スーパーX−MEN
スーパーX−MENとは
”自由なボディ”で ”スーパーXシャーシのみ”そして ”金額の上限付き” といったしばりを設けたルールである。 平たく言ってしまえば、 ”好きなボディでかまわないが、シャーシはスーパーXのみで、 キット代は金額に加わらないけど、カスタムするためのモーターと GUP代には金額の上限がある” といったものである。 スーパーXシャーシにバーニングサンのボディでレースするのも面白いじゃないか!と MADNESSはこのルールに力を入れております。 |
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1 本規定の主旨
本規定は、ミニ四駆レース用車両を製作する際の金額に
上限を設けることにより、競技参加者の創意工夫と 更なるミニ四駆技術の発掘を促すとともに、イコールコンディションの元に できるだけ多くの参加者を迎え入れることができるようにするものである。 2 出場車両カテゴリー
競技に参加する車両のボディは、田宮製ミニ四駆シリーズのうち
以下のカテゴリーに含まれるものとする。 レーサーミニ四駆シリーズ
スーパーミニ四駆シリーズ
フルカウルミニ四駆シリーズ
エアロミニ四駆シリーズ
マイティーミニ四駆シリーズ
すべての競技車両はボディとスーパーXシャーシを装着のこと。
3 使用可能な部品
車両キットの他には田宮製ミニ四駆用グレードアップ部品と
アフターサービスオリジナルパーツ(以下GUP)に限る。 4 価格
キット及びGUPの価格は現在の標準小売価格でカウントする。
また、消費税はこれをカウントしない。
(使用しているパーツが過去の金額の物でも現行の販売価格とする) 例:スタビライザーポールセット ¥100→¥140とカウント 過去に発売後、現在は廃番の商品は当時の販売価格とする 例:軽量セットアップローラーズ ¥150とカウント 5 金額の上限
レース車両製作に必要なモータその他GUPの標準価格の
合計を\1200(税込\1260)までとする。 但し、レース時使用する電池の価格はこれに含まれない。 6 車両基本仕様
6.1 車体寸法等
全幅 :105mm以下
全高 :70mm以下
全長 :165mm以下
地上最低高:1mm以上
全装備重量:90g以上
(電池、モータを含みレース走行が可能な状態で計測する) タイヤ直径:23mm以上35mm以下
タイヤトレッド幅:8mm以上26mm以下
ガイドローラ数:合計6個以下とする。但しスタビライザーポール類は
ローラとカウントしない。
6.2 駆動輪
競技車両は四輪駆動であること。
ワンウェイホイールを逆向きに装着することは認めない。
また4輪すべてにタイヤを装着しなければならない。
ホイールリム加工による幅の変更、 タイヤトレッド幅の変更、タイヤのグルービングは認めるが、 接着剤などによるタイヤ表面の改質は認めない。 また、タイヤにタイヤを被せる等の重複使用は認めない。 6.3 電池
走行用電源として市販単3型アルカリ電池2本を使用すること。
2本の電池は同じ仕様のものとする。
6.4 ガイドローラ
ベアリングダストシールの取外しは自由とする。
アルミローラの場合はゴムリング取外しは不可とする。
プラスティックローラで、標準的にゴムリングを取り付けるタイプは
ゴムリング取外しを許可する。 7 改造
7.1 シャシー
2項に示すキットのシャシーを使用し、ホイールベースの変更は認め
ない。
7.2 ギヤ
キット付属またはGUPを使用すること。
カウンターギヤとスパーギヤの組合せはキットの説明書および
GUPのセットによる組合せ以外は認めない。 また、歯を削ってローラーとしての使用は認めない。 7.3 電装
モータ接触部およびスイッチ金具はキット付属、またはGUPに限られ
る。GUPの適用車両以外への使用は認めない。また、田宮製接点グ
リスの使用及び金具を変形させる改造は認めるが、導線を追加する
ことや、メッキなどの表面処理、金具の2重使用、半田付けなどの改
造は認めない。
また、ターミナル(金具)の隙間に何かを挟む等の細工は認めない。 7.4 ボディ
ボディは、キット状態からの軽量化や分割などが自由だが、
加工は認めない。 車両の構造変更及び強度/剛性の増加を目的としないことを もとにしたボディの装着に必要な加工は認める 例:FMマシンのネオバーニングサンのボディ 7.5 その他
金額の上限以内であっても、シャーシやボディの重複使用は認めない。
シャーシの加工は肉抜き(計量化等)のみ可能であり、加工は認めない。 例1:キットの余ったランナーでの補強 例2:FRPプレートでの井桁作成 シャーシとホイールの隙間に何かを挟む等の細工は認めない。 GUPやAOパーツを正式使用以外の使用は認めない。 例1:8Tピニオンギヤセットをピニオンギアとして使用 例2:FRPプレートをシャーシのサイドに使用 8 部品規定
8.1 モータ種類
本規定での車両に搭載できるモータはタミヤ社製に限る。
8.2 ネジ締結部品
車両の組立、調整に用いるナット、ワッシャー、ビスの使用数は
GUPに同梱のもの以外の使用は認めない。
8.3 油脂その他薬品類
車両の組立、調整に於いて車両の構造変更及び強度/剛性の増加を
目的としない田宮製グリス及び一般市販の薬品などを用いる場合、そ
の薬品などの価格はカウントしない事とする。
8.4 塗装
ボディの塗装に必要な塗料、シール、デカール等の装飾品は価格に
カウントしない。
8.5 装飾
「レーサーミニ四駆スタイリングメッシュ」や
「発光ダイオードット(高輝度タイプ)」等のボディの装飾に用いる GUPは価格にカウントされない。 また、同種の製品は田宮製で無いものの使用は認めない。 例:網戸のあみなど。
8.6 GUPの部分使用
GUPに含まれるパーツをすべて使用しなくてもGUPの価格でカウント
する。例:GUP NO.34及び111の「レーサーミニ四駆ボールベアリング
4個セット」及び「丸穴ボールベアリングセット」を使用する場合、4個
未満の使用であっても\600とカウントする。
8.7 キット部品の流用
競技車両の組立及び補修に関して、以下に該当する部品の流用は
金額カウント無しとする。
・ベースになるキットと同型・同材質の部品の場合
(本来のキット単体ではありえない構成にする場合はカウント対象と
する)
・ベースになるGUPと同型・同材質の部品の場合
・キットと同型の限定メッキボディや同材質の限定カラーシャーシは
カウント対象とする。
・リアルミニ四駆のボディのみを使用する場合もカウント対象とする。
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