山県は、県の収入につなげるためにネーミングライツの導入を決めました。

ネーミングライツが販売されるのは平成6年に開業して以来、マスカットスタジアムという愛称で親しまれている倉敷スポーツ公園野球場をはじめ県総合グラウンドにある桃太郎スタジアムと桃太郎アリーナの県が管理する3つのスポーツ施設です。

愛称の名づけ親になることができるのは税金の滞納などをしていない株式会社か有限会社で、県外の企業からの応募も受け付けています。

岡山県では金額面などで条件が良い企業と契約し、来年3月1日から新しい愛称を使い始めることにしています。

岡山県では、「県民が親しみやすい愛称をつけてもらって岡山県の歳入に貢献してもらうと同時に企業のPRにもつなげてほしい」と話しています。